UAIセミナー「Webアクセシビリティ@名古屋」
「Webアクセシビリティ概論」

渡辺隆行(東京女子大学,UAI主査)

(名古屋、 2008年5月15日)

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WebアクセシビリティのBible

「Webアクセシビリティ
標準準拠でアクセシブルなサイトを構築/管理するための考え方と実践」

Webアクセシビリティ概論

この本の「1章:Webアクセシビリティを理解する」を使ってお話しする。

1章の著者:Shawn Henry
  • ユーザビリティの専門家.「UI Access」
  • W3C WAI Education and Outreach Working Group (EOWG)

ユーザビリティを含む広い意味での「Webアクセシビリティ」に関して、具体例を交えてまとめている。Webアクセシビリティ(a11y)に関わるすべての人に読んで欲しい

1章の目次

学習目標

1. Web a11y とは何か?

2. Web a11y は機会均等に不可欠

a11y に対応したWebにすることで人々の暮らしが改善し、全体として社会に利益をもたらす

3. 障害者以外への利点

4. 相互依存しているWeb a11y の構成要素

構成要素の関係を示す図。詳細な説明は http://www.w3.org/WAI/intro/components-desc.html#relate を参照のこと。

図 1-8. Web a11y の構成要素 (©W3C)

Web a11y の基本構成要素

基本構成要素:代替テキストの例

技術面の例

基本構成要素:代替テキストの例

人間面の例

4-2. 卵が先か鶏が先か

基本構成要素が相互依存しているので、どの要素がまず a11y 機能を実装すべきかと言う「卵が先か鶏が先か」問題が存在している。

実装サイクルの図。詳細は、http://www.w3.org/WAI/intro/components-desc.html#cycle を参照のこと。

図1-10 a11y 実装サイクル

4-3. 弱い部分を補償する

われわれの研究によると,日本は弱い部分が多い。

支援技術(スクリーンリーダー)にてこ入れする必要がある!

4-4. 構成要素とW3C/WAIのガイドライン

それぞれの構成要素に対するガイドラインを示した図。詳細は、http://www.w3.org/WAI/intro/components-desc.html#guide を参照のこと。

図1-12 各構成要素をカバーするWAIの a11y ガイドライン

日本にはコンテンツのガイドラインしかない!

続4-4. W3C/WAIのガイドライン

5. Web a11y 実現の方法

5-1 サイト開発プロセスの最初から a11y に取り組む
手間とコストが減る
5-2 問題を理解するところからはじめる
ガイドラインに飛びつく前に,評価ツールの結果を分析する前に,まず問題点を理解しなさい.障害者がWebを使う様子の基本的なところを勉強しなさい.
5-3 障害者を製作プロジェクトに加える
問題点を理解する最もよい方法は,障害者と一緒に作業して,彼らがどのようにWebを利用しているか,どのような問題が生じているかを学ぶことである.

5. Web a11y 実現の方法

5-4 a11y とユーザビリティの関係を理解する
次ページ
5-5 ガイドラインの重要な役割を理解する
障害者から学ぶ,ガイドラインを教科書的に使う,障害者で確認.
5-6 既存サイトの a11y 問題
次ページ

5-4 a11y とユーザビリティの関係を理解する

UCD(ユーザ中心設計)から多くを学べる.

両者の区別は,高齢者や認知障害者においてオーバーラップしてくる.

5-6 既存サイトの a11y 改善

6. Web a11y に関する有害な思い込み

違う!

7. ビジネス面から見た付加的な利点

8. はじめよう

a11y の伝道者になろう!

まとめ:学習目標の達成度評価

 

このスライドの公開URL: http://www.comm.twcu.ac.jp/~nabe/UAI/20080515/nabe/