注意】 この文書は、W3Cが公開している2006年4月27日付の「Understnading WCAG 2.0 ラストコール・ワーキングドラフト」(原文は英語)を、財団法人日本規格協会情報技術標準化研究センター 情報アクセシビリティ国際標準化に関する調査研究開発委員会ウェブアクセシビリティ国際規格調査研究部会が日本語に翻訳したものです。このワーキングドラフトの正式な文書は、あくまでW3Cのサイト内にある英語版であり、この文書には翻訳上の間違い、あるいは不適切な表現が含まれている可能性がありますのでご注意ください。また、リンク先が英語の場合、あるいはダミーのページである場合もあります。ご了承ください。


[contents] [checklist]

W3C

Understanding WCAG 2.0

W3C ワーキングドラフト 2006年4月27日

このバージョン:
http://www.w3.org/TR/2006/WD-UNDERSTANDING-WCAG20-20060427/
最新バージョン:
http://www.w3.org/TR/UNDERSTANDING-WCAG20/
前のバージョン:
http://www.w3.org/TR/2005/WD-UNDERSTANDING-WCAG20-20051123/
編集:
Ben Caldwell, Trace Research & Development Center, University of Wisconsin-Madison
Wendy Chisholm, W3C
John Slatin, Accessibility Institute, University of Texas at Austin
Gregg Vanderheiden, Trace Research & Development Center, University of Wisconsin-Madison

要約

この文書 "Understanding WCAG 2.0" は、"Web Content Accessibility Guidelines 2.0" [WCAG20]を理解して活用するために必要不可欠なガイド文書である。WCAG 2.0を補助する一連の文書の中の一つでもある。

WCAG 2.0 は、WCAG 2.0のガイドラインへの適合を定義づける達成基準を定めている。各達成基準は、特定のWebコンテンツに照らしあわせたときに、その可否が明らかになるようテスト可能(testable)な記述がされている。"Understanding WCAG 2.0" は、各達成基準に関する詳細な情報を提供しており、その意図; 達成基準で用いられている重要な用語; さまざまなWeb技術(例えば、HTML, CSS, XMLなど)を用いてその達成基準を満たしているWebコンテンツの事例およびその達成基準を満たしていないWebコンテンツの事例などが含まれている。さらには、この文書は、WCAG 2.0の達成基準がどのようにさまざまなタイプの障害のある人々にとって役に立つのか、ということも解説している。

この文書のステータス

このセクションでは、この文書の発行時におけるステータスについて説明します。他の文書がこの文書にとって代わるかもしれません。最新のW3C発行文書およびこの技術文書の最新バージョンは、http://www.w3.org/TR/ にある W3C technical reports index でご覧いただけます。

このドラフトは、"Understanding WCAG 2.0"の2回目の公開ワーキングドラフトである。Web Content Accessibility Guidelines ワーキンググループ(WCAG WG) は、この文書がWeb Content Accessibility Guidelines 2.0 (WCAG 2.0)の達成基準を理解するのに必要不可欠であると考えており、この文書へのフィードバックを募っている。この文書のコンテンツはあくまで(ガイダンスを提供している)参考情報であり、規定ではない(WCAG 2.0への適合に関する要件を定めるものではない)ことに留意していただきたい。

WCAG ワーキンググループでは、特に以下に挙げる質問に対するフィードバックを歓迎している。

加えて、WCAGワーキンググループでは、WCAG 2.0に適合するために考えられるテクニックの全てをリストアップする時間がとれていない。しかし、できるかぎり広範囲にわたってテクニックを網羅しようとしている。そこで、WCAGワーキンググループでは、この文書に含めるべき追加テクニックの検討への協力を歓迎している。以下に説明されている他のコメントと同じ要領でそれらを投稿していただきたい。

ただし、この文書のフォーマットはまだ変更される可能性があることを了承ください。WCAGワーキンググループは、各達成基準ごとに分けたファイルを作成し、サンプルのソースコードを提供する関連テクニックへのリンクを提供することを計画している。また、WCAGワーキンググループは、WCAG 2.0を補助するさまざまな文書間を移動しやすくするナビゲーションも検討中である。

コメントは、public-comments-wcag20@w3.orgへ送付ください。コメントのアーカイブも閲覧可能である。また、WCAG WG メーリングリストのアーカイブも閲覧できる。

ワーキングドラフトとしての公開は、W3Cメンバーによる承認を意味するものではない。これはドラフト文書であり、いついかなる時も、更新されたり、差し替えられたり、他の文書により旧い文書となることがある。作業中の文書以上のものとしてこの文書を引用するのは不適切である。この文書は、WCAG 2.0がW3C勧告になったときにW3C ワーキンググループ・ノートとして公開される予定である。

この文書は、W3C Web Accessibility Initiative (WAI)の活動の一部として作成されている。WCAG WG のゴールは、Working Group charterで議論されている。WCAG WG は、WAI Technical Activityの一部である。

この文書は、5 February 2004 W3C Patent Policyの下で作成されている。ワーキンググループは、この文書がW3C勧告となるとは考えていない。この文書はあくまで参考情報にすぎない。W3Cは、この文書に関係するpublic list of any patent disclosuresを保持しており、そのページには、特許を開示するにあたっての手順も記載されている。この仕様に関係して、重要な異議申し立てが発生すると思われる特許をご存知の方は、section 6 of the W3C Patent Policyに従って、その特許情報を開示すべきである。


目次

附録文書


イントロダクション

"Understanding WCAG 2.0" は、"Web Content Accessibility Guidelines 2.0" [WCAG20]を理解して活用するために必要不可欠なガイド文書である。WCAG 2.0に関する定義および要件は、全てWCAG 2.0文書自体で見ることができるが、そのコンセプトや規定を初めて読む人もいるだろう。Understanding WCAG 2.0 は、各ガイドラインおよび各達成基準に関する詳細な解説を提供して、読者がその意図およびどのようにガイドラインと達成基準が連携しているかを理解するのを手助けする。また、ワーキンググループが各達成基準を満たすのに十分であると考えたテクニックあるいはテクニックの組合せの事例も提供する。その場合、各テクニックへのリンクが提供されている。

注記: ワーキンググループがまだテクニックの解説を書き終えられていない場合は、そのタイトルの後に "(準備中)" と記述してリストアップされている。

"Understanding WCAG 2.0" はガイドラインごとに構成されている。各ガイドラインごとに、『ガイドライン X.X』を理解する というセクションが用意されている。意図、およびそのガイドラインには関連するものの、特にその達成基準には関連していない助言的なテクニックも、そこに挙げられている。/p>

そして、『ガイドライン X.X』を理解する というセクションの後に、そのガイドラインの各達成基準ごとに達成基準 X.X.X を満たす方法 というセクションが続く。この満たす方法のセクションには、それぞれ以下のものが含まれている。

WCAG 2.0の各ガイドラインからこの文書にある各ガイドライン X.X を理解するへリンクが提供されている。同じように、WCAG 2.0の各達成基準からこの文書にある達成基準を満たす方法 X.X.Xというセクションにもリンクしている。

個々のテクニックに関する情報については、この文書中にあるリンクからTechniques for WCAG 2.0文書にある関心のあるテクニックを参照できる。

『ガイドライン 1.1 あらゆる非テキストコンテンツには代替テキストを提供する』を理解する

ガイドライン 1.1 の意図

このガイドラインの目的は、全ての非テキストコンテンツがテキスト形式でも入手可能にすることである。"テキスト形式" というのは、電子テキストのことであって、画像上にある文字のことではない。電子テキストにはユニークな長所があり、視覚的にも、聴覚的にも、触覚的にも、あるいはそれらの組合せによってもレンダリングができる。結果として、電子テキストでレンダリングされる情報は、ユーザーのニーズを最も満たすあらゆる形式で提供することが可能となる。電子テキストは、理解しやすいように、容易にサイズを大きくできるし、音声で読み上げたり、ユーザーのニーズを最も満たすあらゆる触知できる形式でレンダリングしたりもできる。

ガイドライン 1.1 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。

  • このガイドラインの全ての参考テクニックは、特定の達成基準に関連しており、以下で挙げられている。

達成基準 1.1.1 を満たす方法

1.1.1 すべての非テキストコンテンツに対して、以下のうち一つが当てはまること: (レベル 1)

重要な用語

non-text content

content that is not represented by a Unicode character or sequence of Unicode characters when rendered in a user agent according to the formal specification of the content type

注記: This includes ASCII Art, which is a pattern of characters.

text alternative

programmatically determined text that is used in place of non-text content, or text that is used in addition to non-text content and referred to from the programmatically determined text

multimedia

audio or video synchronized with another type of media and/or with time-based interactive components

live audio-only

A time-based live presentation that contains only audio (no video and no interaction).

live video-only

A time-based live presentation that contains only video (no audio and no interaction).

test or exercise that must use a particular sense

test where the content must be presented in a particular sensory format

例: Color blindness test, hearing test, vision exercise, spelling test.

specific sensory experience

a sensory experience that is not purely decorative and does not primarily convey important information or perform a function

label

text, image, or sound that is presented to a user to identify a component within Web content

pure decoration

serving only an aesthetic purpose, providing no information, and having no functionality.

Assistive technology (in the context of this document)

a user agent that:

  1. relies on services (such as retrieving Web content and parsing markup) provided by one or more other "host" user agents. Assistive technologies communicate data and messages with host user agents by using and monitoring APIs.

  2. provides services beyond those offered by the host user agents to meet the requirements of users with disabilities. Additional services include alternative renderings (e.g., as synthesized speech or magnified content), alternative input methods (e.g., voice), additional navigation or orientation mechanisms, and content transformations (e.g., to make tables more accessible).

例: Examples of assistive technologies that are important in the context of this document include the following:

  • screen magnifiers, which are used by people with visual disabilities to enlarge and change colors on the screen to improve the visual readability of rendered text and images;

  • screen readers, which are used by people who are blind or have reading disabilities to read textual information through synthesized speech or braille displays;

  • voice recognition software, which may be used by people who have some physical disabilities;

  • alternative keyboards, which are used by people with certain physical disabilities to simulate the keyboard;

  • alternative pointing devices, which are used by people with certain physical disabilities to simulate mouse pointing and button activations.

注記: This definition is based on User Agent Accessibility Guidelines 1.0 Glossary.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、代替テキストを用いることで、非テキストコンテンツにより伝えられている情報をアクセシブルにすることである。代替テキストは、ユーザーのニーズを満たすために、あらゆる感覚(例えば、視覚、聴覚、あるいは触覚)の様相によってレンダリング可能なので、情報をアクセシブルにする第一の方法である。代替テキストを提供することで、情報はさまざまなユーザーエージェントによりさまざまな形でレンダリングされることが可能になる。例えば、写真を見ることのできない人は、合成音声でその代替テキストを読み上げさせることができる。音声ファイルを聴くことのできない人は、その代替テキストを画面に表示させてそれを読むことができる。将来的には、代替テキストは情報を手話にしたり、同じ言語のよりシンプルな形式にしたりすることがより容易に可能になるだろう。

補足情報

非テキストコンテンツは、さまざまな形をとることが可能で、この達成基準はそれぞれがどのように処理されるかを示している。

情報を提供している非テキストコンテンツ:チャート、ダイアグラム、録音音声、写真、およびアニメーションなどは、代替テキストがそれと同じ情報をあらゆる様相(例えば、視覚、聴覚、あるいは触覚)で解釈できるような形で入手可能にする。簡潔な代替テキストおよび長い代替テキストは、非テキストコンテンツの情報を伝達する必要に応じて用いられる。あらかじめ記録された音声のみ、およびあらかじめ記録されたビデオのみのファイルは、ここでカバーされていることに留意してください。ライブの音声のみ、およびライブのビデオのみのファイルは、以下でカバーされている(この後に続く3つ目の段落を参照)。

ユーザーの入力に反応する非テキストコンテンツ:送信ボタンとして用いられている画像、あるいは複雑なアニメーションには、もし可能なら代替テキストが提供される。もし、その機能をテキストという形式で提供できない場合は(リンクなどでの使用も含めて)、その非テキストコンテンツの目的をテキストで示すことで、ユーザーはその非テキストコンテンツが何であるか、そしてなぜそこにあるのかを少なくとも知ることができる。

マルチメディアの非テキストコンテンツ:ガイドライン 1.2 によりアクセシブルにできる。しかしながら、ユーザーがページ上でそれに出くわしたときに、どう対処するかを決められるようにそれが何なのか分かることが重要である。それゆえ、そのマルチメディアを説明し、および/あるいはそのタイトルを提供する代替テキストを提供する。

ライブの音声のみ、およびライブのビデオのみのファイル:ライブの音声のみ、およびライブのビデオのみのコンテンツと同じ情報を伝える代替テキストを提供するのは、ずっとはるかに困難なことである。こういったタイプの非テキストコンテンツには、代替テキストで説明的なラベルを提供する。

特定の感覚を用いなくてはならないテストや訓練:そのテストあるいは訓練がその感覚を用いて実施されなければならないため、テキストに変換できない音声あるいはビデオの情報が提供される。例えば、ヒアリングテストは、もし代替テキストが提供されたなら意味を成さない。視覚能力の開発訓練もやはりテキストの形では同様に意味がなくなる。そして、代替テキスト付きのスペリングテストは、まったく実効的ではない。こういった場合には、代替テキストはその非テキストコンテンツの目的を説明するのに提供されるべきであり、代替テキストはそのテストに合格するのに必要となる同じ情報を提供しないのが当然だろう。

特定の感覚による体験を作り出すことを目的に作られたコンテンツ:言葉では十分に表現しきれないことがある。事例には、交響楽団の演奏やビジュアルアートの作品などがある。そのようなコンテンツには、代替テキストは説明的なラベルでその非テキストコンテンツを少なくとも特定するべきである。もし、そのコンテンツを制作する際の制作者の意図、あるいはそのコンテンツをページ上に置く際のページ制作者の意図が分かっていて説明可能ならば、それもまたとても有益である。

最後に、ユーザーが見たり理解したりすることを全く意図していない非テキストコンテンツ: ページ上でテキストをインデントするために使われる透過画像; いつそのページが閲覧されたかを制作者に知らせる1ピクセルの透明な "web-bug"; 情報は何も伝えずに、見た目の美的効果を作り出すために空白のスペースを埋めるだけのコーナーにある渦、などはどれもこの例である。そのようなアイテムに代替テキストを記述することは、スクリーンリーダーを使用しているユーザーがそのページのコンテンツを理解するのを邪魔するだけである。が、そのコンテンツを何もマークしないと、ユーザーはその非テキストコンテンツが何で、どんな情報を逃したのかを推測してしまう(たとえ、実際には何も逃してはいなかったとしてもである)。そのため、支援技術(AT)が無視してユーザーに何も伝えないように、このようなタイプの非テキストコンテンツをマークするか実装する。

達成基準のためのテクニック 1.1.1

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.1.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。(ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If a short description can serve the same purpose and present the same information as the non-text content, the following would be sufficient:

  1. Providing short text alternative for non-text content that serves the same purpose and presents the same information as the non-text content USING a technology-specific technique listed below (あなたのベースラインにある技術が対象)

状況 B: If a short description can not serve the same purpose and present the same information as the non-text content (e.g. a chart or diagram), the following would be sufficient:

  1. Providing short text alternatives that provide a brief description of the non-text content USING a technology-specific technique listed below (あなたのベースラインにある技術が対象) AND one of the following techniques for long description:

状況 C: If text alternatives can not serve the same purpose as the functional non-text content, the following would be sufficient:

  1. Providing a text alternative that identifies the purpose of the functional non-text content USING one of the technology-specific techniques below (あなたのベースラインにある技術が対象)

状況 D: If non-text content is multimedia; live audio-only or live video-only content; a test or exercise that must use a particular sense; or primarily intended to create a specific sensory experience

  1. Providing a descriptive label USING one of the technology-specific techniques below (あなたのベースラインにある技術が対象)

  2. Providing a descriptive label that describes the purpose of live audio-only and live video-only content USING a technology-specific technique (あなたのベースラインにある技術が対象) for providing short text alternatives listed below

  3. Providing the accepted name or a descriptive name of the non-text content USING a technology-specific technique (あなたのベースラインにある技術が対象) for providing short text alternatives listed below

状況 E: If the non-text content should be ignored by assistive technology

  1. Implementing or Marking the non-text content so that it will be ignored by AT USING one of the technology-specific techniques listed below

その他の 1.1.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

情報を伝えている非テキストコンテンツの全般的なテクニック(参考)
  • Identifying informative non-text content (準備中).

  • Keeping short descriptions short (準備中).

  • Describing images that include text (準備中).

  • Providing a longer description of the non-text content where only a descriptive label is required using a technology-specific technique (あなたのベースラインにある技術が対象) for long description listed above. (準備中)

ライブの非テキストコンテンツの全般的なテクニック(参考)
  • Linking to live textual information, e.g., if it is a traffic web cam, linking to a site that provides textual traffic reports (準備中)

  • Providing a transcript of a live audio only presentation after the fact (準備中)

HTMLテクニック(参考)
  • Writing for browsers that do not support frame (準備中)

  • Providing alternative content for iframe (準備中)

  • Providing text and non-text alternatives for object (準備中)

  • Not using long descriptions for iframe (準備中)

  • Providing redundant text links for client-side image maps (準備中)

CSSテクニック(参考)
  • Using CSS margin and padding rules instead of spacer images (準備中)

  • Using CSS background, :before or :after rules for decorative images instead of img elements (準備中)

  • Displaying empty table cells (準備中)

利点: 達成基準 1.1.1 がどのようにユーザーのためになるか

  • People who are blind, have low vision, or have cognitive limitations can have text alternatives read aloud to them by assistive technology.

  • People who have trouble reading text may use tools that both read text aloud and highlight the words as they are read. In some cases, it may be difficult for someone to recognize visual information and the text alternative may help him or her understand the purpose of the non-text content.

  • People who are deaf, are hard of hearing, or who are having trouble understanding audio information for any reason can read the text presentation or (in the future) have it translated and presented as sign language by assistive technology.

  • People who are deaf-blind can read the text in braille.

  • Additionally, text alternatives support the ability to search for non-text content and to repurpose content in a variety of ways.

達成基準 1.1.1 の事例

  1. A data chart

    A bar chart compares how many widgets were sold in June, July, and August. The short label says, "Figure one - Sales in June, July and August." The longer description identifies the type of chart, provides a high-level summary of the data comparable to that available from the chart, and provides the data in a table.

  2. An audio recording of a speech (no video)

    The link to an audio clip says, "Chairman's speech to the assembly." A link to a text transcript is provided immediately after the link to the audio clip.

  3. An animation that illustrates how a car engine works

    An animation shows how a car engine works. There is no audio and the animation is part of a tutorial that describes how an engine works. All that is needed is a description of the image. From "How car engines work: Internal combustion"

  4. A traffic Web camera

    A Web site allows users to select from a variety of Web cameras positioned throughout a major city. After a camera is selected, the image updates every two minutes. A short text alternative identifies the Web camera as "traffic Web camera." The site also provides a table of travel times for each of the routes covered by the Web cameras. The table is also updated every two minutes.

  5. A photograph of an historic event in a news story

    A photograph of two world leaders shaking hands accompanies a news story about an international summit meeting. The text alternative says, "President X of Country X shakes hands with Prime Minister Y of country Y."

  6. A photograph of a historic event in content discussing diplomatic relationships

    The same image is used in a different context intended to explain nuances in diplomatic encounters. The image of the president shaking hands with the prime minister appears on a Web site discussing intricate diplomatic relationships. The first text alternative reads, "President X of country X shakes hands with Prime Minister Y of country Y on January 2, 2009." An additional text alternative describes the room where the leaders are standing as well as the expressions on the leaders' faces, and identifies the other people in the room. The additional description might be included on the same page as the photograph or in a separate file associated with the image through a link or other standard programmatic mechanism.

  7. An audio recording

    The Web page described in the previous example includes a link to an audio recording of the leaders' press conference. The page also links to a text transcript of the press conference. The transcript includes a verbatim record of everything the speakers say. It identifies who is speaking as well as noting other significant sounds that are part of the recording, such as applause, laughter, questions from the audience, and so on.

関連リソース


『ガイドライン 1.2 マルチメディアには同期化した代替コンテンツを提供する』を理解する

ガイドライン 1.2 の意図

このガイドラインの目的は、マルチメディアへのアクセスを提供することである。マルチメディアは、用語集で以下のように定義されている。

マルチメディア: 他のタイプのメディアおよび/あるいは時間経過をベースにしたインタラクティブなコンポーネントと同期した音声あるいはビデオ。

インタラクションに伴う音声ファイルが、インタラクションを含むビデオのみのファイルと同様に、ここでカバーされていることに留意してください。インタラクションは特定の時に起こらなければならないので、これらはカバーされている。読者はいつ音声で「今」と言ったのか分からないので、テキストのトランスクリプトで「より詳細な情報を得るには、今クリックしてください」とするのは全く役に立たないだろう。

ときどき、音声ガイドが会話中の合間に入れられないほど会話部分がとてもたくさんあることがある。マルチメディアの音声ガイドの代わりに、あらゆるインタラクションを含むマルチメディア全体の代替テキストを提供するというレベル 1 のオプションは、マルチメディアにある全ての情報へのアクセスを可能にする。またこのオプションは、音声ガイドが何か他の理由で提供されていない際に、視覚的な情報へ非視覚的にアクセスすることも可能にする。

インタラクションを含むマルチメディアでは、インタラクティブな要素(例えば、リンク)をマルチメディア全体の代替テキストに埋め込むことができる。

このガイドラインは、(レベル 3で)拡張音声ガイドというアプローチとあわせて、マルチメディアの手話通訳も含んでいる。拡張音声ガイドでは、会話中に存在する合間で可能なもの以上に多くの音声ガイドを入れられるように、ビデオを一時的に停止させる。

ガイドライン 1.2 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。

  • このガイドラインの全ての参考テクニックは、特定の達成基準に関連しており、以下で挙げられている。

達成基準 1.2.1 を満たす方法

1.2.1 あらかじめ記録されたマルチメディアに対して、キャプションが提供されていること (レベル 1)

重要な用語

captions

text presented and synchronized with multimedia to provide not only the speech, but also sound effects and sometimes speaker identification

注記: In some countries, the term "subtitle" is used to refer to dialogue only and "captions" is used as the term for dialogue plus sounds and speaker identification. In other countries, subtitle (or its translation) is used to refer to both.

multimedia

audio or video synchronized with another type of media and/or with time-based interactive components

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、耳の聞こえない人あるいは難聴の人がマルチメディアのプレゼンテーションを見ることができるようにすることである。キャプションは、音声トラックにより入手可能なコンテンツの部分を提供する。キャプションは、会話部分だけでなく、誰が話しているのかを明示し、重要な音声を示すものである。

達成基準 1.2.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.2.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。(ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing open captions that are embedded directly in the video stream

  2. Providing closed captions USING any of the technology specific techniques below (あなたのベースラインにある技術が対象)

  3. Providing closed captions USING any readily available media format that has a video player that is free of charge and supports closed captioning

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.2.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 1.2.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

技術に依存しない追加のテクニック (参考)
  • Providing a note saying "No sound is used in this clip" for video-only clips (準備中)

追加のSMIL 1.0 テクニック (参考)
  • Using SMIL 1.0 to provide captions for all languages for which there are audio tracks (準備中)

追加の SMIL 2.0 テクニック (参考)
  • Using SMIL 2.0 to provide captions for all languages for which there are audio tracks (準備中)

利点: 達成基準 1.2.1 がどのようにユーザーのためになるか

People who are deaf or have a hearing loss can access the auditory information in the multimedia content through captions.

達成基準 1.2.1 の事例

  • A captioned tutorial

    A video clip shows how to tie a knot. The captions read,

    "(music)

    Using rope to tie knots was an important skill

    for the likes of sailors, soldiers and woodsmen.."

    From Sample Transcript Formatting by Whit Anderson.


達成基準を満たす方法 1.2.2

1.2.2 あらかじめ記録されたマルチメディアに、ビデオの音声ガイド、あるいはあらゆるインタラクションを含むマルチメディア全部の代替テキストが提供されていること。 (レベル 1)

重要な用語

audio description

narration added to the soundtrack to describe important visual details that cannot be understood from the main soundtrack alone

注記 1: Audio descriptions of video provide information about actions, characters, scene changes, and on-screen text.

注記 2: In standard audio description, narration is added during existing pauses in dialogue. (See also Extended audio descriptions.)

full multimedia text alternative including any interaction

document including correctly sequenced descriptions of all visual settings, actions, and non-speech sounds combined with descriptive transcripts of all dialogue and a means of achieving any outcomes that are achieved using interaction during the multimedia

注記: A screenplay used to create the multimedia content would meet this definition only if it was corrected to accurately represent the final multimedia after editing.

multimedia

audio or video synchronized with another type of media and/or with time-based interactive components

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、全盲あるいは視覚に障害のある人が、マルチメディアのプレゼンテーションにおける視覚的な情報にアクセスできるようにすることである。この達成基準では2つのアプローチを紹介しており、そのどちらを用いることができる。

1つ目のアプローチは、ビデオのコンテンツに音声ガイドを提供することである。音声ガイドは、ビデオ部分が入手不可能なときに、必要な情報をプレゼンテーションの音声部分を増やして補うものである。会話部分の合間に、音声ガイドは、主音声のトラックでは説明されていない、あるいは話されていない、アクション、登場人物、シーンの変化、そして画面上のテキストに関する情報を提供する。

2つ目のアプローチは、マルチメディアにある全ての情報(視覚と聴覚の両方)をテキストという形で提供することである。あらゆるインタラクションを含むマルチメディア全体の代替テキストは、マルチメディア・コンテンツで流れている全ての説明を続けて提供する。マルチメディア全体の代替テキストは、脚本あるいは書物のような内容になる。音声ガイドとは異なり、ビデオ部分の説明は既存の会話部分の合間だけに制約されることはない。全ての視覚的な情報に全部の説明が提供され、視覚的な文脈、俳優のアクションや表情、そしてあらゆるその他の視覚的な素材が含まれる。加えて、話し言葉ではない音声(笑い声、画面外の声、など)が記述され、全ての会話部分のトランスクリプトが含まれる。説明と会話部分のトランスクリプトの連続は、マルチメディア自体と同じになる。結果として、マルチメディア全体の代替テキストは、音声ガイドだけよりも、そのマルチメディアコンテンツのさらに多くの説明を提供することができる。

もし、マルチメディアのプレゼンテーションの一部として何らかのインタラクション(例えば、"質問に回答するには今押してください。")がある場合、そのマルチメディア全体の代替テキストは、ハイパーリンクあるいは同等の機能を提供するのに必要な何かを提供する。

達成基準 1.2.2 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.2.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing a sound track that includes audio description as the primary sound track

  2. Providing a sound track that includes audio description AND associating it with the multimedia content using a technology-specific technique (あなたのベースラインにある技術が対象)

  3. Providing audio description in its own sound track (準備中) AND merging the description track with the original soundtrack of the multimedia content at runtime using a technology-specific technique (あなたのベースラインにある技術が対象)

  4. Providing a full multimedia text alternative including any interaction

技術特有のテクニック

SMIL 1.0 テクニック
SMIL 2.0 テクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.2.2 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 1.2.2 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Providing audio descriptions in multiple languages in SMIL 1.0 (準備中)

  • Providing audio descriptions in multiple languages in SMIL 2.0 (準備中)

利点: 達成基準 1.2.2 がどのようにユーザーのためになるか

  • People who are blind or have low vision as well as those with cognitive limitations who have difficulty interpreting visually what is happening benefit from audio descriptions of visual information.

達成基準 1.2.2 の事例

  • A movie with audio description.

    Describer: A title, "Teaching Evolution Case Studies. Bonnie Chen." A teacher shows photographs of birds with long, thin beaks.

    Bonnie Chen: "These photos were all taken at the Everglades."

    Describer: The teacher hands each student two flat, thin wooden sticks.

    Bonnie Chen: "Today you will pretend to be a species of wading bird that has a beak like this."

    Describer: The teacher holds two of the sticks to her mouth making the shape of a beak.

    Transcript of audio based on the first few minutes of "Teaching Evolution Case Studies, Bonnie Chen" (copyright WGBH and Clear Blue Sky Productions, Inc.)

  • Full multimedia text alternative for a training video

    A company purchases a Training video for use by its employees and puts it on the companies intranet. The video involves explaining use of a new technology and has a person talking and showing things at the same time. Since there is no place to insert audio description of the visual demonstrations during gaps in dialogueue, the company provides a full multimedia text alternative that all employees, including those who cannot see the demonstrations, can use to better understand what is being presented.


達成基準 1.2.3 を満たす方法

1.2.3 あらかじめ記録されたマルチメディアに、ビデオの音声ガイドが提供されていること。 (レベル 2)

重要な用語

audio description

narration added to the soundtrack to describe important visual details that cannot be understood from the main soundtrack alone

注記 1: Audio descriptions of video provide information about actions, characters, scene changes, and on-screen text.

注記 2: In standard audio description, narration is added during existing pauses in dialogue. (See also Extended audio descriptions.)

multimedia

audio or video synchronized with another type of media and/or with time-based interactive components

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、全盲の人あるいは視覚障害のある人にマルチメディアのプレゼンテーションにおける視覚的な情報へのアクセスを提供することである。音声ガイドは、ビデオ部分が入手不可能なときに、必要な情報をプレゼンテーションの音声部分を増やして補うものである。会話部分の合間に、音声ガイドは、主音声のトラックでは説明されていない、あるいは話されていない、アクション、登場人物、シーンの変化、そして画面上のテキストに関する情報を提供する。

達成基準 1.2.3 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.2.3 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing a sound track that includes audio description as the primary sound track

  2. Providing a sound track that includes audio description AND associating it with the multimedia content using a technology-specific technique (あなたのベースラインにある技術が対象)

  3. Providing audio description in its own sound track (準備中) AND merging the description track with the original soundtrack of the multimedia content at runtime using a technology-specific technique (あなたのベースラインにある技術が対象)

技術特有のテクニック

SMIL 1.0 テクニック
SMIL 2.0 テクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.2.3 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 1.2.3 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Providing audio descriptions in multiple languages in SMIL 1.0 (準備中)

  • Providing audio descriptions in multiple languages in SMIL 2.0 (準備中)

利点: 達成基準 1.2.3 がどのようにユーザーのためになるか

  • People who are blind or have low vision as well as those with cognitive limitations who have difficulty interpreting visually what is happening benefit from audio descriptions of visual information.

達成基準 1.2.3 の事例

  • A movie with audio description.

    Describer: A title, "Teaching Evolution Case Studies. Bonnie Chen." A teacher shows photographs of birds with long, thin beaks.

    Bonnie Chen: "These photos were all taken at the Everglades."

    Describer: The teacher hands each student two flat, thin wooden sticks.

    Bonnie Chen: "Today you will pretend to be a species of wading bird that has a beak like this."

    Describer: The teacher holds two of the sticks to her mouth making the shape of a beak.

    Transcript of audio based on the first few minutes of "Teaching Evolution Case Studies, Bonnie Chen" (copyright WGBH and Clear Blue Sky Productions, Inc.)


達成基準 1.2.4 を満たす方法

1.2.4 ライブのマルチメディアに、キャプションが提供されていること。 (レベル 2)

重要な用語

captions

text presented and synchronized with multimedia to provide not only the speech, but also sound effects and sometimes speaker identification

注記: In some countries, the term "subtitle" is used to refer to dialogue only and "captions" is used as the term for dialogue plus sounds and speaker identification. In other countries, subtitle (or its translation) is used to refer to both.

multimedia

audio or video synchronized with another type of media and/or with time-based interactive components

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、耳の聞こえない人や難聴の人がリアルタイムのプレゼンテーションを見ることができるようにすることである。キャプションは、音声トラックにより入手可能なコンテンツの部分を提供する。キャプションは、会話部分だけでなく、誰が話しているのかを明示し、そして効果音およびその他の重要な音声も示すものである。

達成基準 1.2.4 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.2.4 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Creating captions for live multimedia AND Providing open captions that are embedded directly in the video stream

  2. Creating captions for live multimedia AND Providing closed captions USING any of the technology specific techniques below (あなたのベースラインにある技術が対象)

  3. Creating captions for live multimedia AND Providing closed captions USING any readily available media format that has a video player that is free of charge and supports closed captioning

注記: Captions may be generated using real-time text translation service (stenographic or, in the future, speech-to-text with corrections).

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.2.4 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 1.2.4 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 1.2.4 がどのようにユーザーのためになるか

  • People who are deaf or have a hearing loss can access the auditory information in the multimedia content through captions.

達成基準 1.2.4 の事例

  • A Web cast

    A news organization provides a live, captioned Web cast.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)

参照: 達成基準 1.2.1 を満たす方法


達成基準 1.2.5 を満たす方法

1.2.5 マルチメディアに、手話通訳が提供されていること。 (レベル 3)

重要な用語

sign language interpretation

translation of spoken words and other audible information into a language that uses a simultaneous combination of handshapes, facial expressions, and orientation and movement of the hands, arms, or body to convey meaning

注記: Although some languages have a signed counterpart, most sign languages are independent languages that are unrelated to the spoken language of the same country or culture.

multimedia

audio or video synchronized with another type of media and/or with time-based interactive components

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、耳の聞こえない人あるいは難聴の人で手話の分かる人が、マルチメディアのプレゼンテーションを見ることができるようにすることである。多くの人にとってキャプションはしばしば第2言語であるため、キャプションのテキストを読むよりも手話を解釈することのほうが容易である。

達成基準 1.2.5 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.2.5 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.2.5 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 1.2.5 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 1.2.5 がどのようにユーザーのためになるか

  • People whose primary language is a sign language sometimes have limited reading ability. These individuals may not be able to read and comprehend the captions and thus require a sign language interpretation to gain access to the multimedia content.

  • Some people who communicate using sign language and are proficient readers may have impaired vision which may make it difficult to read the captions on the screen. A sign language interpretation may be easier to view.

達成基準 1.2.5 の事例

  • Example 1. A corporation is making an important announcement to all of its employees. The meeting will be held in the main headquarters and streamed to the Web. A sign language interpreter is provided at the meeting location. The live video includes a full view of the sign language interpreter as well as the person presenting.

  • Example 2. The same announcement described in example 1 is also Webcast to remote employees. Since there is only one display available for this, the sign language interpreter is shown in the corner of the display.

  • Example 3. A university is providing an on-line version of a particular lecture by creating a multimedia presentation of the professor delivering the lecture. The presentation includes video of the professor speaking and demonstrating a science experiment. A sign language interpretation of the lecture is created and presented on the Web with the multimedia version.


達成基準を満たす方法 1.2.6

1.2.6 あらかじめ記録されたマルチメディアに、ビデオの拡張した音声ガイドが提供されていること。 (レベル 3)

重要な用語

extended audio descriptions

audio descriptions that are added to an audiovisual presentation by pausing the video so that there is time to add additional description

注記: This technique is only used when the sense of the video would be lost without the additional audio description.

multimedia

audio or video synchronized with another type of media and/or with time-based interactive components

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、全盲あるいは視覚障害のある人に、マルチメディアへ標準的な音声ガイドが提供できる以上のアクセスを提供することである。これは、マルチメディアのプレゼンテーションを定期的に一時停止させて、追加の音声ガイドを再生する。その上で、そのマルチメディアのプレゼンテーションは再開される。

追加の説明を必要としない人にとっては閲覧の妨げとなるので、ユーザーがその機能をオンにしたりオフにしたりできるテクニックがしばしば用いられる。代わりに、その追加の説明があるバージョンとないバージョンを提供することもできる。

達成基準 1.2.6 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.2.6 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Creating an extended audio description for the multimedia content USING a technology-specific technique listed below (あなたのベースラインにある技術が対象).

技術特有のテクニック

SMIL 1.0 テクニック
  1. Providing audio descriptions in SMIL 1.0

SMIL 2.0 テクニック
  1. Adding extended audio descriptions in SMIL 2.0

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.2.6 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 1.2.6 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

追加の SMIL 1.0 テクニック
  • Adding extended audio descriptions in multiple languages in SMIL 1.0 (準備中)

追加の SMIL 2.0 テクニック
  • Adding extended audio descriptions in multiple languages in SMIL 2.0 (準備中)

利点: 達成基準 1.2.6 がどのようにユーザーのためになるか

  • People who are blind, people with low vision who cannot see the screen, as well as those with cognitive limitations who have difficulty interpreting visually what is happening, often use audio descriptions of the visual information. However, if there is too much dialogue the audio descriptions are insufficient. Extended audio descriptions can provide the additional information they needed to understand the video.

達成基準 1.2.6 の事例

  • Example 1. Video of a lecture. A physics professor is giving a lecture. He makes freehand sketches on the whiteboard, speaking rapidly as he draws. As soon as he has finished discussing one problem, he erases the drawing and makes another sketch while continuing to speak and gesture with his other hand. The video is paused between problems, and extended audio descriptions of the professor’s drawings and gestures are provided; the video is then resumed.


達成基準を満たす方法 1.2.7

1.2.7 あらかじめ記録されたマルチメディアに、あらゆるインタラクションを含むマルチメディア全部の代替テキストが提供されていること。 (レベル 3)

重要な用語

full multimedia text alternative including any interaction

document including correctly sequenced descriptions of all visual settings, actions, and non-speech sounds combined with descriptive transcripts of all dialogue and a means of achieving any outcomes that are achieved using interaction during the multimedia

注記: A screenplay used to create the multimedia content would meet this definition only if it was corrected to accurately represent the final multimedia after editing.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、視力が弱くてキャプションを確実に読むことのできない人や、聴力が弱くて会話や音声ガイドを確実に聴きとることのできない人に、音声と視覚的な構成要素を利用可能にすることである。これは、あらゆるインタラクションを含むマルチメディア全体の代替テキストを提供することで可能になる。

このアプローチには、マルチメディアにある全ての情報(視覚と聴覚の両方)をテキストという形で提供することが含まれる。あらゆるインタラクションを含むマルチメディア全体の代替テキストは、マルチメディア・コンテンツで流れている全ての説明を続けて提供する。マルチメディア全体の代替テキストは、書物のような内容になる。音声ガイドとは異なり、ビデオ部分の説明は既存の会話部分の合間だけに制約されることはない。全ての視覚的な情報に全部の説明が提供され、視覚的な文脈、俳優のアクションや表情、そしてあらゆるその他の視覚的な素材が含まれる。加えて、話し言葉ではない音声(笑い声、画面外の声、など)が記述され、全ての会話部分のトランスクリプトが含まれる。説明と会話部分のトランスクリプトの連続は、マルチメディア自体と同じになる。結果として、マルチメディア全体の代替テキストは、音声ガイドだけよりも、そのマルチメディアコンテンツのさらに多くの説明を提供することができる。

もし、マルチメディアのプレゼンテーションの一部として何らかのインタラクション(例えば、"質問に回答するには今押してください。")がある場合、そのマルチメディア全体の代替テキストは、ハイパーリンクあるいは同等の機能を提供するのに必要な何かを提供する。

キャプションを読むことができなくて、会話部分を聴きとることもできない人は、リフレッシュ可能な点字ディスプレイを用いて、そのマルチメディア全体の代替テキストにアクセスすることができる。

達成基準 1.2.7 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.2.7 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing a full multimedia text alternative including any interaction USING one of the following techniques:

技術特有のテクニック

HTMLであらゆるインタラクションを含むマルチメディア全体の代替テキストへリンクする

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.2.7 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 1.2.7 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

全般的なテクニック (参考)
  • Providing a corrected script (準備中)

  • Adding detail to audio descriptions (準備中)

利点: 達成基準 1.2.7 がどのようにユーザーのためになるか

  • People who cannot see well or at all and who also cannot hear well or at all can get access to information in audio-visual presentations.

達成基準 1.2.7 の事例

  • 事例 1. Full multimedia text alternative for a training video

    A community center purchases a Training video for use by its clients and puts it on the center’s intranet. The video involves explaining use of a new technology and has a person talking and showing things at the same time. The community center provides a full multimedia text alternative that all clients, including those who can neither see the demonstrations nor hear the explanations in the multimedia, can use to better understand what is being presented.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


『ガイドライン 1.3 情報と構造を表現から分離できるようにする』を理解する

ガイドライン 1.3 の意図

このガイドラインの意図は、全ての情報が全てのユーザーによって知覚できるような形で入手できるようにすることである。もし、全ての情報が、ソフトウェアで解釈できるような形で入手可能になっていれば、その情報はユーザーにさまざまな形(視覚的に、聴覚的に、触覚的に、など)で提供することができる。もし、情報がその表現から分離できないような特定の表現の中にあると、その情報はユーザーが必要とするその他のフォーマットではレンダリングできない。

このガイドラインの下にある達成基準は全て、しばしば表現の中にエンコードされる情報を異なるタイプでも入手可能にして、他の様相でも提供できるようにしようとしている。

ガイドライン 1.3 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。


達成基準 1.3.1 を満たす方法

1.3.1 表現を通じて伝達される情報および関係性が、プログラム的に決められていること、そしてこれらに対する変更の通知が、支援技術を含むユーザーエージェントで入手できること。 (レベル 1)

重要な用語

presentation

rendering of the content and structure in a form that can be perceived by the user

programmatically determined

determined by software from data provided in a user-agent-supported manner such that the user agents can extract and present this information to users in different modalities

user agent

any software that retrieves and renders Web content for users

例: Web browsers, media players, plug-ins, and other programs — including assistive technologies — that help in retrieving and rendering Web content.

Assistive technology (in the context of this document)

a user agent that:

  1. relies on services (such as retrieving Web content and parsing markup) provided by one or more other "host" user agents. Assistive technologies communicate data and messages with host user agents by using and monitoring APIs.

  2. provides services beyond those offered by the host user agents to meet the requirements of users with disabilities. Additional services include alternative renderings (e.g., as synthesized speech or magnified content), alternative input methods (e.g., voice), additional navigation or orientation mechanisms, and content transformations (e.g., to make tables more accessible).

例: Examples of assistive technologies that are important in the context of this document include the following:

  • screen magnifiers, which are used by people with visual disabilities to enlarge and change colors on the screen to improve the visual readability of rendered text and images;

  • screen readers, which are used by people who are blind or have reading disabilities to read textual information through synthesized speech or braille displays;

  • voice recognition software, which may be used by people who have some physical disabilities;

  • alternative keyboards, which are used by people with certain physical disabilities to simulate the keyboard;

  • alternative pointing devices, which are used by people with certain physical disabilities to simulate mouse pointing and button activations.

注記: This definition is based on User Agent Accessibility Guidelines 1.0 Glossary.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、視覚的あるいは聴覚的な体裁で暗に示されている情報および関係性が、表現のフォーマットが変化しても保たれてるようにすることである。例えば、コンテンツがスクリーンリーダーで読み上げられたとき、あるいは制作者により提供されているスタイルシートがユーザー・スタイルシートによって置き換えられたときに、表現のフォーマットは変わってしまう。

画面を見ているユーザーは、さまざまな視覚的な手がかりを通じて構造を知覚する - 見出しは、しばしば大きめで太字のフォントになっていて、段落からは空行で区切られている; リスト項目は、先頭にビュレットが付いていて、おそらくインデントされている; 段落は空の1行で区切られている; 共通項のあるアイテムは表になった行と列に並べられている; フォームのフィールドはテキストのラベルを共有するグループとして配置されていることがある; 異なる背景色は幾つかのアイテムが互いに関連があることを示すために用いられることがある; など。

聴覚の手がかりも同じように用いられることがある。例えば、チャイム音は新しいセクションの開始位置を示す; 声の高さあるいは発話率は、重要な情報を強調するためや引用されたテキストを示すために用いられることがある; など。

この達成基準の目的は、そのような関係性があるユーザー層にとって知覚可能であるときに、その関係性を全てのユーザーにとっても知覚可能であるようにすることである。

達成基準 1.3.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.3.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Making information and relationships conveyed through presentation programmatically determinable USING the technology-specific techniques below (あなたのベースラインにある技術が対象)

  2. Using semantic elements to mark up structure

その他の 1.3.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

CSS テクニック
  • Using CSS styles to change or enhance the presentation of structure (準備中)

利点: 達成基準 1.3.1 がどのようにユーザーのためになるか

  • Providing the ability to programmatically determine structure allows Web content to be presented differently to meet the needs and constraints of people with visual or hearing disabilities and cognitive limitations. In order for the information to be presented differently, it is necessary for the assistive technology to be able to understand the type of information. For example, if tables of information are programmatically identified as tables, a screen reader can unambiguously determine the contents of each table cell. If tables are instead created simply by positioning content in vertical columns, screen readers will only be able to read each line of text. If the "visual cells" contain more than one line of information, the user will not be able to understand it because the lines of each cell will get intermixed with the corresponding lines in the other cells. The screen reader will read the first line of each cell, then the next line of each cell, and so on.

達成基準 1.3.1 の事例

  • A form that uses color and an asterisk to indicated required fields

    A form contains both required and optional fields. Instructions at the top of the form explain that required fields are labeled with red text and also with an asterisk. Both the red text and the asterisk are programmatically associated with the appropriate form fields so that assistive technology users can determine the required fields.

  • A bus schedule table where the headers for each cell can be programmatically determined

    A bus schedule consists of a table with the bus stops listed vertically in the first column and the different buses listed horizontally across the first row. Each cell contains the time when the bus will be at that bus stop. The bus stop and bus cells are identified as headers for their corresponding row or column so that assistive technology can programmatically determine which bus and which bus stop are associated with the time in each cell.

  • A form where the labels for the checkboxes can be programmatically determined

    In a form, the labels for each checkbox can be programmatically determined by assistive technology.

  • A text document

    A simple text document is formatted with double blank lines before titles, asterisks to indicate list items and other standard formatting conventions so that its structure can be programmatically determined.


達成基準 1.3.2 を満たす方法

1.3.2 色で伝えられている情報すべてが、色がなくても視覚的に明らかに見えること。 (レベル 1)

重要な用語

information that is conveyed by color

information presented in a manner that depends entirely on the ability to perceive color

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、全てのユーザーが色で伝達されている情報にアクセスできるようにすることである。もし情報が画像(あるいは、他の非テキストフォーマット)内で色によって伝達されていたら、支援技術はその色をプログラム的に認識できない。このようなケースでは、色で伝達している情報を他の手段でも提供して、色を見ることのできない支援技術のユーザーでもその情報を知覚できるようにする。

色は、美的な訴求、ユーザビリティ、そしてアクセシビリティを向上させるので、Webコンテンツのデザインにおいて重要な価値のあるものである。しかしながら、色を知覚するのが困難なユーザーもいる。弱視の人はしばしば限られた色しか見れなかったり、多くの高齢者ユーザーは色がよく見えなかったりする。加えて、テキストのみで色が限定された、あるいはモノクロの画面やブラウザを使用している人は、色だけで提供されている情報にアクセスすることはできないだろう。

達成基準 1.3.2 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.3.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If the color of particular words is used to indicate information.

  1. Ensuring that color encoded information is also available in text

  2. Including a text cue whenever color cues are used

状況 B: If color is used within an image to convey information.

  1. Using color and pattern (for example, colors on bar/pie charts with lines or texture fills)

  2. Ensuring that color encoded information is also available in text

技術特有のテクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.3.2 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 1.3.2 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

全般的なテクニック
  • Conveying information redundantly using color (準備中)

クライアントサイド・スクリプティング テクニック
  • Changing the background color or border of the element with focus (準備中)

利点: 達成基準 1.3.2 がどのようにユーザーのためになるか

  • o This success criterion benefits people with visual disabilities:Users with partial sight often experience limited color vision.

  • Users who are blind (using a screen reader) benefit when information conveyed through color is also available in text (including text alternatives for images that use color to convey information).

  • Some older users may not be able to see color well.

  • Users who have color-blindness benefit when information conveyed by color is available in other visual ways.

  • Users with visual disabilities as well as limited hearing may be unable to access color-dependent information.

  • Users who are deaf-blind using braille (text) refreshable displays may be unable to access color-dependent information.

  • People using text-only, limited color or monochrome displays may be unable to access color-dependent information.

達成基準 1.3.2 の事例

  • A form that uses color and text to indicate required fields

    A form contains both required and optional fields. Instructions at the top of the form explain that required fields are labeled with red text and also with an icon whose text alternative says, “Required.” . Both the red text and the icon are programmatically associated with the appropriate form fields so that assistive technology users can determine the required fields.

  • An examination.

    Students view an SVG image of a chemical compound and identify the chemical elements present based on the colors used in the diagram. The text alternatives associated with each element name the color of the element and indicate the element's position in the diagram. Students who cannot perceive color have the same information about the compound as their classmates. (This technique also satisfies Guideline 1.1 Level 1.)

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 1.3.3 を満たす方法

1.3.3 コンテンツの順序がその意味に影響する場合は、その並び順がプログラム的に決められていること(レベル 1)

重要な用語

programmatically determined

determined by software from data provided in a user-agent-supported manner such that the user agents can extract and present this information to users in different modalities

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、意味を知覚するのに必要な読み上げ順序を保持したまま、ユーザーエージェントがコンテンツの代替プレゼンテーションを提供できるようにすることである。意味の通じるコンテンツの順序が、少なくとも一つはプログラム的に認識可能であることが重要である。

常にその意味の決め手となる重要なものである。

もし、その並び順におけるコンテンツの順序が、その意味に影響を与えることなく変更できないのであれば、その並び順には意味がある。例えば、文章中の単語および段落中の文章の順序には、常に意味がある。しかしながら、もしページに2つの独立した記事がある場合には、それらが交互に重なっていないかぎりは、記事の順序はそれぞれの意味には影響を及ぼさないかもしれない。そのような状況においては、記事自体には意味のある並び順があるかもしれないが、その記事が入っているコンテナには意味のある並び順がないかもしれない。

幾つかの要素の意味論は、そのコンテンツが意味のある並び順であるかどうかを定義する。例えば、HTMLにおいては、テキストは常に意味のある並び順になっている。テーブルと順番付きリストには意味のある並び順があるが、順番の付いていないリストはそうではない。

達成基準 1.3.3 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.3.3 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Ordering the content in a meaningful sequence for all the content in the Web unit

  2. Marking sequences in the content as meaningful USING technology-specific techniques (あなたのベースラインにある技術が対象) AND Ordering the content in a meaningful sequence for those sequences

その他の 1.3.3 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

HTMLテクニック(参考)
  • Providing a link to linearized rendering (準備中)

クライアントサイド・スクリプティング テクニック
  • Providing a style switcher between style sheets that affect presentation order (準備中)

利点: 達成基準 1.3.3 がどのようにユーザーのためになるか

  • This success criterion benefits users with visual, hearing, and cognitive limitations who rely on an alternative, linear presentation of the content. The meaning evident in the sequencing of the information in the default presentation will be the same when they access the information in the linear presentation. When this success criterion is not satisfied, users may be confused or disoriented when the information is presented in an order that makes no sense.

達成基準 1.3.3 の事例

  • 事例 1: In a multi-column document, the linear presentation of the content flows from the top of a column to the bottom of the column, then to the top of the next column.

  • 事例 2: CSS is used to position a navigation bar, the main story on a page, and a side story. The visual presentation of the sections does not match the programmatically determined order, but the meaning of the page does not depend on the order of the sections.


達成基準 1.3.4 を満たす方法

1.3.4 テキストの表現の変化によって伝達されている情報が、テキストでも伝達されていること。あるいは、テキストの表現の変化がプログラム的に決められていること(レベル 2)

重要な用語

variations in presentations of text

changes in the visual appearance or sound of the text, such as changing to a different font or a different voice

programmatically determined

determined by software from data provided in a user-agent-supported manner such that the user agents can extract and present this information to users in different modalities

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、テキストの表現を変えることで伝達している情報を、たとえその情報が代替の様相で提供されていたとしても、あるいはユーザーがそのテキストの見た目の差異を知覚できなかったとしても、入手可能にすることである。

見た目の手段において、テキストのプレゼンテーションにおける差異の例としては以下のようなものがある。

  • 太字にする、斜体にする、あるいは下線をつけることで、単語を強調する

  • フォントサイズを大きくして太字にすることで、コンテンツの見出しであることを示す

  • 書体を変えることで、単語を強調する、あるいは特別なステータス(例えば、重要な用語であること)を示す

  • テキストの行で文字(あるいは単語)をセンターラインより上に上げることで、単語を強調する

達成基準 1.3.4 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.3.4 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Marking emphasized or special text USING technology-specific techniques (あなたのベースラインにある技術が対象)

  2. Using text to convey information that is conveyed by variations in presentation of text

技術特有のテクニック

HTML テクニック:テキストをマークする

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.3.4 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他のテクニック(参考) 1.3.4

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Ensure that numerals or other look alike glyphs are not used in place of letters (準備中)

利点: 達成基準 1.3.4 がどのようにユーザーのためになるか

  • Users of screen readers or refreshable braille displays may be unable to access information conveyed by the formatting of text.

  • People with decreased visual perception, including some older users, may not see text formatting well.

達成基準 1.3.4 の事例

  1. use the correct character

    In English, the shapes of some characters, such as '0' (zero) and 'O' (o), or '1' (one) and 'l' (l), resemble one another. Languages such as Japanese and Chinese have many similar looking characters that are often mistakenly used for one another.

    In Japanese, for example, characters such as '' (Tyou-on), '' (Zenkaku dash), and '' (Zenkaku minus) all have similar appearances. Since the method of input for Japanese characters converts all of these characters from the same character '-', these characters are often misused in Japanese. The Japanese word "リード" is a correct word that means "lead" in English, while " リ―ド" is not a word at all. Sighted users do not notice this error, while users who use a screen reader cannot understand text containing such a substitution.


達成基準 1.3.5 を満たす方法

1.3.5 コンテンツを理解して操作するのに必要な情報は、コンポーネントの形、大きさ、視覚的な位置、あるいは方向に依存しないこと。 (レベル 2)

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、たとえ、形あるいは位置を知覚できなかったり、視覚的な位置あるいは方向に関する情報を用いることができなかったりしたとしても、全てのユーザーがそのコンテンツを利用するためのインストラクションにアクセスできるようにすることである。中には、そのコンテンツの構造からは得られないオブジェクトの形あるいは位置が変わることに依存しているコンテンツがある(例えば、"丸いボタン" あるいは "右にあるボタン")。障害のあるユーザーは、自分の使用している支援技術の特性から形あるいは位置を知覚できないことがある。この達成基準では、こういった情報に依存しているものを明確に示すために、補足の情報を提供することを必要としている。

しかしながら、形および/あるいは位置を用いて情報を提供することは、認知制限のあるユーザーを含む多くのユーザーにとって効果的な手法である。この規定は、その情報が他の方法でも提供されているかぎり、こういったタイプの手がかりを用いることを妨げるものではない。

達成基準 1.3.5 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.3.5 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.3.5 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 1.3.5 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using an image for "○"(circle mark) or "×"(cross mark) instead of text and providing alternative text for the image which describes the meaning of its mark (準備中)

利点: 達成基準 1.3.5 がどのようにユーザーのためになるか

  • People who are blind and people who have low vision may not be able to understand information if it is conveyed by shape and/or location. Providing additional information other than shape and/or location will allow them to understand the information conveyed by shape and/or alone.

達成基準1.3.5の事例


『ガイドライン 1.4 前景の情報をその背景と区別しやすくする』を理解する

ガイドライン 1.4 の意図

中には、情報を代替のフォーマットで提供できるような形で入手可能にすることにフォーカスしているガイドラインもあるが、このガイドラインは、デフォルトの表現を障害のあるユーザーにとってできるだけ使いやすくすることに関するものである。主な焦点は、ユーザーが前景の情報をその背景から区別しやすくすることに置かれている。視覚的な表現に関しては、ある背景の上で提供されている情報とその背景とのコントラストが十分であることを確認することが該当する。音声の表現に関しては、前景音が背景音よりも十分に大きいことを確認することが当てはまる。視覚や聴覚に障害のある人は、前景と背景の情報を区別することにずっと大きな困難を抱えているのである。

ガイドライン 1.4 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。


達成基準 1.4.1 を満たす方法

1.4.1 テキストあるいはダイアグラムとそれらの背景は、少なくとも5:1の輝度コントラスト比を保つこと。  (レベル 2)

重要な用語

luminosity contrast ratio

(L1 + 0.05) / (L2 + 0.05), where L1 is the luminosity of the lighter of the text or background colors, and L2 is the luminosity of the darker of the text or background colors.

注記 1: The luminosity of a color is defined as 0.2126 * ((R / FS) ^ 2.2) + 0.7152 * ((G / FS) ^ 2.2) + 0.0722 * ((B / FS) ^ 2.2).

  • R, G, and B are the red, green, and blue RGB values of the color.

  • FS is the maximum possible full scale RGB value for R, G, and B (255 for eight bit color channels).

  • The "^" character is the exponentiation operator.

注記 2: Luminosity values can range from 0 (black) to 1 (white), and luminosity contrast ratios can range from 1 to 21.

この達成基準の意図

この達成基準の目的は、ロービジョンのユーザーにも読みやすいように、テキストとその背景のコントラストを十分に確保することである。コントラストは、色が重要な要因とはならずに、色覚に特性のある人にとってもテキストと背景のコントラストが十分になるように計算される。

.05 のオフセットは、ある値がゼロあるいはゼロに近いときに起こるコントラスト比の影響と周辺光の影響を調整するために含まれている。

ガンマ補正(^2.2)とRGB定数値は、sRGB definitionによるものです。

この達成基準は、Webコンテンツはそれ自体が光を放つわけではないという事実を反映させるため、輝度ではなく、輝度コントラスト比の用語を用いている。輝度コントラスト比は、表示されたときの相対的な輝度の基準を提供する。(なぜなら、それは比率であり、それは寸法ではないから。)

達成基準 1.4.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.4.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Ensuring that luminosity contrast of at least 5:1 exists between text and background behind the text

  2. Using a technology specific technique below (for a technology in the baseline)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.4.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 1.4.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using a higher contrast value for text that is over a patterned background (準備中)

  • Creating foreground and background contrast (準備中)

利点: 達成基準 1.4.1 がどのようにユーザーのためになるか

People with low vision often have difficulty reading text that does not contrast with its background. This can be exacerbated if the person has a color vision deficiency that lowers the contrast even further. Providing a minimum luminance contrast ratio between the text and its background can make the text more readable even if the person does not see the full range of colors. It also works for the rare individuals who see no color.

達成基準 1.4.1 の事例


達成基準を 1.4.2 満たす方法

1.4.2 自動的に流れる背景音がある場合は、ユーザーが全ての音声をオフにすることなく、その再生を停止するメカニズムが提供されていること。  (レベル 2)

この達成基準の意図

画面を読み上げるソフトウェアを使用している人は、もし他の音声が同時に再生されていたら、読み上げの音声出力を理解しづらいことがある。スクリーンリーダーの音声出力がソフトウェアベースで(今日ではほとんどがそうである)、他の音声と同じ音量コントロールで制御されているときに、この困難さはより悪化する。

達成基準のためのテクニック 1.4.2

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.4.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Playing a sound that turns off automatically within three seconds

  2. Playing sounds only on user request (準備中)

  3. Providing a control near the top of the Web unit that turns off sounds that play automatically (準備中)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.4.2 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 1.4.2 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Providing a sitewide preference to turn off audio in addition to providing a control near the top of the Web unit that turns off sounds that play automatically (準備中)

利点: 達成基準 1.4.2 がどのようにユーザーのためになるか

Individuals who use screen reading technologies can hear the screen reader without other sounds playing. This is especially important for those who are hard of hearing and for those whose screen readers use the system volume (so they cannot turn sound down and screen reader up).

It also benefits those who have attention deficit disorders that prevent them from ignoring sounds and focusing on the Web content.

達成基準 1.4.2 の事例

  • An audio file begins playing automatically when a page is opened. However, the audio can be stopped by the user by selecting a "silent" link at the top of the page.

    An audio file begins playing automatically when a page is opened. However, the audio can be stopped by the user by selecting a "silent" link at the top of the page.


達成基準 1.4.3 を満たす方法

1.4.3 テキストあるいはダイアグラムとそれらの背景は、少なくとも10:1の輝度コントラスト比を保つこと。 (Level 3)

重要な用語

luminosity contrast ratio

(L1 + 0.05) / (L2 + 0.05), where L1 is the luminosity of the lighter of the text or background colors, and L2 is the luminosity of the darker of the text or background colors.

注記 1: The luminosity of a color is defined as 0.2126 * ((R / FS) ^ 2.2) + 0.7152 * ((G / FS) ^ 2.2) + 0.0722 * ((B / FS) ^ 2.2).

  • R, G, and B are the red, green, and blue RGB values of the color.

  • FS is the maximum possible full scale RGB value for R, G, and B (255 for eight bit color channels).

  • The "^" character is the exponentiation operator.

注記 2: Luminosity values can range from 0 (black) to 1 (white), and luminosity contrast ratios can range from 1 to 21.

この達成基準の意図

この達成基準の目的は、ロービジョンのユーザーにも読みやすいように、テキストとその背景のコントラストを十分に確保することである。コントラストは、色が重要な要因とならずに、色覚に特性のある人にとってもテキストと背景のコントラストが十分になるように計算される。この達成基準は、1.4.1とは異なり、レベル2の達成基準であり、より高いレベルでのコントラストを要求する。

.05 のオフセットは、ある値がゼロあるいはゼロに近いときに起こるコントラスト比の影響と周辺光の影響を調整するために含まれている。

ガンマ補正(^2.2)とRGB定数値は、sRGB definitionによるものです。

達成基準 1.4.3 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.4.3 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.4.3 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 1.4.3 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using a higher contrast value for text that is over a patterned background (準備中)

利点: 達成基準 1.4.3 がどのようにユーザーのためになるか

People with low vision often have difficulty reading text that does not contrast with its background. This can be exacerbated if the person has a color vision deficiency that lowers the contrast even further. Providing a minimum luminance contrast ratio between the text and its background can make the text more readable even if the person does not see the full range of colors. It also works for the rare individuals who see no color.

達成基準 1.4.3 の事例


達成基準 1.4.4 を満たす方法

1.4.4 音声コンテンツは、背景音を含んでいない、背景音は停止可能である、あるいは、背景音がある場合は、前景の音声コンテンツよりも少なくとも20デシベルは音量が小さいこと。ただし、時折の効果音は例外とする。 (レベル 3)

注記: 音声レベルでの20デシベルの差というのは、おおよそ4倍の静かさ(あるいは、騒がしさ)です。この要件を満たす背景音は、前景の音声よりもだいたい4倍静かである。

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、話し言葉ではない音声をユーザーが話し言葉を理解できるくらい十分に低くすることである。耳の聞こえにくい人は、背景音あるいはその他の雑音と話し言葉を聞き分けるのが困難である。音のレベルで20デシベルの差は、だいたい4倍の静かさ(あるいは、騒がしさ)に相当する。この要件を満たす話し言葉ではない音声は、話し言葉よりもおおよそ4倍静かだといえる。

達成基準 1.4.4 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 1.4.4 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 1.4.4 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 1.4.4 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Audio examples of 20db audio contrast between the foreground and background audio. (MP3 audio files) (準備中)

  • Visual examples of 20db audio contrast between the foreground and background audio as might be seen in audio editing software packages. (JPG images) (準備中)

  • Providing a way for users to adjust auditory levels of foreground and background sound independently. (準備中)

利点: 達成基準 1.4.4 がどのようにユーザーのためになるか

People who are hard of hearing often have great difficulty separating speech from background sound.

達成基準 1.4.4 の事例

The following audio tracks provide examples of speech over background sounds.

In the first example the voice (foreground) is recorded at -17.52 decibels and the music (background) is at -37.52 decibels, which makes the foreground 20 decibels louder than the background.

In the second example the voice (foreground) is at -18 decibels and the music (background) is at about -16 decibels making the foreground only 2 decibels louder than the background.

http://www.eramp.com/david/audio_contrast.htm.

関連リソース


『ガイドライン 2.1 すべての機能をキーボード・インターフェイスで操作可能にする』を理解する

ガイドライン 2.1 の意図

もし全ての機能がキーボードで利用可能であれば、キーボードユーザー、(キーボード入力を引き起こす)音声入力、(スクリーンキーボードを用いながらの)マウス操作、そしてその出力としてシミュレーとしたキーストロークを引き起こす広範囲に及ぶ支援技術によって利用することができる。キーボード入力が時間経過に依存しないかぎり、他の入力形式にはこのフレキシビリティはないし、あるいは、広くサポートされていてさまざまな障害のある人が利用可能なものはない。

ユニバーサルなキーボード入力を提供することは、他のタイプの入力がサポートされるべきではないということを意味するのではないことに留意してください。最適化された音声入力、最適化されたマウス/ポインタ入力、などもよいものである。キーとなるのは、キーボード入力と制御も同様に提供することである。

中には、もともとはキーボードを持たないデバイスもある。-例えば、PDAあるいは携帯電話など。しかしながら、もしこれらのデバイスにWebをブラウジングする性能があるとしたら、テキストを生成するか、あるいは "キーストローク" のような手段を備えるだろう。このガイドラインは、"キーボード・インターフェース" という用語を用いて、Webコンテンツは、キーボード、キーボード・エミュレータ、またはキーボードあるいはテキスト入力を生み出す他のハードウェアやソフトウェアからのキーストロークでコントロールできるべきであることを認識している。

ガイドライン 2.1 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。

  • このガイドラインの全ての参考テクニックは、特定の達成基準に関連しており、以下で挙げられている。

達成基準 2.1.1 を満たす方法

2.1.1 コンテンツの全ての機能は、アナログで時間に依存した入力を必要とするタスクを除いて、キーボード・インターフェースにより時間に依存しない方法で操作可能であること。  (レベル 1)

注記: これは、キーボード操作に加えてその他の(マウスのような)入力方法をサポートすることを排除するものではないし、それを妨げるべきものでもない。

重要な用語

functionality

processes and outcomes achievable through user action

keyboard interface

interface used by software to obtain keystroke input

注記 1: Allows users to provide keystroke input to programs even if the native technology does not contain a keyboard.

例: A touch screen PDA has a keyboard interface built into its operating system as well as a connector for external keyboards. Applications on the PDA can use the interface to obtain keyboard input either from an external keyboard or from other applications that provide simulated keyboard output, such as handwriting interpreters or speech to text applications with "keyboard emulation" functionality.

注記 2: Operation of the application (or parts of the application) through a keyboard operated mouse emulator, such as MouseKeys, does not qualify as operation through a keyboard interface because operation of the program is through its pointing device interface - not through its keyboard interface.

analog, time-dependent input

input whose result is different depending on the rate of the analog movement (such as when line width varies with pen speed or pressure.)

注記: Most actions carried out by a pointing device can also be done from the keyboard (for example, clicking, selecting, moving, sizing). However, there is a small class of input that is done with a pointing device that cannot be done from the keyboard in any known fashion. This type of input can be best characterized by the fact that the outcome can only be achieved by moving the pointer in a smooth fashion at a certain rate. For example, in a watercolor program stroke width and opacity may depend on the rate of movement (and/or pressure) of a "brush".

この達成基準の意図

この達成基準の目的は、可能なかぎり、コンテンツをキーボードあるいはキーボード・インターフェースで操作できるようにすることである。コンテンツがキーボードあるいは代替キーボードで操作可能であれば、代替キーボードあるいはキーボード・エミュレータのようにふるまう入力デバイスを使用しなければならない人や全盲の人(目と手を一緒に動かす必要のあるマウスなどのデバイスを使えない人)がそのコンテンツを利用できる。キーボード・エミュレータには、音声入力ソフトウェア、呼吸操作ソフトウェア、オンスクリーン・キーボード、スキャニング・ソフトウェアおよび様々な支援技術と代替キーボードなどがある。ロービジョンの人は、ポインタを目で追うのが困難なことがあり、キーボードで操作可能なソフトウェアを使ったほうがより簡単(あるいは、そうするしかない)な場合もある。

"タスクがアナログかつ時間に依存した入力を必要とする場合は除いて"というフレーズがあるのは、当然ながらキーボードでは操作しようのないものを区別するためである。例えば、動きおよび動きのスピードやその強弱などで筆使いが決まる彩画アプリケーションなどは、キーボードで操作することは不可能なものである。また、マウスキーの使用はこの達成基準を満たすことにはならない。なぜなら、それはアプリケーションに対してキーボードと同等なものではなく、マウスと同等なものだからである(すなわち、それはアプリケーションに対するマウスのようなものである)。

注記: この時間への依存はタイムアウトのような状況ではない。そのため、達成基準 2.2.1 ではカバーされていないことになる。

達成基準 2.1.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.1.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Ensuring that users are not trapped in content AND Providing keyboard-controllable event handlers USING a technology specific technique listed below (あなたのベースラインにある技術が対象)

技術特有のテクニック

クライアントサイド・スクリプティング テクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.1.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 2.1.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Providing keyboard access to important links and form controls (準備中)

  • Using unique letter combinations to begin each item of a list (準備中)

  • Choosing the most abstract event handler (準備中)

  • Using the onactivate event (準備中)

利点: 達成基準 2.1.1 がどのようにユーザーのためになるか

  • People who are blind (who cannot use devices such as mice that require eye-hand coordination)

  • People with low vision (who may have trouble finding or tracking a pointer indicator on screen)

達成基準 2.1.1 の事例

  • 事例 1: A drawing Program

    A drawing program allows users to create, size, position and rotate objects from the keyboard.

  • Example 2: A drag and Drop Feature

    An application that uses drag and drop also supports 'cut' and 'paste' or form controls to move objects.

  • Example 3: Moving between and connecting discrete points

    A connect-the-dots program allows the user to move between dots on screen and use the spacebar to connect the current dot to the previous one.

  • Example 4: Exception - Painting Program

    A watercolor painting program passes as an exception because the brush strokes vary depending on the speed and duration of the movements.

  • Example 5: Exception - Model helicopter flight training simulator

    A model helicopter flight training simulator passes as an exception because the nature of the simulator is to teach real-time behavior of a model helicopter.

  • Example 6: A PDA with an optional keyboard

    A PDA device that is usually operated via a stylus has an optional keyboard that can be attached. The keyboard allows full web browsing in standard fashion. The Web content is operable because it was designed to work with keyboard only access.


達成基準を満たす方法 2.1.2

2.1.2 コンテンツの全ての機能は、キーボード・インターフェースにより時間に依存しない方法で操作可能であること。 (レベル 3)

重要な用語

functionality

processes and outcomes achievable through user action

keyboard interface

interface used by software to obtain keystroke input

注記 1: Allows users to provide keystroke input to programs even if the native technology does not contain a keyboard.

例: A touch screen PDA has a keyboard interface built into its operating system as well as a connector for external keyboards. Applications on the PDA can use the interface to obtain keyboard input either from an external keyboard or from other applications that provide simulated keyboard output, such as handwriting interpreters or speech to text applications with "keyboard emulation" functionality.

注記 2: Operation of the application (or parts of the application) through a keyboard operated mouse emulator, such as MouseKeys, does not qualify as operation through a keyboard interface because operation of the program is through its pointing device interface - not through its keyboard interface.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、全てのコンテンツがキーボードで操作できるようにすることである。これは、達成基準 2.1.1と同じだが、例外が一切認められない。これは、(達成基準 2.1.1 の要件からは除外されている)アナログで時間に依存した入力をキーボードでもアクセシブルにしなければならない、という意味ではない。むしろ、アナログで時間に依存した入力を用いているコンテンツは、この達成基準に適合することができないので、ガイドライン 2.1 のレベル 2を満たすことはできない、ということを意味する。

達成基準 2.1.2 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.1.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. No additional techniques exist for this success criterion. Follow techniques for success criterion 2.1.1. If that is not possible because there is a requirement for analog, time-dependent input, then it is not possible to meet this level 3 success criterion.


『ガイドライン 2.2 ユーザーが閲覧あるいはインタラクションの時間制限を制御できるようにする』を理解する

ガイドライン 2.2 の意図

障害のあるユーザーの多くは、大部分のユーザーよりもタスクを完了させるのにより多くの時間を要する。身体的に反応するのに時間がかかったり、文字を読むのに時間がかかったり、ロービジョンのために探したり読んだりするのに時間がかかったり、あるいは時間のかかる支援技術でコンテンツにアクセスしていたりする。このガイドラインでは、ユーザーが自分のペースでコンテンツが要求しているタスクを完了できるようにすることに焦点を当てている。主なアプローチとしては、時間制限を取り除いたり、ユーザーがタスクを完了するのに十分な時間を追加したりすることを取り扱っている。ただし、それが可能でないようなケースに対しては例外が与えられている。

ガイドライン 2.2 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。

  • このガイドラインの全ての参考テクニックは、特定の達成基準に関連しており、以下で挙げられている。

達成基準 2.2.1 を満たす方法

2.2.1 コンテンツの機能であるタイムアウトのそれぞれについて、以下の項目の少なくとも1つが当てはまること。 (レベル 1)

  • ユーザーが、タイムアウトの機能を無効にできる。あるいは、

  • ユーザーが、タイムアウトの間隔を大幅に調整でき、少なくとも初期設定の10倍の長さに変えられる。あるいは、

  • タイムアウトする前に警告が表示され、ユーザーが簡単な操作(例えば、"どれかキーを押してください"など)でタイムアウトを延長するのに少なくとも20秒の猶予が与えられる。かつ、ユーザーはタイムアウトまでの時間を少なくとも10倍に延長できる。あるいは、

  • タイムアウトが、リアルタイムのイベント(例えば、オークションなど)の重要な一部となっていて、タイムアウトを何かで代替することが不可能である。あるいは、

  • タイムアウトが、タイミングが不可欠なアクティビティ(例えば、競争するゲームや時間制限のあるテストなど)の一部となっていて、その有効性を損なわずに時間制限を延長するのが不可能である。

重要な用語

activity where timing is essential

activity where timing is part of the design of the activity and removal of the time dependency would change the functionality of the content

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、可能なかぎり、障害のある人がWebコンテンツを操作するのに十分な時間を与えるようにすることである。全盲の人や手の不自由な人、認知制限のある人などは、オンラインフォームの入力のような操作をするのに時間がかかることがある。もしWebの機能が時間に依存しているならば、タイムアウトが発生するまでに要求されている操作を終えることが困難なユーザーもいるだろう。これはそのサービスがそういったユーザーに対してアクセシブルでないことを意味する。時間に依存しないように機能を設計することは、障害のある人が必要な操作を完了できることにつながる。タイムアウトを無効にする、制限時間をカスタマイズする、あるいはタイムアウトが発生する前に時間延長を要求する、といったオプションを提供することは、フォームの入力を完了するのに時間のかかるそういったユーザーの助けとなる。

しかしながら、場合によっては、タイムアウトを変更できないことがある(例えば、オークション、あるいはその他のリアルタイム性のあるイベント)。そのため、そういった場合に対しては例外としている。

サーバ側のタイムアウトに関する注記

  • サーバで時間設定したリダイレクトに関しては、以下にある"よくある失敗例"を参照。

  • ログイン有効時間のようなサーバでのタイムアウトは、達成基準 2.2.6で述べている。

  • サーバでの自動リダイレクト(例: "3xx response codes")は、タイムアウトがないので対象外である。:すぐにリダイレクトするため。

達成基準 2.2.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.2.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If a time-out is controlled by a script on the page

  1. Providing a script that warns the user a time-out is about to expire AND Allowing the user to extend the default time-out

  2. Providing a way for the user to turn the time-out off (準備中)

  3. Providing the user with a means to set the time-out to 10 times the default time-out (準備中)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.2.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 2.2.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using a script to poll the server and notify a user if a time-out is present (準備中)

利点: 達成基準がどのようにユーザーのためになるか 2.2.1 helps people with disabilities

  • People with physical disabilities often need more time to react, to type and to complete activities. People with low vision need more time to locate things on screen and to read. People who are blind and using screen readers may need more time to understand screen layouts, to find information and to operate controls. People who have cognitive or language limitations need more time to read and to understand. People who are deaf and communicate in sign language may need more time to read information printed in text (which may be a second language for some).

  • In circumstances where a sign-language interpreter may be relating audio content to a user who is deaf, control over time limits is also important.

達成基準 2.2.1 の事例

  • A Website uses a client side timeout to help protect consumers who may step away from their computer. After a period of inactivity the Web unit asks if the user needs more time. If it doesn’t get a response – it times out.

  • A Web page has a field that automatically updates with the latest headlines in a rotating fashion. There is a slider that allows the user to slow the update rate by as much as 10.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.2.2 を満たす方法

2.2.2 コンテンツが3秒を超えて点滅しないこと。あるいは、点滅しているコンテンツ全てを止める方法が、Webユニットあるいは、オーサード・コンポーネントの中で提供されていること。 (レベル 2)

注記: 点滅したり、閃光を放ったりするコンテンツに関連する要件については、 ガイドライン 2.3 ユーザーが光源性のてんかん発作を引き起こす可能性のあるコンテンツを避けられるようにする を参照のこと。

blink

turn on and off between 0.5 and 3 times per second

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

authored component

an authored unit intended to be used as a part of another authored unit

この達成基準の意図は、Webユニットとのインタラクションにおいて、ユーザーの注意を散漫にしないようにすることである。特に注意欠陥障害のある人などの特定のユーザー層は、点滅しているコンテンツがあると注意力が散漫になり、Webユニットの他の部分に集中することが困難になる。ユーザーの注意をひくために十分な時間だが、ユーザーがページを利用するために必要ならば待てないほど長くはなく、その点滅がユーザーのページへの集中力を妨げるほどでもない、という理由で3秒間としている。

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.2.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Creating content that blinks for less than 3 seconds OR

  2. Using a control in the Web unit that stops blinking content (準備中) USING a technology-specific technique below (あなたのベースラインにある技術が対象) OR

  3. Using a technology to include blinking content that can be turned off via the user agent (準備中)

  • Setting animated gif images to stop blinking after n cycles (within 3 seconds) (準備中)

スクリプト テクニック

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Providing a mechanism to stop all content that blinks within a Web unit (準備中)

  • Providing the user with a means to stop moving content even if it stops automatically within 3 seconds (準備中)

  • Providing content that stops blinking after three seconds or providing a mechanism for users to stop blinking content allows people with certain disabilities to interact with the Web unit.

  • One use of content that blinks is to draw the visitor's attention to that content. Although this is an effective technique for all users with vision, it can be a problem for some users if it persists. For certain groups, including people with low literacy, reading and intellectual disabilities, and people with attention deficit disorders, content that blinks may make it difficult or even impossible to interact with the rest of the Web unit.

  • 例 1: A Web advertisement blinks to get viewers attention but stops after 3 seconds

  • 例 2: A form blinks an arrow near the submit button if a user finishes filling out the form but does not activate the submit button. The blinking stops after 3 seconds.

  • 例 3: An animation runs in the upper portion of the page but has a "freeze animation" button near the bottom of the animation.

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.2.3 を満たす方法

2.2.3 そのタイミングあるいは動きが、タイミングや動きが不可欠なアクティビティの一部でないかぎり、ユーザーがコンテンツを一時停止できること。 (レベル 2)

重要な用語

paused

stopped by user request and not restarted until requested by user

activity where timing is essential

activity where timing is part of the design of the activity and removal of the time dependency would change the functionality of the content

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、コンテンツがユーザーの読解力や理解力を超えた速度で先に進んだり更新したりするのを、一時的に停止できるオプションを提供することである。

"動き"は、目に見えるコンテンツが動きを伝えているものを指す。よくある例としては、映画、マルチメディア・プレゼンテーション、アニメーション、リアルタイムのゲームやスクロールする株価表示などが挙げられる。

"時間に依存した"は、あらかじめ設定した時間の間隔でコンテンツが更新されたり、消えたりするものを指す。よくある時間に依存したコンテンツとしては、音声、自動更新される天気情報、ニュース、株価更新、そして自動進行のプレゼンテーションやメッセージなどが挙げられる。

達成基準 2.2.3 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.2.3 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

技術特有のテクニック

スクリプト テクニック
  • Using script to scroll content, and provide a mechanism to pause it (準備中)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.2.3 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 2.2.3 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 2.2.3 がどのようにユーザーのためになるか

  • People with reading disabilities, cognitive limitations, and learning disabilities who may need more time to read or comprehend information can have additional time to read the information by pausing the content.

  • In circumstances where a sign-language interpreter may be relating audio content to a user who is deaf, control over time limits is also important.

達成基準の事例 2.2.3

  • An essential animation can be paused without effecting the activity

    A Web site helps users understand 'how things work' through animations that demonstrate processes. Animations have "pause" and "restart" buttons.

  • A stock ticker.

    A stock ticker has "pause" and "restart" buttons. Pausing the ticker causes it to pause on the current stock. Restarting causes the ticker to jump ahead to the current stock. Stocks that were updated during the pause will not be displayed.

  • A game is designed so that users take turns rather than competing in real-time

    One party can pause the game without invalidating the competitive aspect of it.

  • An auction.

    Users cannot pause the timing of an auction because of the nature of the activity. Instead, the user is allowed to prepare a bid and hold it - so that a single keystroke submits it.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.2.4 を満たす方法

2.2.4 リアルタイムのイベントを除いて、タイミングがそのコンテンツにより提供されているイベントやアクティビティの不可欠な一部ではないこと。 (レベル 3)

重要な用語

real-time event

event that a) occurs at the same time as the viewing, b) is not completely generated by the content, and c) is not pre-recorded

事例 1: A Webcast of a live performance.

Example 2: An on-line auction with people bidding.

Example 3: Live humans interacting in a fantasy world using avatars.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、タイミングを要求するコンテンツの発生を最小限に抑えることである。これは全盲、ロービジョン、認知制限、あるいは運動障害などの人がコンテンツを操作できるようにする。この達成基準は、唯一の例外がリアルタイム性のあるイベントであるという点においてレベル1の達成基準とは異なる。

達成基準 2.2.4 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.2.4 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.2.4 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 2.2.4 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 2.2.4 がどのようにユーザーのためになるか

  • People with physical disabilities often need more time to react, to type and to complete activities. People with low vision need more time to locate things on screen and to read. People who are blind and using screen readers may need more time to understand screen layouts, to find information and to operate controls. People who have cognitive or language limitations need more time to read and to understand. People who are deaf and communicate in sign language may need more time to read information printed in text (which may be a second language for some).

  • In circumstances where a sign-language interpreter may be relating audio content to a user who is deaf, control over time limits is also important.

達成基準 2.2.4 の事例

  • A test is designed so that time to complete the test does not effect the scoring

    Rather than calibrating an on-line test using a time limit, the test is calibrated based on scores when users have no time limits.

  • A game is designed so that users take turns rather than competing in real-time

    One party can pause the game without invalidating the competitive aspect of it.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.2.5 を満たす方法

2.2.5 緊急性のあるものを除いて、コンテンツのアップデートのような中断は、ユーザーが延期または抑制できること。 (レベル 3)

重要な用語

emergency

a sudden, unexpected situation or occurrence that requires immediate action to preserve health, safety, or property

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、緊急事態を除いて、ユーザーがサイト運営者/サーバからの更新を停止できるようにすることである。緊急事態には、市民向け緊急事態の警報メッセージ、あるいはデータ消失、接続の喪失などを含めて、健康、安全あるいは財産に危険が生じることへの警告が挙げられる。

この達成基準により、認知制限のある人あるいは注意力に問題のある人が、コンテンツに集中できるようになる。また、全盲の人やロービジョンの人も"閲覧"の神経を現在読んでいるコンテンツに集中できるようになる。

達成基準 2.2.5 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.2.5 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。(ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing a mechanism to postpone any updating of content OR

  2. Allowing users to request updates instead of automatically updating content (準備中)

技術特有のテクニック

クライアントサイド・スクリプティング テクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.2.5 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 2.2.5 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 2.2.5 がどのようにユーザーのためになるか

  • Individuals with attention deficit disorders can focus on content without distraction.

  • Individuals with low vision or who use screen readers will not have content updated while they are viewing it (which can lead to discontinuity and misunderstanding if they start reading in one topic and finish in another).

達成基準 2.2.5 の事例

  • 事例 1. Setting user preferences

    The preferences page of a Web portal includes an option to postpone all updates and alerts until the end of the current session, except for alerts concerning emergencies.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.2.6 を満たす方法

2.2.6 認証されたセッションがタイムアウトとなる場合、ユーザーが再認証後に前のセッションのデータを失わずにアクティビティが続けられるようになっていること。 (レベル 3)

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、全てのユーザーが一定時間経過後にタイムアウトする認証されたトランザクションを完了できるようにすることである。セキュリティ上の理由で、多くのサイトは何もしない時間がある程度経過すると認証をタイムアウトする仕組みを実装している。こういったタイムアウトは、障害のある人の場合、タスクを完了するのにより長い時間を要するので問題を引き起こすことがある。このようなユーザーが再認証されたら、既に入力したデータが損なわれることなく、そのトランザクションを継続できるようにしなければならない。

達成基準 2.2.6 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.2.6 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing options to continue without loss of data using a technology-specific technique listed below (あなたのベースラインにある技術が対象)

技術特有のテクニック

サーバサイド テクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.2.6 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 2.2.6 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 2.2.6 がどのようにユーザーのためになるか

  • This success criterion benefits people who may require additional time to complete an activity. People with cognitive limitations may read slowly and require additional time to read and respond to a questionnaire. Users interacting via a screen reader may need extra time to navigate and complete a complicated form. A person with motor impairments or who navigates with an alternative input device may require additional time to navigate through or complete input within a form.

  • In circumstances where a sign-language interpreter may be relating audio content to a user who is deaf, control over time limits is also important.

達成基準 2.2.6 の事例

  • A shopping site checkout

    A user with extremely limited use of the hands is logged into a shopping site. It takes so long to enter credit card information into the application that a time-out occurs wile the user is performing the checkout process. When the user returns to the checkout process and submits the form, the site returns a login screen to re-authenticate. After the user logs in, the check out process is restored with the same information and at the same stage. The user did not lose any data because the server had temporarily accepted and stored the submission even though the session had timed out and restored the user to the same state after re-authentication was completed.

  • Authentication in an email program

    An email program has an authentication timeout after 30 minutes. The program prompts the user several minutes before the timeout occurs and provides a link to open a new window in order to re-authenticate. The original window with the in-progress email remains intact and, after re-authentication, the user may send that data.

  • A questionnaire with a timeout

    A long questionnaire provided within a single Web unit has information at the beginning that indicates that the session will time out after 15 minutes. The user is also informed that the questionnaire can be saved at any point and completed at a later time. Within the Web unit there are several buttons provided to save the partially completed form. In addition, with JavaScript in the baseline, the user can elect to be alerted via a pop-up if the session is close to timing out.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


『ガイドライン 2.3 ユーザーが光源性のてんかん発作を引き起こす可能性のあるコンテンツを避けられるようにする』を理解する

ガイドライン 2.3 の意図

発作性疾患のある人は、閃光を放つ視覚的なコンテンツにより、発作を起こしてしまう恐れがある。多くの人は、その発作が起こるまでそういった疾患のあることに気づかないものである。1997年に、日本のあるアニメ番組によって、発作を起こした約500人を含む700人以上の子ども達が病院へ送られたことがある[EPFND]。警告はしばしば見逃され、特にそれを実際に読むことのできないかもしれない子ども達には見逃されてしまうので、警告を出すことはほとんど機能しない。

このガイドラインの目的は、WCAG 2.0に適合しているとするコンテンツが、1秒間あるいは2秒間でさえ閲覧されれば発作を引き起こす可能性の強い閃光を避けるようにすることである。

ガイドライン 2.3 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。


達成基準 2.3.1 を満たす方法

2.3.1 コンテンツが一般閃光閾値、または赤色閃光閾値に違反していないこと。 (レベル 1)

重要な用語

general flash threshold
  • A sequence of flashes or rapidly changing image sequences where all three of the following occur:

    1. the combined area of flashes occurring concurrently (but not necessarily contiguously) occupies more than one quarter of any 341 x 256 pixel rectangle anywhere on the displayed screen area when the content is viewed at 1024 x 768 pixels;

    2. there are more than three flashes within any one-second period; and

    3. the flashing is below 50 Hz.

注記 1: For the general flash threshold, a flash is defined as a pair of opposing changes in brightness of 10% or more of full scale white brightness, where brightness is calculated as 0.2126 * ((R / FS) ^ 2.2) + 0.7152 * ((G / FS) ^ 2.2) + 0.0722 * ((B / FS) ^ 2.2). R, G, and B are the red, green, and blue RGB values of the color; FS is the maximum possible full scale RGB value for R, G, and B (255 for eight bit color channels); and the "^" character is the exponentiation operator. An "opposing change" is an increase followed by a decrease, or a decrease followed by an increase. This applies only when the brightness of the darker image is below .80 of full scale white brightness.

注記 2: Based on Wisconsin Computer Equivalence Algorithm for Flash Pattern Analysis (FPA)

red flash threshold
  • transition to or from a saturated red where all three of the following occur:

    1. The combined area of flashes occurring concurrently occupies more than one quarter of any 341 x 256 pixel rectangle anywhere on the displayed screen area when the content is viewed at 1024 x 768 pixels.

    2. There are more than three flashes within any one-second period.

    3. The flashing is below 50 Hz.

この達成基準の意図

この達成基準の目的は、ユーザーが、光源性による発作を誘発されることなく、サイトの全てのコンテンツにアクセスできるようにすることである。

光源性の発作による障害のある人は、2~3回以上の閃光が特定の頻度で放たれるコンテンツにより発作を引き起こされる恐れがある。一般的に、人は他の色よりも赤色の閃光にさらに敏感なので、彩度の高い赤色の閃光による特別なテストを提供している。これらのガイドラインは、コンピュータの画面にも適用できる放送業界のガイドラインを基準にしており、コンピュータの画面ではコンテンツがより近距離(より広い視角)で閲覧される。

この達成基準は、広い範囲内の頻度(3~50ヘルツ)でのあらゆる閃光(1ピクセルの閃光でさえ)許容していなかった、WCAG 1.0におけるかなり制限されていた基準にとってかわるものである。この達成基準は、英国や他国でテレビ放送に用いられ、コンピュータのディスプレイ視聴にも適用されてきている既存の規格に基づいている。評価には1024ピクセル x 768ピクセルの画面を用いている。そして、335ピクセル x 268ピクセルの四角形を、典型的な画面までの距離における10度の視野角での画面上の表示領域としている。(10度という視野角は、参照した元の規格にもとづいており、眼の中心視力部分をあらわす - 感光刺激に最も敏感な部分である)

閃光が同時に発生する複数の(必ずしも隣接はしていない)領域は、実際に同時に閃光を放っている全領域となる。それは、同時に発生している341×256ピクセル以内の表示領域における個々の閃光の領域を全て合計して計算される。

達成基準 2.3.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.3.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.3.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 2.3.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Reducing contrast for any flashing content (準備中)

  • Avoiding fully saturated reds for any flashing content (準備中)

  • Reducing the number of flashes even if they do not violate thresholds (準備中)

利点: 達成基準 2.3.1 がどのようにユーザーのためになるか

  • Individuals who have seizures when viewing flashing material will be able to view all of the material on a site without having a seizure and without having to miss the full experience of the content by being limited to text alternatives. This includes people with photosensitive epilepsy as well as other photosensitive seizure disorders.

達成基準 2.3.1 の事例

  • A movie with a scene involving very bright lightning flashes is scripted so that the lightning only flashes two times.


達成基準 2.3.2 を満たす方法

2.3.2 Webユニットが、どの1秒間の間隔をとっても3回以上閃光を放つコンポーネントを含んでいないこと。 (レベル 3)

重要な用語

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

事例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

事例 2: A Web page including all embedded images and media.

この達成基準の意図

この達成基準の目的は、ユーザーが、光源性による発作を誘発されることなく、サイトの全てのコンテンツにアクセスできるようにすることである。

達成基準 2.3.1では、閃光を放つコンテンツは、(1024×768の画面上で)341×256ピクセルの領域という40%未満の大きさでないかぎり、どの1秒間をとっても3回未満であることが求められている。これは、典型的な画面に対する人の中心視野の40%未満に対しての刺激を保つだろう。しかしながら、ユーザーの中には、画面拡大ソフトでWebコンテンツにアクセスしている。そのような人にとっては、達成基準 2.3.1 で示されている領域は、(拡大されていると)ユーザーの中心視野の40%を超えるだろう。

この達成基準では、どの1秒間をとっても3回以上閃光を放つような全てのコンポーネントを排除する。そうすれば、あらゆるレベルの画面拡大も、一般閃光閾値あるいは赤色閃光閾値を超えたコンテンツを生み出すことにはならない。

達成基準 2.3.2 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.3.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.3.2 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 2.3.2 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Reducing contrast for any flashing content (準備中)

  • Avoiding fully saturated reds for any flashing content (準備中)

  • Reducing the number of flashes even if they don't violate thresholds (準備中)

利点: 達成基準 2.3.2 がどのようにユーザーのためになるか

  • Individuals who have seizures when viewing flashing material will be able to view all of the material on a site without having a seizure and without having to miss the full experience of the content by being limited to text alternatives. This includes people with photosensitive epilepsy as well as other photosensitive seizure disorders.

達成基準 2.3.2 の事例

  • A movie with a scene involving very bright lightning flashes is scripted so that the lightning only flashes three times.


『ガイドライン 2.4 ユーザーがコンテンツを探し、現在位置を確認し、コンテンツ内を移動するのを手助けするメカニズムを提供する』を理解する

ガイドライン 2.4 の意図

このガイドラインの意図は、ユーザーが探しているコンテンツを見つけ出すのを手助けし、自分の現在位置について常に追えるようにすることである。こういったタスクは、障害のある人にとってはしばしば困難さを増す。探し出したり、ナビゲーションしたり、現在位置を確認したりするには、ユーザーが自分の現在位置がどこなのかを見い出せることが重要である。ナビゲーションには、考えられるリンク先に関する情報を入手可能にする必要がある。スクリーンリーダーは、コンテンツを合成音声に変換し、それは音声なので、情報は直線状(リニア)な順序で提供されなければならない。このガイドラインにおける達成基準の中には、スクリーンリーダーのユーザーがコンテンツを順調にナビゲートできるように、どの規定に配慮する必要があるかを説明しているものがある。他の達成基準は、ユーザーがナビゲーションバーやページの見出しをより容易に認知して、この繰り返されるコンテンツを飛び越えて進めるようにする。

このガイドラインは、ガイドライン 1.3と密接に関係しており、コンテンツのあらゆる構造が知覚できて、あわせてナビゲーションのキーとなるようにする。

ガイドライン 2.4 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。


達成基準 2.4.1 を満たす方法

2.4.1 複数のWebユニットで繰り返されているコンテンツのブロックを飛び越えて進むメカニズムが提供されていること。 (レベル 1)

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

事例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

事例 2: A Web page including all embedded images and media.

この達成基準の意図は、コンテンツを順番にナビゲートしているユーザーが、Webユニットの主要なコンテンツによりダイレクトにアクセスできるようにすることである。Webページやアプリケーションは、他のページあるいは画面にも表示されるコンテンツを有することがよくある。コンテンツの繰り返されるブロックの例としては、これらに限られないが、ナビゲーションリンク、ヘッダー部分の画像、そして広告用のフレームなどが挙げられる。

これは、画面を見ているユーザーが画面の中央(通常、メインコンテンツが表示される部分)に意識を集中したり、マウスを使用しているユーザーが目的のアイテムの前にあるリンクあるいはフォームのコントロールに煩わされずに1回のマウスクリックで特定のリンクを選択したりできるのとは対照的である。

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.4.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Grouping blocks of repeated material in a way that can be skipped USING one of the technology-specific techniques below (あなたのベースラインにある技術が対象)

  2. Creating links to skip blocks of repeated material USING one of the following techniques:

HTML テクニック:ブロックをスキップする
  • Creating HTML links to skip blocks of content (準備中)

HTML テクニック:繰り返す部分をグループ化する

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.4.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 2.4.1 テクニック(参考)
  • Providing keyboard access to important links and form controls (準備中)

  • Providing skip links to enhance page navigation (準備中)

HTML テクニック:キーボードアクセス
  • Providing access keys (準備中)

CSS テクニック:コンテンツを配置する
  • When this success criterion is not satisfied, it may be difficult for people with some disabilities to reach the main content of a Web page quickly and easily.

  • Screen reader users who visit several pages on the same site can avoid having to hear all heading graphics and dozens of navigation links on every page before the main content is spoken.

  • People who use only the keyboard or a keyboard interface can reach content with fewer keystrokes. Otherwise, they might have to make dozens of keystrokes before reaching a link in the main content area. This can take a long time and may cause severe physical pain for some users.

  • People who use screen magnifiers do not have to search through the same headings or other blocks of information to find where the content begins each time they enter a new page.

  • People with cognitive limitations as well as people who use screen readers may benefit when links are grouped into lists

  • A news organization's home page contains a main story in the middle of the page, surrounded by many blocks and sidebars for advertising, searching, and other services. There is a link at the top of the page that jumps to the main story. Without using this link, a keyboard user needs to tab through approximately 40 links to reach the main story; the screen reader user has to listen to 200 words; and the screen magnifier user must search around for the location of the main body.

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.4.2 を満たす方法

2.4.2 コンテンツが一連のプロセスあるいはタスクの結果または途中段階ではない場合、コンテンツを探し出す方法が、1組のWebユニット内で複数提供されていること。 (レベル 2)

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

この達成基準の意図は、ユーザーのニーズを最も満たせる形で、ユーザーがコンテンツを探し出せるようにすることである。ユーザーは、他よりもある一つのテクニックのほうが、他のもう一つよりも容易に、あるいはより分かりやすく使えることに気づくことがある。

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.4.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

Choose two or more of the following:

  1. Providing links to navigate to related Web units

  2. Providing a Table of Contents

  3. Providing a Site Map

  4. Providing a search engine to help users find content (準備中)

  5. Providing a list of links to all other Web units

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.4.2 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Providing an opportunity to navigate sites in more than one manner can help people find information faster. Users with visual impairments may find it easier to navigate to the correct part of the site using a search, rather than scrolling through a large navigation bar using a screen magnifier or screen reader. A person with cognitive disabilities may prefer a table of contents or site map which provides an overview of the site rather than reading and traversing through several Web units. Some users may prefer to explore the site in a sequential manner, moving from Web unit to Web unit in order to best understand the concepts and layout.

  • Individuals with cognitive limitations may find it easier to use search features than to attempt to use a hierarchical navigation scheme that be difficult to understand.

  • A search mechanism .

    A large food processing company provides a site containing recipes created using its products. The site provides a search mechanism to search for recipes using a particular ingredient. In addition, it provides a list box which lists several categories of foods. A user may type "soup" in to the search engine or may select "soup" from the list box to be taken to a page with a list of recipes made from the company's soup products

  • Links between Web units

    A local hair salon has created a Web site to promote its services. The site contains only five Web units. There are links on each Web unit to sequentially move forward or backward through the Web units. In addition, each Web unit contains a list of links to reach each of the other Web units.

  • where content is a result of a process or task - funds transfer confirmation:

    An on-line banking site allows fund transfer between accounts via the Web. There is no other way to locate the confirmation of fund transfer until the account owner completes the transfer.

  • where content is a result of a process or task - search engine results:

    A search engine provides the search result based on user input. There is no other way to locate the search results except to perform the search process itself.

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.4.3 を満たす方法

2.4.3 Webユニットにタイトルがついていること。 (レベル 2)

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

この達成基準の意図は、Webユニットにタイトルを付けることで、ユーザーがコンテンツを探し出し、コンテンツ内で自分の現在位置を確認するのを手助けすることである。タイトルは、ユーザーがページのコンテンツを読んだり解釈したりしなくても、現在位置を特定する。タイトルがサイトマップあるいは検索結果の一覧に表示されたとき、ユーザーは自分が探しているコンテンツをより素早く特定することができる。

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.4.3 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Associating a title with a Web page USING a technology-specific technique below (あなたのベースラインにある技術が対象)

HTML テクニック

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.4.3 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

HTML テクニック:フレームタイトル
  • Providing a meaningful name for identifying frames (準備中).

These techniques benefit all users. They are especially helpful for users with disabilities that make reading slow and for people with limited short-term memory. People who have difficulty using their hands or who experience pain when doing so will benefit from techniques that reduce the number of keystrokes required to reach the content they need.

  • A document.

    The title of Web Content Accessibility Guidelines 2.0 is "Web Content Accessibility Guidelines 2.0."

    • The introduction has the title "Introduction to Web Content Accessibility Guidelines 2.0"

    • The main body has the title "WCAG 2.0 Guidelines"

    • Appendix A has the title "Glossary to Web Content Accessibility Guidelines 2.0"

    • Appendix B has the title "Checklist for Web Content Accessibility Guidelines 2.0"

    • Appendix C has the title "Acknowledgements for Web Content Accessibility Guidelines 2.0"

    • Appendix D has the title "Mapping of WCAG 1.0 checkpoints to WCAG 2.0"

    • Appendix E has the title "References for Web Content Accessibility Guidelines 2.0"

  • An audio file

    A podcast is associated with the title "Today's Tech Tips" by setting the id3 property of the .mp3 file.

  • A video clip

    A video clip is associated with a title using the meta element in SMIL 1.0 or SMIL 2.0, plus the title attribute of the main par element in the SMIL file.

  • An image

    A .JPEG image is associated with a title using EXIF metadata stored in the image file. (注記: Current user agents do not read this metadata.)


達成基準 2.4.4 を満たす方法

2.4.4 各リンクが、その目的を判断できるテキストとプログラム的に関連付けられていること。 (レベル 2)

この達成基準の意図は、ユーザーがコンテンツにある各リンクの目的を理解するのを手助けすることで、そのリンク先へ移動するかどうかをユーザーが判断できるようにすることである。同じ目的やリンク先のリンクは、同じラベルの記述と関連付けられるが(達成基準 3.2.4< /a>)、異なる目的やリンク先のリンクは異なるラベルの記述と関連付けられる。リンクのラベルの記述が良ければ、ユーザーがリンクの目的を理解し、そのリンクをたどるかどうかを判断できるので、サイト内でのオリエンテーションが改善される。

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.4.4 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing link text that describes the purpose of a link

  2. Providing a supplemental description of the purpose of a link USING a technology-specific technique below (あなたのベースラインにある技術が対象)

  3. Identifying the purpose of a link using link text combined with link context USING a technology-specific technique below (あなたのベースラインにある技術が対象)

HTML テクニック:リンクテキスト
HTML テクニック:リンクテキストを補足する
HTML テクニック:リンクテキストをリンクの文脈で補足する
CSS テクニック:リンクテキストを補足する

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.4.4 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • This success criterion helps people with motion impairment by letting them skip links that they are not interested in, avoiding the keystrokes needed to visit the referenced content and then return to the current content.

  • People with cognitive limitations will not become disoriented by extra navigation to and from content they are not interested in.

  • People with visual disabilities will benefit from not losing their place in the content when they return to the original page. The screen reader's list of links is more useful for finding information when the targets of the link are described.

  • A link is preceded by a text description of the information at that URL.

    "Learn more about the Government of Ireland's Commission on Electronic Voting" appears before the link "Go Vote!"

  • Both an icon and text are included in the same link

    An icon of a voting machine and the text "Government of Ireland's Commission of Electronic Voting" are combined to make a single link.

  • A list of book titles

    A list of books is available in 3 formats: HTML, PDF, and mp3 (a recording of a person reading the book). To avoid hearing the title of each book three times (once for each format), the first link for each book is the title of the book, the second link says "PDF" and the third says, "mp3."


達成基準 2.4.5 を満たす方法

2.4.5 タイトル、見出し、およびラベルが、説明的であること。 (レベル 3)

label

text, image, or sound that is presented to a user to identify a component within Web content

この達成基準の意図は、ユーザーがそのWebユニットにどんな情報があるのか、そしてその情報がどのように構成されているのかを理解するのを手助けすることである。タイトルおよび見出しが明確で説明的であれば、ユーザーは自分の探している情報を見つけやすくなり、そしてユーザーはコンテンツのさまざまなパーツ間の関係性をより容易に理解できるようになる。そして、説明的なラベルは、ユーザーがコンテンツ内の特定のコンポーネントを識別するのを手助けする。

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.4.5 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing descriptive titles for Web units

  2. Providing descriptive headings

  3. Providing descriptive labels

注記: Titles, headings, and labels must be programmatically determined, per success criterion 1.3.1.

HTML テクニック

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.4.5 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using unique section headings in a Web Page (準備中)

  • Starting section headings with unique information (準備中)

Descriptive titles are especially helpful for users who have disabilities that make reading slow and for people with limited short-term memory. These people benefit when section titles make it possible to predict what each section contains.

People who have difficulty using their hands or who experience pain when doing so will benefit from techniques that reduce the number of keystrokes required to reach the content they need.

This success criterion helps people who use screen readers by ensuring that titles and headings are meaningful when read out of context - for example, in a Table of Contents, or when jumping from heading to heading within a page.

This success criterion may also help users with low vision who can see only a few words at a time.

  • A news site.

    The home page of a news site lists the headlines for the top stories of the hour. Under each heading are the first 35 words of the story and a link to the full article. Each headline gives a clear idea of the article's subject.

  • A guide on how to write well

    A guide on writing contains the following section titles: How To Write Well, Cut Out Useless Words, Identifying Unnecessary Words, etc. The section headings are clear and concise, and the structure of the information is reflected in the structure of the headings.

  • Consistent headings in different articles

    A Web site contains papers from a conference. Submissions to the conference are required to have the following organization: Summary, Introduction, ... sections unique to this article ..., Conclusion, Author Biography, Glossary, and Bibliography. The title of each Web unit clearly identifies the article it contains, creating a useful balance between the uniqueness of the articles and the consistency of the section headings.


達成基準 2.4.6 を満たす方法

2.4.6 Webユニットあるいはオーサード・コンポーネントが順番にナビゲートされる場合は、コンテンツの関係や順序に従った順番で、各コンポーネントにフォーカスが当たるようになっていること。 (レベル 3)

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

authored component

an authored unit intended to be used as a part of another authored unit

この達成基準の意図は、ユーザーがコンテンツ内を連続的にナビゲートしているとき、コンテンツ内の論理的関係を反映した順序で情報を提供することである。ユーザーに一貫したコンテンツのメンタルモデルを形成させることで、混乱を軽減する。

Webコンテンツの中には連続したナビゲーションをサポートしなければならないものがある。例えば、キーボードあるいはキーボード・インターフェースを使用する人は、オンラインフォームを完了するのに、通常はTabキーを使ってフォーム上のある入力要素から次のアイテムへと移動する。ユーザーがTabキーを押すたびに、他の要素がフォーカスを受け取る(つなり、ユーザーの次のアクションが、フォーカスのあるアイテムに影響を及ぼす)。場合によっては、デフォルトの順序が論理的ではないために、アイテムがフォーカスを受け取る順序を特定するのが必要になることがある。

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.4.6 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Placing the interactive elements in an order that follows sequences and relationships within the content

  2. Giving focus to elements in an order that follows sequences and relationships within the content USING a technology-specific technique below (あなたのベースラインにある技術が対象)

HTML テクニック

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.4.6 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

These techniques benefit users who navigate documents sequentially and expect the tab order to match the sequential reading order. People with visual impairments or people with disabilities that make reading difficult can become disoriented when tabbing takes focus someplace unexpected.

  • Example of the results of failure to meet the success criterion: An on-line subscription form.

    A company's Web site includes a form that collects marketing data and allows users to subscribe to several newsletters published by the company. The form includes typical fields such as name, street address, city, state or province, and postal code. It also includes several checkboxes so that users can indicate which newsletters they want to receive. An individual using a screen magnifier enters her name and street address and presses the tab key, expecting that she will next enter the name of her city. But instead the focus moves to a checkbox beside the name of a newsletter. Only part of the newsletter's title is visible because of the screen magnification, and the user does not realize what has happened. She keys in her address and submits the form. She is surprised when she receives an error message telling her that one or more required fields is incomplete.

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.4.7 を満たす方法

2.4.7 1組のWebユニット内で、ユーザーの現在位置を示す情報が提供されていること。 (レベル 3)

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

この達成基準の意図は、ユーザーにWebサイトあるいはWebアプリケーション内での現在位置を確認して、関連する情報を見つける手段を提供することである。

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.4.7 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing a breadcrumb trail

  2. Providing a Site Map

  3. Identifying a Web unit's relationship to a larger collection of Web units USING a technology-specific technique (あなたのベースラインにある技術が対象)

  4. Indicating current location within navigation bars

HTMLテクニック:ドキュメント間の関係性を示す

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.4.7 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Providing a link to the home page or main page (準備中)

This success criterion is helpful for people with a short attention span who may become confused when following a long series of navigation steps to a Web page. It is also helpful when a user follows a link directly to a page deep within a Web site and needs to navigate that Web site to understand the content of that page or to find more related information.

  • Links to help user determine location in a site

    A research group is part of an educational department at a university. The group's home page links to the department home page and the university's home page.

  • A breadcrumb trail

    A portal Web site organizes topics into categories. As the user navigates through categories and subcategories, a breadcrumb trail shows the current location in the hierarchy of categories. Each page also contains a link to the Directory Home.


達成基準 2.4.8 を満たす方法

2.4.8 各リンクの目的が、そのリンクからプログラム的に決められていること(レベル 3)

programmatically determined

determined by software from data provided in a user-agent-supported manner such that the user agents can extract and present this information to users in different modalities

この達成基準の意図は、ユーザーがそのリンクをたどるかどうかを判断できるように、コンテンツにある各リンクの目的を理解するのを手助けすることである。同じ目的やリンク先のリンクは、同じラベルの記述と関連付けられるが(達成基準 3.2.4)、異なる目的やリンク先のリンクは異なるラベルの記述と関連付けられる。リンクの目的はプログラム的に決められているので、ユーザーエージェントがそのページ上の全てのリンクのリストを提供するときのように、リンクがその文脈の外へ出たときにも、ユーザーエージェントにより入手可能にすることができる。

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.4.8 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing link text that describes the purpose of a link.

  2. Providing a supplemental description of the purpose of a link USING a technology-specific technique below (あなたのベースラインにある技術が対象).

HTML テクニック:リンクテキストを提供する
HTML テクニック:リンクテキストを補足する
CSS テクニック:リンクテキストを補足する

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.4.8 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • This success criterion helps people with motion impairment by letting them skip web units that they are not interested in, avoiding the keystrokes needed to visit the referenced content and then return to the current content.

  • People with cognitive limitations will not become disoriented by extra navigation to and from content they are not interested in.

  • People with visual disabilities will benefit from not losing their place in the content when they return to the original page. The screen reader's list of links is more useful for finding information because the target of the links are described.

  • Both an icon and text are included in the same link

    An icon of a voting machine and the text "Government of Ireland's Commission of Electronic Voting" are combined to make a single link.

  • A list of book titles

    A list of books is available in 3 formats: HTML, PDF, and mp3 (a recording of a person reading the book). The title of the book is followed by links to the different formats. The rendered text for each link is just the format type, but the text associated with each link includes the title as well as the format, for instance, "Gulliver's Travels, MP3."


『ガイドライン 2.5 ユーザーがミスを回避できる手助けをし、起こしたミスを修正しやすくする』を理解する

ガイドライン 2.5 の意図

人間誰しもミスをする。しかしながら、障害のある人はエラーのない入力をするのがより困難である。加えて、自分がエラーを起こしたことに気づくことのほうがさらに困難なこともある。よくあるエラーを示す手法は、視覚や色の知覚が制限されていたり、あるいは支援技術の使用していたりするために、障害のある人にとっては明白ではないことがある。このガイドラインは、深刻な、あるいは取り消せないエラーの数を減少させるとともに、全てのエラーを見つかりやすくして、ユーザーがエラーを修正するために何をすべきかを理解するのを手助けすることを狙いとしている。

ガイドライン 2.5 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。

  • このガイドラインの全ての参考テクニックは、特定の達成基準に関連しており、以下で挙げられている。

達成基準 2.5.1 を満たす方法

2.5.1 入力エラーが見つかった時は、エラーが指摘され、ユーザーにテキストで示されること。 (レベル 1)

重要な用語

input error

information provided by the user that is not accepted

注記: This includes:

  1. Information that is required by the Web unit but omitted by the user

  2. Information that is provided by the user but that falls outside the required data format or values.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、ユーザーがエラーが発生したことに気づき、何が問題なのかを判断できるようにすることである。フォームの入力に失敗したようなケースでは、フォームを再び表示してエラー箇所を示すだけでは、ユーザーがエラーが起きたことを認識するには不十分なことがある。例えば、スクリーンリーダーのユーザーは、エラーを示している箇所に出くわすまでは、エラーが発生したことに気づかないだろう。ユーザーは、そのエラー箇所に気づく前に、単にそのページが機能していないと考えて、フォームの入力完了を完全にあきらめてしまうことがある。

達成基準 2.5.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.5.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If a form contains fields for which information from the user is mandatory:

  1. Providing a text message that identifies the field as mandatory

状況 B: If information provided by the user is required to be in a specific data format or of certain values:

  1. Providing a text message when user input falls outside the required format or values

技術特有のテクニック

スクリプト テクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.5.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他のテクニック(参考) 2.5.1

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Validating form submissions on the server (準備中)

  • Re-displaying a form with a summary of errors (準備中)

  • Providing error notification as the user enters information (準備中)

  • Assisting the user in making corrections by providing links to each error (準備中)

  • Highlighting or visually emphasizing errors where they occur (準備中)

  • Supplementing text with non-text content when reporting errors (準備中)

利点: 達成基準 2.5.1 がどのようにユーザーのためになるか

Providing information about input errors in text allows users who are blind or colorblind to perceive the fact that an error occurred.

達成基準 2.5.1 の事例

  • Identifying errors in a form submission.

    An airline Web site offers a special promotion on discounted flights. The user is asked to complete a simple form that asks for personal information such as name, address, phone number, seating preference and e-mail address. If any of the fields of the form are either not completed or completed incorrectly, a text message is displayed notifying the user that some of the information provided has not been accepted. The message also specifies that the form will be redisplayed with incorrect fields identified by two asterisks. The user is then presented with the same form, with all previously and correctly entered information still available. The user is asked to make corrections to any form fields marked with two asterisks.

    注記: This success criterion does not mean that color or text styles cannot be used to indicate errors. It simply requires that errors also be identified using text. In this example, two asterisks are used in addition to color.

  • Providing multiple cues

    The user fails to fill in two fields on the form. In addition to describing the error and providing a unique character to make it easy to search for the fields, the fields are highlighted in yellow to make it easy to visually search for them as well.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.5.2 を満たす方法

2.5.2 入力エラーが見つかり、修正のための提案が分かっていて、セキュリティやコンテンツの目的を阻害せずに示すことができる場合は、ユーザーにその提案が提供されていること。 (レベル 2)

重要な用語

input error

information provided by the user that is not accepted

注記: This includes:

  1. Information that is required by the Web unit but omitted by the user

  2. Information that is provided by the user but that falls outside the required data format or values.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、可能であれば、ユーザーが入力エラーの訂正方法に関する適切な提案を受けられるようにすることである。

達成基準 2.5.1は、エラーの通知に関する基準である。しかしながら、認知制限のある人は、そのエラーをどのように修正すればよいのかが分からないことがある。視覚障害のある人は、エラーの修正方法を正確に把握することができないかもしれない。フォームの送信に失敗するケースでは、ユーザーはエラーが発生したことには気づいたとしても、そのエラーを修正する方法が分からないために、そのフォームの入力完了をあきらめてしまうことがある。

達成基準 2.5.2 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.5.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If a mandatory field contains no information:

  1. Providing a text message that identifies the field as mandatory

状況 B: If information for a field is required to be in a specific data format:

  1. Providing a text message when user input falls outside the required format or values

状況 C: Information provided by the user is required to be one of a limited set of values:

  1. Providing a text message when the user provides information that is not in list of allowed values

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.5.2 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 2.5.2 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Making error messages easy to understand and distinguishable from other text in the Web unit (準備中)

  • Validating form submissions on the server (準備中)

  • When mandatory information has not been provided, including descriptions or examples of correct information in addition to identifying the field as mandatory (準備中)

  • Repeating and emphasizing suggestions for correcting each input error in the context of its form field (準備中)

  • Providing a way for the user to skip from each item in a list of suggestions to its corresponding form field (準備中)

  • Providing additional contextual help for the form field requiring change (準備中)

テクニック:ユーザーに提案を提供する
  • Providing a text message that contains information about the number of input errors, suggestions for corrections for each item, and instructions on how to proceed (準備中)

  • Providing a text message that contains suggestions for correction as the first item (or one of the first items) of content, or emphasizing this information in the content (準備中)

  • Displaying errors and suggestions in the context of the original form (for example, re-displaying a form where input errors and suggestions for correction are highlighted and displayed in the context of the original form) (準備中)

HTML テクニック
  • Providing "correct examples" for data and data formats as initial text in mandatory form fields (準備中)

  • Providing links to suggested correction text "close to" form fields, or providing the suggested correction text itself directly on the Web unit "next to" form fields (準備中)

クライアントサイド・スクリプティング テクニック
  • Providing client-side validation and alert

  • Providing client-side validation and adding error text via the DOM (準備中)

  • Calling a function from the submit action of a form to perform client side validation (準備中)

利点: 達成基準 2.5.2 がどのようにユーザーのためになるか

  • Providing information about how to correct input errors allows users who have learning disabilities to fill in a form successfully. Users who are blind or have impaired vision understand more easily the nature of the input error and how to correct it. People with motion impairment can reduce the number of times they need to change an input value.

達成基準 2.5.2 の事例

  • Additional Help for Correcting An Input Error

    An example of output from an HTML form that was not successfully submitted (and an image that it uses). It describes an input error that occurred among other correct input and offers additional help for the form field that caused the input error.

    An example of output from an HTML form that was not successfully submitted (and an image that it uses). It describes an input error that occurred among other correct input and offers additional help for the form field that caused the input error.

  • Suggestions from a Limited Set of Values

    An input field requires that a month name be entered. If the user enters "12", suggestions for correction may include

    • a list of the acceptable values, e.g. "Choose one of: January, February, March, April, May, June, July, August, September, October, November, December"

    • a description of the set of values, e.g. Please provide the name of the month

    • the conversion of the input data, interpreted as a different month format: do you mean "December"?

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.5.3 を満たす方法

2.5.3 法的または金銭的な取引を行うためのフォームで、データストレージシステムのデータを変更または削除したり、テスト回答を送信したりするフォームの場合は、以下の項目の少なくとも1つが当てはまること。 (レベル 2)

  1. 操作を取り消すことができる。

  2. プロセスの次のステップに進む前に、入力エラーのチェックが行われる。

  3. 情報を送信する前に、ユーザーが送信内容を確認して修正できる。

重要な用語

input error

information provided by the user that is not accepted

注記: This includes:

  1. Information that is required by the Web unit but omitted by the user

  2. Information that is provided by the user but that falls outside the required data format or values.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、障害のあるユーザーが、元に戻すことのできないアクションを実行しているときに失敗した結果としての重大な被害を避けることができるようにすることである。例えば、払い戻し不可の航空券チケットの購入、あるいは証券取引口座での株購入注文などは、深刻な結果を伴うトランザクションである。もしユーザーが飛行機旅行の日付を間違えてしまったら、交換することのできない間違った日付の航空券を購入したことになる。もしユーザーが購入する株式数を間違えてしまったら、購入する予定以上の株式を購入したことになる。こういった失敗はどちらも、即時に行われて、後で変更することができず、とてもコストがかかるようなトランザクションで起こりうる。同じように、旅行サービスのWebサイトにある旅行プロフィールのように、ユーザーが後からまたアクセスする必要のあるデータベースのデータをうっかり変更あるいは削除してしまうと、元に戻せないエラーとなってしまうこともある。テストのデータは、ユーザーは一度送信した回答を修正することを許されていないので、そのテストを有効にするために、この規定に該当する。そのため、ユーザーが自分の送信内容が正しいかどうかを確認できるようにする必要がある。

障害のあるユーザーは、ミスをもっと起こしやすいといえるかもしれない。読字障害のある人は、数字と文字を勘違いしてしまうかもしれないし、運動障害のある人はキーを誤って押してしまうかもしれない。アクションを元の状態に戻すことができるようにすることで、ユーザーは深刻な結果につながる失敗を修正することができるようになる。情報を確認および修正できる手段を提供すれば、深刻な結果につながるアクションをとる前にユーザーがその過ちに気づく機会を提供することができる。

達成基準 2.5.3 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.5.3 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If an application causes a legal transaction to occur, such as making a purchase or submitting an income tax return

  1. Providing a period of time after submission of the form when the order can be updated or cancelled by the user (準備中) OR

  2. Providing the ability for the user to review and correct answers before submitting

状況 B: If an action causes information to be deleted:

  1. Providing the ability to recover deleted information OR

  2. Providing a message to the user asking him or her to confirm that he or she really does want to delete the information (準備中) OR

  3. Requiring a user to select a checkbox before a control that would cause a deletion to occur can be submitted (準備中)

状況 C: If the Web unit includes a testing application:

  1. Providing the ability for the user to review and correct answers before submitting OR

  2. Asking for confirmation before final submission (準備中)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.5.3 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 2.5.3 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Informing the user what irreversible action is about to happen (準備中)

利点: 達成基準 2.5.3 がどのようにユーザーのためになるか

Providing safeguards to avoid serious consequences resulting from mistakes helps users with all disabilities who may be more likely to make mistakes.

達成基準 2.5.3 の事例

  • Order confirmation

    A Web retailer offers on-line shopping for customers. When an order is submitted, the order information, including items ordered, quantity of each ordered item, shipping address, and payment method, are displayed so that the user can inspect the order for correctness. The user can either confirm the order or make changes.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 2.5.4 を満たす方法

2.5.4 テキスト入力に対して、文脈に応じたヘルプが提供されていること。 (レベル 3)

重要な用語

context-sensitive help

help text that provides information related to the function currently being performed

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、ユーザーがミスをするのを未然に防げるようにすることである。障害のあるユーザーは、障害のないユーザーよりもミスしやすい傾向にあるといえるかもしれない。文脈に応じたヘルプを用いることで、ユーザーは自分がやっていることを失うことなく、操作の実行方法を確かめることができる。

達成基準 2.5.4 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 2.5.4 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If a form requires text input:

  1. Providing a help link on every Web unit OR

  2. Providing help bubbles (準備中) OR

  3. Providing help by an assistant in the Web unit (準備中) OR

  4. Providing spell checking and suggestions for text input if applicable to the language (準備中)

状況 B: If a form requires text input in expected data format:

  1. Providing expected data format and example

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 2.5.4 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 2.5.4 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Checking byte of character and auto-converting to expected byte for text input if applicable (準備中)

利点: 達成基準 2.5.4 がどのようにユーザーのためになるか

Assistance for text input helps individuals with writing disabilities and people with reading and intellectual disabilities who often have difficulty writing text in forms or other places that need text input.

Additionally, these kinds of assistance help people who are aging and have the same difficulty in text input and/or mouse operation.

達成基準 2.5.4 の事例

  • Online job application

    Some of the questions may be hard for new job seekers to understand. A help link next to each question provides instructions and explanations for each question.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


『ガイドライン 3.1 テキストコンテンツを読めて理解できるものにする』を理解する

ガイドライン 3.1 の意図

このガイドラインの意図は、テキストのコンテンツをユーザーおよび支援技術が読めるようにすることであり、理解するのに必要な情報を入手可能にすることである。

障害のある人は、テキストを多様な形で経験する。ある人にとってはその経験は視覚的なものであったり、またある人にとっては聴覚的なものであったり、そしてある人にっては触覚的なものであったりする。さらには、視覚と聴覚の両方であるという人もいる。書かれた言葉を認知するのにとても困難を感じる人でも、そのテキストが読み上げられたり、キーとなるプロセスやアイデアが視覚的にイラストで描かれていたり、手話で通訳されていたりすると、非常に複雑で込み入った文書も理解できる。あるユーザーにとっては、特に単語あるいはフレーズが通常ではない使われ方をしていたり、特別な意味を与えられたりすると、文脈からその単語あるいはフレーズの意味を推測するのは困難なことである。このようなユーザーにとって、読んで理解する能力というのは、特定の定義あるいは頭字語あるいは省略語の拡張された状態があるかどうかによって異なってくる。グラフィカルなアプリケーションとあわせて音声読み上げソフトも含むユーザーエージェントは、その言語およびテキストの方向が指定されていないと、テキストを正確に提示できないことがある。これらはたいていのユーザーにとっては些細な問題かもしれないが、障害のあるユーザーにとっては非常に大きなバリアとなりうる。読み方や発音の情報なしでは意味が決まらないような場合(例えば、日本語の特定の漢字)においては、読み方や発音の情報も入手可能でなければならない。

ガイドライン 3.1 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。

  • このガイドラインの全ての参考テクニックは、特定の達成基準に関連しており、以下で挙げられている。

達成基準 3.1.1 を満たす方法

3.1.1 基本となる自然言語またはWebユニットの言語が、プログラム的に決められていること(レベル 1)

重要な用語

natural languages

languages used by humans to communicate, including spoken, written, and signed languages

注記: See also sign language interpretation.

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

programmatically determined

determined by software from data provided in a user-agent-supported manner such that the user agents can extract and present this information to users in different modalities

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、ユーザーエージェントがテキストおよびその他の言語に関するコンテンツを正確に提供するために必要とする情報を、コンテンツ制作者がデリバリーユニット内に提供することである。支援技術と従来のユーザーエージェントのどちらも、デリバリーユニットの言語が特定できれば、より正確にテキストをレンダリングできる。スクリーンリーダーは正しい発音規則で読み上げることができる。視覚系のブラウザは文字やスクリプトを正確に表示できる。メディアプレーヤーはキャプションを正しく表示できる。結果として、障害のあるユーザーはコンテンツをより理解できるようになるだろう。

"HTML および XHTMLにおける言語の宣言は、文字コードやテキストの方向とは全く関係がない。(…) 言語とスクリプトの間には常に1対1のマッピングがあるわけではなく、そのため方向性も同様である。例えば、アゼルバイジャン語は右から左、そして左から右のどちらでも書くことができる。" (Relationships with character encoding and directionalityより)それゆえ、言語とテキストの方向性を宣言するメカニズムは別々になっている。デフォルトのテキストの方向が左から右であれば、右から左の場合だけその方向を指定する必要がある。

達成基準 3.1.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.1.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If the text direction of the authored component is left to right, the following would be sufficient:

  1. Identifying primary natural language(s) USING a technology-specific technique listed below (あなたのベースラインにある技術が対象)

状況 B: If the text direction of the authored component is right to left, the following would be sufficient:

  1. Identifying primary natural language(s) USING a technology-specific technique listed below AND Identifying the primary text direction USING a technology-specific technique listed below (あなたのベースラインにある技術が対象)

技術特有のテクニック

HTML:基本となる自然言語を指定する
HTML:テキストの方向を指定する

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.1.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 3.1.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Specifying the primary language in the HTTP header (準備中)

追加の HTMLテクニック(参考)
  • using dc:lang in the meta element to specify language or multiple languages (準備中)

  • using http or the Content-Language meta tag for metadata (準備中)

追加の CSSテクニック(参考)
  • Specifying the direction of text (準備中)

利点: 達成基準 3.1.1 がどのようにユーザーのためになるか

This success criterion helps:

  • people who Use screen readers or other technologies that convert text into synthetic speech;

  • people with reading disabilities and cognitive limitations that make it difficult to recognize (decode) individual words and sentences;

  • people who rely on captions for multimedia.

達成基準 3.1.1 の事例

  • 事例 1. A Web unit with content in two languages

    A Web unit produced in Germany includes content in both German and English, but most of the content is in German. The primary natural language is identified as German (de).

  • 事例 2. A Web unit whose primary natural language is written right-to-left

    All of the content in a Web unit is written in Hebrew. The primary language is identified as Hebrew (he) and the direction is identified as right-to-left.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 3.1.2 を満たす方法

3.1.2 Webユニットに含まれるそれぞれの文章やフレーズの自然言語が、プログラム的に決められていること(レベル 2)

注記: この要件は、1つの単語あるいはコンテンツの基本となる言語の一部となっているフレーズには適用されない。

重要な用語

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

programmatically determined

determined by software from data provided in a user-agent-supported manner such that the user agents can extract and present this information to users in different modalities

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、ユーザーエージェントがWebユニットの第一言語と異なる言語で書かれているコンテンツを正しく提供できるようにすることである。このことは、スクリーンリーダー、点字ディスプレイ、およびその他の音声ブラウザと同様にグラフィカルなブラウザにもあてはまる。

支援技術と従来のユーザーエージェントのどちらも、もしWebユニット内での言語の変化が示されていれば、テキストをより正確にレンダリングできる。スクリーンリーダーは、外国語のテキストの言語にあわせて発音規則を切り替えて、それからその外国語のフレーズや文章が終わったところで第一言語の発音規則に戻すことが可能である。視覚系ブラウザは、文字とスクリプトを適切に表示することができる。ある言語は左から右へ読み、そして他の言語は右から左へ読むとき、あるいは外国語のフレーズや文章が第一言語と異なるアルファベットを用いているときなどには、これは特に重要なことである。そのWebユニット全体の言語と同様に外国語の文章やフレーズで使われている言語も知っている障害のあるユーザーは、そのコンテンツをよりよく理解できるだろう。

この要件は、単独の単語あるいはコンテンツの第一言語の一部になっているフレーズには適用されない。例えば、"rendezvous"というフランス語の単語は、英語に取り入れられて、英語の辞書にも登場しており、英語版のスクリーンリーダーでも正しく発音される。

達成基準 3.1.2 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.1.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If the passage or phrase has the same text direction as the primary content, the following would be sufficient:

  1. Identifying changes in natural languages USING a technology-specific technique listed below (あなたのベースラインにある技術が対象)

状況 B: If the passage or phrase has a different text direction from the primary content, the following would be sufficient:

  1. Identifying changes in natural languages USING a technology-specific technique listed below AND Identifying text direction of passages and phrases USING a technology-specific technique listed below (あなたのベースラインにある技術が対象)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.1.2 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 3.1.2 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Making text that is not in the primary natural language of the Web unit visually distinct (準備中)

  • Giving the names of any languages used in foreign passages or phrases (準備中)

追加の HTMLテクニック(参考)
  • Marking individual words, especially when they are links to versions in other languages (Deutsch, Français, Nederlands, Castellano, ...) (準備中)

利点: 達成基準 3.1.2 がどのようにユーザーのためになるか

This success criterion helps:

  • people who Use screen readers or other technologies that convert text into synthetic speech;

  • people with learning disabilities and cognitive limitations that make it difficult to recognize (decode) individual words and sentences;

  • people who rely on captions to recognize language changes in the soundtrack of multimedia content.

達成基準 3.1.2 の事例

  1. a German phrase in an English sentence.

    In the following sentence, "He maintained that the DDR (German Democratic Republic) was just a 'Treppenwitz der Weltgeschichte'.", the German phrase 'Treppenwitz der Weltgeschichte' is marked as German. Depending on the markup language, English may either be marked as the language for the entire document except where specified, or marked at the paragraph level. When a screen reader encounters the German phrase, it changes pronunciation rules from English to German to pronounce the word correctly.

関連リソース


達成基準 3.1.3 を満たす方法

3.1.3 慣用句専門用語など、通常ではない、または限られた用法で使われている単語あるいはフレーズについて、その特定の定義を特定するためのメカニズムが提供されていること。 (レベル 3)

重要な用語

mechanism

process or technique for achieving a result

used in an unusual restricted way

words used in such a way that users must know exactly what definition to apply in order to understand the content correctly

例: The word "representational" means something quite different if it occurs in a discussion of visual art as opposed to a treatise on government, but the appropriate definition can be determined from context. By contrast, the word "text" is used in a very specific way in WCAG 2.0, so a definition is supplied in the glossary.

idioms

phrase whose meaning cannot be deduced from the meaning of the individual words and the specific words cannot be changed without losing the meaning

例 1: In English, "kicking the bucket" means "dying". But the phrase cannot be changed to "kicking the buckets" or "kicking the tub" or "booting the bucket" or "knocking over the bucket" without losing its meaning.

例 2: In English, "spilling the beans" means "revealing a secret." However, "knocking over the beans" or "spilling the vegetables" does not mean the same thing."

例 3: In Japanese, the phrase "さじを投げる(どうするこ ともできなくなり、あきらめること" literally translates into "he threw a spoon". But it means that there was nothing he could do and finally he gave up.

例 4: In Dutch, "Hij ging met de kippen op stok" literally translates into "He went to roost with the chickens". But it means that he went to bed early.

jargon

words used in a particular way by people in a particular field

例: The word StickyKeys is jargon from the field of assistive technology/accessibility.

この達成基準の意図

特定の障害は、文字通りではない単語、およびある専門分野に特化した単語あるいは使用法を理解するのを困難にする。そして、特定の障害は、比喩的な言語あるいは専門分野に特化した用法を理解するのを困難にする。

達成基準 3.1.3 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.1.3 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If the word or phrase has a unique meaning within the authored component:

  1. Providing the definition of a word or phrase used in an unusual or restricted way for the first occurrence of the word or phrase in an authored component USING one of the following techniques:

  2. Providing the definition of a word or phrase used in an unusual or restricted way for each occurrence of the word or phrase in an authored component USING one of the following techniques:

    • Linking to definitions

    • Providing a Glossary

    • Providing a function to search an on-line dictionary (準備中)

    • Using a dictionary cascade (準備中)

    • USING a technology-specific technique below (あなたのベースラインにある技術が対象)

状況 B: If the word or phrase means different things within the same authored component:

  1. Providing the definition of a word or phrase used in an unusual or restricted way for each occurrence of the word or phrase in an authored component using one of the following techniques:

技術特有のテクニック

HTML テクニック:インラインで定義を提供する
HTML テクニック:用語集を提供する

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.1.3 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 3.1.3 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using the title attribute to provide explanations of words or phrases (準備中)

  • Using markup and visual formatting to help users recognize words that have special meaning (準備中)

  • Providing a voice-enabled dictionary search, so that users who have difficulty typing or spelling can speak the word whose definition they need (準備中)

  • Providing a sign language dictionary to help users who are deaf find the necessary definitions (準備中)

  • Providing a mechanism for finding definitions for all words in text content (準備中)

  • Providing a mechanism to determine the meaning of each word or phrase in text content (準備中)

利点: 達成基準 3.1.3 がどのようにユーザーのためになるか

  • This success criterion helps people with disabilities that affect their ability to use context to aid understanding. This includes people with certain learning disabilities and cognitive limitationss. In addition, people with low vision often lose context when screen magnifiers zoom in on a small area of the screen. This success criterion also helps people who have difficulty recognizing words (decoding) or remembering the meaning of words by limiting the number of dictionary entries they must read in order to find the definition that fits the context.

達成基準 3.1.3 の事例

  • Text that includes a definition for a word used in an unusual way.

    Organize the list or "cascade" of dictionaries and other resources so that the definition search will find the intended definitions instead of displaying definitions from other sources in the "cascade." (The "cascade" lists the dictionaries and other reference materials in the order most likely to bring up the right definition. This controls the order to follow when searching for definitions.)

  • Including definitions in the glossary.

    WCAG 2.0 uses the word "text" in a specific way. Thus, when the word "text" is used within WCAG 2.0 it is linked to the definition of "text" provided in a glossary within the same Web unit.

  • The specific definition of a word is provided at the bottom of the page.

    The internal link from the word to the corresponding definition is also provided within the page.

関連リソース

注記: The inclusion of a product or vendor name in the list below does not constitute an endorsement by the Web Content Accessibility Guidelines Working Group or the Web Accessibility Initiative of the World Wide Web Consortium. This list is provided simply for convenience, and to give users an idea of what resources may be available


達成基準 3.1.4 を満たす方法

3.1.4 省略語の省略されていない元の言葉を探すためのメカニズムが提供されていること。 (レベル 3)

重要な用語

abbreviation

shortened form of a word, phrase, or name

注記: Includes initialisms and acronyms.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、ユーザーが省略語の拡張形にアクセスできるようにすることである。

達成基準 3.1.4 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.1.4 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If the abbreviation has a unique meaning within the authored component:

  1. Providing the expansion or explanation of an abbreviation for the first occurrence of the abbreviation in an authored component USING one of the following techniques:

  2. Providing the expansion or explanation of an abbreviation for all occurrences of the abbreviation in an authored component using one of the following techniques:

    • Linking to definitions

    • Providing a Glossary

    • Providing a function to search an on-line dictionary (準備中)

    • Using a dictionary cascade (準備中)

    • Using a technology-specific technique below (あなたのベースラインにある技術が対象)

状況 B: If the abbreviation means different things within the same authored component:

  1. Providing the expansion or explanation of an abbreviation for all occurrences of abbreviations in an authored component using one of the following techniques:

    • Linking to definitions

    • Using a technology-specific technique below (あなたのベースラインにある技術が対象)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.1.4 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 3.1.4 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using the title attribute to provide explanations of words or phrases (準備中)

  • Using unique abbreviations in an authored component (準備中)

  • Using visual formatting to help users recognize abbreviations (準備中)

  • Providing access to a talking dictionary, to support users who might have difficulty decoding written definitions (準備中)

  • Providing a voice-enabled dictionary search, so that users who have difficulty typing or spelling can speak the word whose definition they need (準備中)

利点: 達成基準 3.1.4 がどのようにユーザーのためになるか

This success criterion helps people whose disabilities make reading difficult or impossible. These include:

  • People with learning disabilities or cognitive limitations that impair the ability to read.

  • People with low vision. Screen magnification may reduce contextual cues.

  • People with memory loss

This success criterion also helps people with disabilities that affect their ability to recognize words as well as their ability to use context to aid understanding. Acronyms and abbreviations may confuse these readers in different ways:

  • Some abbreviations do not look like normal words and cannot be pronounced according to the usual rules of the language. For example, the English word "room" is abbreviated as "rm," which does not correspond to any English word or phoneme. The user has to know that "rm" is an abbreviation for the word "room" in order to say it correctly.

  • Sometimes the same abbreviation means different things in different contexts. For example, in the English sentence "Dr. Johnson lives on Boswell Dr.," the first "Dr." is an abbreviation for "Doctor" and the second instance is an abbreviation for the word "Drive" (a word that means "street"). Users must be able to understand the context in order to know what the abbreviations mean.

  • Some acronyms spell common words, but are used in different ways. For example, "JAWS" is an acronym for a screen reader whose full name is "Job Access with Speech." It is also a common English word referring to the part of the mouth that holds the teeth. The acronym is used differently than the common word.

  • Some acronyms sound like common words but are spelled differently. For example, the acronym for Synchronized Multimedia Integration Language, S M I L, is pronounced like the English word "smile."

達成基準 3.1.4 の事例

  • A dictionary search form.

    A Web site includes a search form provided by an on-line acronym service. Users enter an acronym and the form returns a list of possible expansions from the sources that it searched.

  • A medical Web site.

    A medical Web site provides information for both doctors and patients. The site includes a set of cascading dictionaries: a very specialized medical dictionary is first, followed by a second medical dictionary for the general public. The cascade also includes a list of acronyms and abbreviations that are unique to the site, and finally there is a standard dictionary as well. The standard dictionary at the end of the list provides definitions for most words in the text. The specialized medical dictionary yields definitions of unusual medical terms. Definitions for words that appear in more than one dictionary are listed in the order of the cascade. The meaning of acronyms and abbreviations is provided by the list of acronyms and abbreviations.

  • An abbreviation whose expansion is provided the first time the abbreviation appears in the content.

    The name, "World Wide Web Consortium," appears as the first heading on the organization's home page. The abbreviation, "W3C," is enclosed in parentheses in the same heading.

関連リソース


達成基準 3.1.5 を満たす方法

3.1.5 テキストが中等教育レベル以上の読解力を必要とする場合、中等教育レベル以上の読解力を必要としない補足コンテンツが提供されていること。 (レベル 3)

重要な用語

Lower secondary education level

the two or three year period of education that begins after completion of six years of school and ends nine years after the beginning of primary education.

注記: This definition is based on [UNESCO].

supplemental content

additional content, which users may use in addition to or instead of the default content, that illustrates or clarifies the default content

例: Examples of supplemental content may include text, images and audio.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は以下の通りである。

  • 難解あるいは複雑なテキストの理解を手助けする追加コンテンツを入手可能にすること

  • そのような追加コンテンツがいつ必要とされるかを示すテスト可能な基準を設けること

この達成基準は、コンテンツ制作者が難解あるいは複雑なWebコンテンツを公開することを可能にしながらも、読字障害のある人を手助けする。テキストの難しさは、そのテキストを読むのに要求される教育レベルという観点から説明されている。教育レベルに関しては、教育システムの国際間比較を可能にするために作成された "International Standard Classification of Education" ([UNESCO]に従って定義されている。

難解あるいは複雑なテキストが、想定しているユーザー層のほとんど(つまり、そのコンテンツが制作された対象者のほとんど)にとって適切な場合もある。しかし、特定の事柄に関する専門知識を有する高等教育を受けたユーザーの中にも、読字障害を含めて、障害のある人がいる。テキストをより読みやすくすることで、そういったユーザーにも対応することが可能になるだろう。テキストをより読みやすくすることができない場合は、補足説明するコンテンツが必要となる。補足説明するコンテンツが必要とされるのは、テキストが中等教育レベル以上(つまり、9年以上の学校教育)の読解力を要求するときである。そのようなテキストは、読字障害のある人にとっては重大な障壁となり、また高等学校を卒業した障害のない人にとっても難しいとされる。

ディスレクシアのような読字障害は、書かれた、あるいは印刷された言葉を認知して、正確な音声と関連付けるのを困難にする。これは、そのテキストを "デコーディング" すると呼ばれている。簡潔で誰でも知っている単語と短い文を用いているテキストは、デコード(解読)しやすくて、長文と長い単語あるいは馴染みのない単語を用いているテキストよりも上級の読解力を必要としない。

テキストコンテンツを読むのに必要とされる教育レベル("readability"とも呼ばれる)は、Webユニットから選択されたテキストの一説を解析することで測定される。もし、そのWebユニットに異なる目的あるいは異なるスタイルが用いられたテキストがあると、選択された一節にはWebユニットのコンテンツのタイプおよびそのコンテンツが書かれている異なるスタイルのサンプルが含まれている。(多くの場合には、Webユニットには1種類だけのテキストコンテンツがある - 例えば、技術的な文書、法的な通知、マーケティング資料、など - そして、全てのコンテンツは同じスタイルを用いている。)

教育専門家もまた、テキストコンテンツを読むのに必要とされる教育レベルを判定することができる。例えば、資格のある教師は、現地の教育水準に従ってテキストを評価することができ、そのテキストが中等教育レベルの最終学年の生徒以上の読解力を必要とするかどうかを判断できる。

コンテンツのリーダビリティ(読みやすさ)も、リーダビリティの公式を選択した一節に当てはめることで決められるかもしれない。(全てではないが)多くのリーダビリティの公式は、100語の一節に対する計算をベースとしている。そのような公式は、多くの言語で開発されてきている。その一節にある単語数を数えて、そして音節の数あるいは文字の数のいずれかを数えて単語の長さを決める。また、ほとんどのリーダビリティの公式は、文の数と長さを数えている。そして、コンテンツにある単語および文の長さの平均が、リーダビリティのスコアを計算するのに用いられる。(日本語のように、ある言語は、同じ一節の中に複数のスクリプトを含むことがある。このような言語に対するリーダビリティの公式は、その計算においてそのような "runs" の数と長さを用いることがある。)その結果は、数字(例えば、0~100の等級)あるいは学年で示される。そしてこれらの結果は、"International Standard Classification of Education" にある教育レベルを用いて説明することが可能である。

教育のレベル
初等教育 前期中等教育 後期中等教育 高等教育
最初の6年間の学校 7~9年目の学校 10~12年目の学校 13年目以上の学校

引用元:International Standard Classification of Education [UNESCO]

達成基準 3.1.5 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.1.5 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing a text summary that requires reading ability less advanced than the upper secondary education level

  2. Providing visual illustrations of complex ideas, events, and processes

  3. Providing a spoken version of the text

  4. Making the text easier to read (準備中)

  5. Providing sign language versions of information, ideas, and processes that must be understood in order to use the content (準備中)

注記: Different sites may address this success criterion in different ways. An audio version of the content may be helpful to some users. But if a site is intended for individuals who are deaf, providing an audio file would not be useful. For sites designed for people who are deaf a sign language version of the page may be most useful for users who cannot understand the text well. Some sites may decide to do both or other combinations. No technique will help all users who have difficulty. So different techniques are provided as sufficient techniques here for authors trying to make their sites more accessible. Any numbered technique or combination above can be used by a particular site and it is considered sufficient by the working group.

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.1.5 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 3.1.5 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

追加の技術特有のテクニック
  • Providing text for navigational and landing pages that requires reading ability that is less advanced than the lower secondary education level (準備中)

  • Providing text for interior pages that requires reading ability at the lower secondary education level (準備中)

  • Including content summaries in metadata (準備中)

追加の技術特有のテクニック
  • Using the Dublin Core accessibility element to associate text content with text, graphical, or spoken supplements (準備中)

  • Using RDF to associate supplements with primary content (準備中)

  • Providing a clear representational image on the site's home page (準備中)

  • Making metadata human-viewable (準備中)

利点: 達成基準 3.1.5 がどのようにユーザーのためになるか

This success criterion benefits people with reading disabilities who can understand complex ideas and processes presented in highly readable text or by other means, such as images illustrating relationships and processes or through the spoken word.

Reading and intellectual disabilities affect the ability to recognize individual words. Decoding must be automatic in order for people to read fluently. The act of decoding text word by word consumes much of the mental energy that most people are able to use for understanding what they read.

達成基準 3.1.5 の事例

  1. A scientific journal including readable summaries of complex research articles

    A scientific journal includes articles written in highly technical language aimed at specialists in the field. The journal's Table of Contents page includes a plain-language summary of each article. The summaries are intended for a general audience with eight years of school. The metadata for the journal uses the Dublin Core specification to identify the education level of the articles' intended audience as "advanced"; and the education level of the intended audience for the summaries as "lower secondary education."

  2. Medical information for members of the public.

    A medical school operates a Web site that explains recent medical and scientific discoveries. The articles on the site are written for people without medical training. Each article uses the Dublin Core metadata specification to identify the education level of the intended audience as "lower secondary education" and includes the Flesch Reading Ease score for the article. A link on each page displays the education level and other metadata. No supplemental content is required because people who read at the lower secondary education level can read the articles.

  3. An e-learning application.

    An on-line course about Spanish cultural history includes a unit on Moorish architecture. The unit includes text written for students with different reading abilities. Photographs and drawings of buildings illustrate architectural concepts and styles. Graphic organizers are used to illustrate complex relationships, and an audio version using synthetic speech is available. The metadata for each version describes the academic level of the content and includes a readability score based on formulas developed for Spanish-language text. The learning application uses this metadata and metadata about the students to provide versions of instructional content that match the needs of individual students.

  4. Science information that requires reading ability at the lower secondary education level.

    The paragraphs below (114 words total) require reading ability of grade 6.9 in the United States, according to the Flesch-Kinkaid formula. In the US, grade 6.9 is at the lower secondary education level.

    In a dazzling and dramatic portrait painted by the Sun, the long thin shadows of Saturn's rings sweep across the planet's northern latitudes. Within the shadows, bright bands represent areas where the ring material is less dense, while dark strips and wave patterns reveal areas of denser material.

    The shadow darkens sharply near upper right, corresponding to the boundary of the thin C ring with the denser B ring. A wide-field, natural color view of these shadows can be seen here.

    The globe of Saturn's moon Mimas (398 kilometers, or 247 miles across) has wandered into view near the bottom of the frame. A few of the large craters on this small moon are visible.

    (Source: NASA - Sun-striped Saturn)

関連リソース


達成基準 3.1.6 を満たす方法

3.1.6 発音なしではその意味が決まらない特定の単語の発音を指定するメカニズムが提供されていること。 (レベル 3)

重要な用語

mechanism

process or technique for achieving a result

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、意味が発音(読み)に依存しているような場合に、全盲の人、ロービジョンの人、そして読字障害のある人がコンテンツを理解するのを手助けすることである。しばしば単語あるいは文字は異なる意味を持ち、それぞれに異なる発音をする。そのような単語あるいは文字の意味は、通常は文章の文脈から判断することができる。しかしながら、より複雑な文章や曖昧な文章、あるいは言語によっては、その発音が分からないと、単語の意味を容易に判断できなかったり、全く判断がつかなかったりする。文章が読み上げられて、スクリーンリーダーが誤った発音でその単語を読んでしまうと、目で読んでいる以上に理解するのが難しくなりうる。発音が分からないと単語の意味が曖昧だったり、はっきりと決められなかったりするときには、発音を定める何らかの手段が必要となる。

加えて、ある言語では特定の文字が異なる発音になりうることがある。例えば、日本語では、複数の読み方を持つ漢字のような文字がある。スクリーンリーダーは、読みに関する情報がないとその文字を間違って読み上げてしまうことがある。間違って読み上げられると、そのコンテンツはユーザーにとって意味を成さなくなるだろう。

達成基準 3.1.6 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.1.6 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Providing the pronunciation immediately following the word (準備中)

  2. Linking to pronunciations (準備中)

  3. Providing a Glossary that includes pronunciation information for words that have a unique pronunciation in the content and have meaning that depends on pronunciation

  4. Providing pronunciation information USING a technology-specific technique below

技術特有のテクニック

HTML テクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.1.6 の失敗例であると考えたよくあるミスである

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 3.1.6 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Providing pronunciations in a sound file, so that users can listen to the pronunciations of the word (準備中)

  • Providing a mechanism for finding pronunciations for all foreign words in text content (準備中)

  • Providing a mechanism to determine the pronunciations of each word or phrase in text content (準備中)

利点: 達成基準 3.1.6 がどのようにユーザーのためになるか

  • Providing pronunciation information helps users who are blind understand content when text requires a specific pronunciation that screen readers cannot determine from context alone.

  • People with reading disabilities benefit when pronunciation information helps them decode content

達成基準 3.1.6 の事例

  • Giving the reading of a person's name

    Web content in Japanese provides kana (Japanese phonetic syllabary characters) written next to Han characters (Kanji) show the pronunciation of a person's name. The kana is provided to users in parentheses right after the word. Giving the reading of the words written in Han characters (Kanji) allows both sighted users and screen readers to read/pronounce the words correctly. Note that screen readers will speak the word twice: the Han characters (Kanji) that can be pronounced in a wrong way are read first and then kana is spoken in order to provide the correct reading.

  • Showing the reading of the words by ruby element

    Web content using XHTML 1.1 provides kana (phonetic syllabary characters) written above the characters to show the reading (pronunciation) of the words by using the ruby element.

  • Providing sound files of the pronunciation.

    A document includes some words whose meaning cannot be determined without knowing the correct pronunciation. Each word is linked to a sound file that gives the correct pronunciation. Users can select these links to find out how to pronounce the words.

  • Including pronunciation information in the glossary.

    A Web page includes a glossary section. Some items in the glossary include pronunciation information as well as definitions. Words in the content whose meaning cannot be determined without knowing their pronunciation are linked to the appropriate entries in the glossary.

  • Text that includes pronunciation information for characters shared by several languages but pronounced differently in each language

    A Japanese university Web site includes several short phrases quoted from scholarly texts in Chinese and Korean. The quotations are written using the same script as the Japanese text. Pronunciation information is provided to show the correct reading of the Chinese and Korean characters.

注記: For Japanese, the ruby element is used for showing the "reading" rather than "pronunciation".

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


『ガイドライン 3.2 コンテンツの配置と機能を予測できるようにする』を理解する

ガイドライン 3.2 の意図

このガイドラインの意図は、コンテンツをWebユニットからWebユニットへ予測可能な順序で提供し、機能的でインタラクティブなコンポーネントのふるまいを予測可能にすることで、障害のあるユーザーを手助けすることである。あるユーザーにとっては、Webユニットの概略を形づくるのは困難である: スクリーンリーダーは位置関係を理解しにくくする合成音声による一次元の連続としてコンテンツを提示する。認知制限のあるユーザーは、もしコンポーネントが異なるページで異なる場所に現れると困惑してしまうことがある。

ほんのいくつかの例を挙げると、画面拡大ソフトを使用している人は、いずれかの時点での画面の一部だけを見ている; 一貫性のあるレイアウトは、ナビゲーションバーおよびその他のコンポーネントを見つけるのを容易にする。繰り返されるコンポーネントをWebユニット内で同じ相対的な順序に配置することで、読字障害のあるユーザーは、各リンクのテキストを解読するために余分な時間を費やさずに、画面のある領域に集中することができるようになる。手の不自由なユーザーは、最も少ないキーストロークでタスクを完了させる方法をずっと容易に判断できるようになる。; など。

ガイドライン 3.2 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。

  • このガイドラインの全ての参考テクニックは、特定の達成基準に関連しており、以下で挙げられている。

達成基準 3.2.1 を満たす方法

3.2.1 どのコンポーネントにフォーカスが当てられても、状況の変化が起こらないこと。 (レベル 1)

重要な用語

changes of context

change of :

  1. user agent;

  2. viewport;

  3. focus;

  4. content that changes the meaning of the Web unit.

注記: A change of content is not always a change of context. Small changes in content, such as an expanding outline or dynamic menu, do not change the context.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、訪問者がドキュメントをナビゲートしている時に、機能が予測可能であるようにすることである。フォーカスを受け取ったときにイベントのトリガーとなりうるあらゆるコンポーネントは、状況を変化させてはならない。フォーカスを受け取ったときの状況が変化することの例としては、以下に挙げられるが、これらに限らない。

  • コンポーネントがフォーカスを受け取ったときに自動的に送信されるフォーム

  • コンポーネントがフォーカスを受け取ったときに開く新しいウィンドウ

  • そのコンポーネントがフォーカスを受け取ったときにフォーカスが他のコンポーネントに移動する

達成基準 3.2.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.2.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.2.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 3.2.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 3.2.1 がどのようにユーザーのためになるか

  • This success criterion helps people with visual disabilities, cognitive limitations, and motor impairments by reducing the chance that a change of context will occur unexpectedly.

達成基準 3.2.1 の事例

  • 事例 1. An dropdown menu

    A dropdown menu on a page allows users to choose between jump destinations. If the person uses the keyboard to move down to a choice and activates it (with a spacebar or enter key) it will jump to a new page. However, if the person moves down to a choice and either hits the escape or the tab key to move out of the pulldown menu – it does not jump to a new screen as the focus shifts out of the dropdown menu.


達成基準 3.2.2 を満たす方法

3.2.2 フォームのコントロールあるいはフィールドの設定の変更が、自動的に(Tab順序で次のフィールドに移動する以上の)状況の変化を引き起こさないこと。ただし、そのオーサード・ユニットがそのふるまいを説明するインストラクションをそのコントロールの前に含んでいる場合を除く。 (レベル 1)

重要な用語

changes of context

change of :

  1. user agent;

  2. viewport;

  3. focus;

  4. content that changes the meaning of the Web unit.

注記: A change of content is not always a change of context. Small changes in content, such as an expanding outline or dynamic menu, do not change the context.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、データの入力あるいはコントロールからの選択が予測可能な結果を生むようにすることである。ラジオボタンの値に基づいて入力フィールドを変化させるような状況の変化は、その変化を知覚しづらいユーザーや変化によって気が散りやすいユーザーを困惑させることがある。状況の変化が妥当とされるのは、フィールドが選択されたり、ボタンが押されたりしたときに、そのような変化が起こるだろうということが明白なときだけである。

達成基準 3.2.2 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.2.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

技術特有のテクニック

HTML テクニック
クライアントサイド・スクリプティング テクニック
  • Using a "Go" button with a select element to perform an action (準備中)

  • Hiding and showing content based upon a select element change (準備中)

  • Hiding and showing content based upon a radio element change (準備中)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.2.2 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 3.2.2 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 3.2.2 がどのようにユーザーのためになるか

  • This success criterion helps users with disabilities by making interactive content more predictable. Unexpected changes of context can be so disorienting for users with visual disabilities or cognitive limitations that they are unable to use the content.

  • Individuals who are unable to detect changes of context are less likely to become disoriented while navigating a site. For example:

    • Individuals who are blind or have low vision may have difficulty knowing when a visual context change has occurred, such as a new window popping up. In this case, warning users of context changes in advance minimizes confusion when the user discovers that the back button no longer behaves as expected.

  • Some individuals with low vision, with reading and intellectual disabilities, and others who have difficulty interpreting visual cues may benefit from additional cues in order to detect changes of context.

達成基準 3.2.2 の事例

  • A form is provided for creating calendar entries in a web based calendaring and scheduling application. Along with the standard fields for subject, time and location, there is a set of radio buttons to select the type of calendar entry to create. The calendar entry type can be meeting, appointment or reminder. If the user selects the radio for meeting, additional fields are displayed on the page for entering the meeting participants. Different fields appear if the reminder button is chosen. Because only parts of the entry change and the overall structure remains the same the basic context remains for the user. Instructions at the beginning of the Web unit explain the behavior of each radio button and the fields that appear when the button is selected.

  • A tab panel user interface is implemented within a Web unit. The tab panel consists of 5 tabs, each with a different title and content: US News, World News, Weather, Entertainment, and Humor. As the user navigates from tab to tab using the arrow keys, the contents of the Web unit are updated to reflect the selected tab. For example, when the user navigates to the Humor tab, A short account of a humorous incident is made visible in the tab panel, replacing the previous contents of the panel. This is the expected behavior of a tab panel user interface. The tab key can be used to navigate within the elements of the tab panel and then to other elements on the page below the current panel.


達成基準 3.2.3 を満たす方法

3.2.3 一式のWebユニットあるいは他の主要なリソース内にある、複数のWebユニットで繰り返されているナビゲーションのメカニズムが、ユーザーによって変更されないかぎり、繰り返されるたびに必ず同じ相対的な順序で提示されていること。  (レベル 2)

重要な用語

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

same relative order

same position relative to other items

注記: Items are considered to be in the same relative order even if other items are inserted or removed from the original order. For example, expanding navigation menus may insert an additional level of detail or a secondary navigation section may be inserted into the reading order.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、Webユニット一式において繰り返されるコンテンツを操作し、特定の情報あるいは機能の位置を何度も見つける必要のあるユーザーのために、一貫性のある表現とレイアウトを用いるようにすることである。画面内の小さい一部分を表示するために画面拡大ソフトを使用しているロービジョンのユーザーは、繰り返されるコンテンツの位置を見つけるために、見た目の手がかりやページの境界線を頼りにしている。繰り返されるコンテンツを同じ順序で提示することは、空間記憶あるいはデザインにおける見た目の手がかりを頼りにしている視力のあるユーザーが繰り返されるコンテンツの位置を見つけるためにも重要です。

この達成基準において、"同じ順序"という用語を使用することは、サブナビゲーションメニューを使ってはいけないとか、補助的なナビゲーションのブロック、あるいはページの構造を使ってはいけない、という意味ではない。むしろ、この基準はデリバリーユニット中で繰り返されるコンテンツを操作するユーザーが探しているコンテンツの位置を予測できたり、再び出くわしたときにより早くそれに気づくことができるようにするためのものである。

達成基準 3.2.3 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.2.3 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

技術特有のテクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.2.3 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 3.2.3 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using templates to ensure consistency across multiple Web units (準備中)

  • Using dynamic navigation (準備中)

追加の 技術特有のテクニック (参考)
CSS テクニック
  • Creating layout, positioning, layering, and alignment (準備中)

利点: 達成基準 3.2.3 がどのようにユーザーのためになるか

  • Ensuring that repeated components occur in the same order on each page of a site helps users become comfortable that they will able to predict where they can find things on each page. This helps users with cognitive limitations, users with low vision, users with intellectual disabilities, and also those who are blind.

達成基準 3.2.3 の事例

  • A consistently located control

    A search field is the last item on every Web unit in a site. users can quickly locate the search function.

  • An expanding navigation menu

    A navigation menu includes a list of seven items with links to the main sections of a site. When a user selects one of these items, a list of subnavigation items is inserted into the top-level navigation menu.

  • Consistently positioned skip navigation controls

    A "skip navigation" link is included as the first link on every page in a Web site. The link allows users to quickly bypass heading information and navigational content and begin interacting with the main content of a page.

  • Skip to navigation link

    A skip to navigation link is provided to navigational content at the end of a page. The link is consistently located at the top of each page so that keyboard users can easily locate it when needed.

関連リソース


達成基準 3.2.4 を満たす方法

3.2.4 一式のWebユニット内で同じ機能を果たしているコンポーネントが、一貫性を持って特定されること。  (レベル 2)

重要な用語

same functionality

identical result when used

Example: A submit "search" button on one Web page and a "find" button on another Web page may both have a field to enter a term and list topics in the web site related to the term submitted. In this case, they would have the same functionality but would not be labeled consistently.

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、Webユニット一式の中で繰り返して現れる機能的なコンポーネントに一貫性を持たせて同一であるようにすることです。スクリーンリーダーを使用する人がWebサイトを操作するときに用いる方策は、異なるWebユニットで現れる機能に馴染みがあることに大きく依存している。もし全く同じ機能が異なるWebユニットでは異なるラベルになっていたとしたら、そのサイトは相当に使いづらいものになるだろう。認知制限のある人にとっては分かりにくく、認知にかかる負担も増すことになる。それゆえ、一貫したラベリングが役に立つのである。

この一貫性は、代替テキストもその対象となる。もしアイコンあるいは他の非テキストアイテムが同じ機能を持っていたら、それらの代替テキストも同様であるべきである。

達成基準 3.2.4 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.2.4 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Using consistent labels, names, and text alternatives for content that has the same functionality.

注記 1: Text alternatives that are "consistent" are not always "identical." For instance, you may have an graphical arrow at the bottom of a Web unit that links to the next Web unit. The text alternative may say "Go to page 4." Naturally, it would not be appropriate to repeat this exact text alternative on the next Web unit. It would be more appropriate to say "Go to page 5". Although these text alternatives would not be identical, they would be consistent, and therefore would satisfy this success criterion.

注記 2: A single non-text-content-item may be used to serve different functions. In such cases, different text alternatives are necessary and should be used. Examples can be commonly found with the use of icons such as check marks, cross marks, and traffic signs. Their functions can be different depending on the context of the Web unit. A check mark icon may function as "approved", "completed", or "included", to name a few, depending on the situation. Using "check mark" as text alternative across all Web units does not help users understand the function of the icon. Different text alternatives can be used when the same non-text content serves multiple functions.

技術特有のテクニック

HTML テクニック

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 3.2.4 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 3.2.4 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Ensuring that the text alternative conveys the function of the component and what will happen when the user activates it (準備中)

  • Using the same non-text content for a given function whenever possible (準備中)

利点: 達成基準 3.2.4 がどのようにユーザーのためになるか

  • People who learn functionality on one page on a site can find the desired functions on other pages if they are present.

  • When non-text content is used in a consistent way to identify components with the same functionality, people with difficulty reading text or detecting text alternatives can interact with the Web without depending on text alternatives.

  • People who depend on text alternatives can have a more predictable experience. They can also search for the component if it has a consistent label on different pages.

達成基準 3.2.4 の事例

  • 事例 1: Document Icon

    A document icon is used to indicate document download throughout a site. The text alternative for the icon always begins with the word “Download,” followed by a shortened form of the document title. Using different text alternatives to identify document names for different documents is a consistent use of text alternatives.

  • 事例 2: Check Mark

    A check mark icon functions as "approved", on one page but as "included" on another. Since they serve different functions, they have different text alternatives.

  • 事例 3: Example of a Failure

    A common "save" icon is used through out the site where page save function is provided on multiple Web units.

  • 事例 4: Example of a Failure

    A submit "search" button on one Web unit and a "find" button on another Web unit both have a field to enter a term and list topics in the Web site related to the term submitted. In this case, the buttons have the same functionality but are not labeled consistently.


達成基準 3.2.5 を満たす方法

3.2.5 状況の変化が、ユーザーのリクエストのみにより起きること。 (レベル 3)

重要な用語

changes of context

change of :

  1. user agent;

  2. viewport;

  3. focus;

  4. content that changes the meaning of the Web unit.

注記: A change of content is not always a change of context. Small changes in content, such as an expanding outline or dynamic menu, do not change the context.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、ユーザーが状況の変化を全てコントロールできるようにWebコンテンツをデザインすることである。この達成基準は、自動的に新しいウィンドウが開いたり、リストからアイテムを選択したとたんに自動的にフォームが送信されたり、というような予期していなかった状況の変化により引き起こされうる混乱を取り除くことを狙いとしている。そういった予期していなかった状況の変化は、運動障害のある人、ロービジョンの人、全盲の人、そして認知制限のある人に困難を引き起こす。

達成基準 3.2.5 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 3.2.5 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 B: If automatic redirects are possible:

  1. Implementing automatic redirects on the server side instead of on the client side

  2. Using an instant client-side redirect USING a technology-specific technique listed below

状況 C: If the Web unit uses pop-up windows:

  1. Including pop-up windows using a technology-specific technique listed below

その他の 3.2.5 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

HTMLテクニック(参考)

Open new windows by:

  • Using the target attribute instead of scripts (準備中), indicating that the link may open in a new window, or

  • Providing normal hyperlinks without the target attribute (準備中), because many user agents allow users to open links in another window or tab.

利点: 達成基準 3.2.5 がどのようにユーザーのためになるか

  • Individuals who are unable to detect changes of context or may not realize that the context has changed are less likely to become disoriented while navigating a site. For examle:

    • individuals who are blind or have low vision may have difficulty knowing when a visual context change has occurred, such as a new window popping up. In this case, warning users of context changes in advance minimizes confusion when the user discovers that the back button no longer behaves as expected.

  • Some individuals with low vision, with reading and intellectual disabilities, and who have difficulty interpreting visual cues may benefit from additional cues in order to detect changes of context.

  • People with certain cognitive limitations do not get confused if automatic redirects are performed by the Web server instead of the browser.

達成基準 3.2.5 の事例

  • an "update now" button

    Instead of automatically updating the content, the author provides an "Update now" button that requests a refresh of the content.

  • An automatic redirection

    A user is automatically redirected from an old page to a new page in such a way that he or she never realizes the redirect has occurred.


『ガイドライン 4.1 現在および将来のユーザーエージェント(支援技術を含む)との互換性をサポートする』を理解する

ガイドライン 4.1 の意図

このガイドラインの目的は、現在および将来のユーザーエージェント、特に支援技術(AT)との互換性をサポートすることである。これは、1) 制作者がATの機能を損なうようなことをしないようにする(例えば、十分になされていないマークアップ)、2) 支援技術が認知してやりとりができる標準的な方法でコンテンツの情報を見せることによって可能となる。技術は急速に変化し、支援技術の開発者はそれについていくのが大変なので、支援技術が新しい技術と連携しやすくなるように、コンテンツが従来のやり方にならって、APIと互換性を持つことが重要である。

ガイドライン 4.1 の参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。

  • このガイドラインの全ての参考テクニックは、特定の達成基準に関連しており、以下で挙げられている。

達成基準 4.1.1 を満たす方法

4.1.1 Webユニットあるいはオーサード・コンポーネントは、曖昧なところなく構文解析されて、その結果得られるデータの構造における関係もはっきりとしていること。 (レベル 1)

重要な用語

Web unit

a collection of information, consisting of one or more resources, intended to be rendered together, and identified by a single Uniform Resource Identifier (such as URLs)

注記: This definition is based on the definition of Web page in Web Characterization Terminology & Definitions Sheet. The concept of simultaneity was removed to allow the term to cover interactive and scripted content.

例 1: An interactive movie-like shopping environment where the user navigates about and activates products to have them demonstrated, and moves them to a cart to buy them.

例 2: A Web page including all embedded images and media.

authored component

an authored unit intended to be used as a part of another authored unit

parsed unambiguously

parsed into only one data structure

注記: Parsing transforms markup or other code into a data structure, usually a tree, which is suitable for later processing and which captures the implied hierarchy of the input.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、ユーザーエージェント(支援技術を含む)が構文分析可能なコンテンツを正確に解釈できるようにすることである。もしコンテンツが一つのデータ構造として構文解析可能でなければ、異なるユーザーエージェントは異なった提示をするかもしれないし、構文分析することが全くできないかもしれない。メジャーで主流なユーザーエージェントの中には、"修復テクニック" を用いて十分にコーディングされていないコンテンツをレンダリングするものもある。このことは、コンテンツが一つのデータ構造に正確に構文解析されるとか、障害のあるユーザーが使用する特別なブラウザおよび支援技術によって正確にレンダリングされることを意味するものではない。

達成基準 4.1.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 4.1.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

  1. Ensuring that Web units can be parsed unambiguously by using one of the technology-specific techniques below (準備中) OR

  2. Validating Web units OR

  3. Fully Conforming to specifications (準備中)

その他の 4.1.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 4.1.1 がどのようにユーザーのためになるか

  • Ensuring that Web units parse unambiguously helps ensure that assistive technologies can parse the content accurately and without crashing.

達成基準 4.1.1 の事例

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 4.1.2 を満たす方法

4.1.2 全てのユーザーインターフェースのコンポーネントに対して、nameおよびroleが、プログラム的に決められていること。ユーザーが設定しうる値がプログラム的に設定されていること、そしてこれらのアイテムへの変化の通知が支援技術を含むユーザーエージェントで入手可能であること。 (レベル 1)

重要な用語

name

text by which software can identify a component within Web content to the user

注記: The name may be hidden and only exposed by assistive technology, whereas a label is presented even without assistive technology. In many (but not all) cases, the label is a display of the name.

role

text or a number by which software can identify the function of a component within Web content

例: A number that indicates whether an image functions as a hyperlink, command button, or check box.

programmatically determined

determined by software from data provided in a user-agent-supported manner such that the user agents can extract and present this information to users in different modalities

programmatically set

set by software using methods that are user-agent-supported

user agent

any software that retrieves and renders Web content for users

例: Web browsers, media players, plug-ins, and other programs — including assistive technologies — that help in retrieving and rendering Web content.

Assistive technology (in the context of this document)

a user agent that:

  1. relies on services (such as retrieving Web content and parsing markup) provided by one or more other "host" user agents. Assistive technologies communicate data and messages with host user agents by using and monitoring APIs.

  2. provides services beyond those offered by the host user agents to meet the requirements of users with disabilities. Additional services include alternative renderings (e.g., as synthesized speech or magnified content), alternative input methods (e.g., voice), additional navigation or orientation mechanisms, and content transformations (e.g., to make tables more accessible).

例: Examples of assistive technologies that are important in the context of this document include the following:

  • screen magnifiers, which are used by people with visual disabilities to enlarge and change colors on the screen to improve the visual readability of rendered text and images;

  • screen readers, which are used by people who are blind or have reading disabilities to read textual information through synthesized speech or braille displays;

  • voice recognition software, which may be used by people who have some physical disabilities;

  • alternative keyboards, which are used by people with certain physical disabilities to simulate the keyboard;

  • alternative pointing devices, which are used by people with certain physical disabilities to simulate mouse pointing and button activations.

注記: This definition is based on User Agent Accessibility Guidelines 1.0 Glossary.

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、支援技術(AT)が、コンテンツのユーザーインターフェース・コントロールのステータスに関する情報を収集し、そのステータスを起動(あるいは設定)して、最新の状態を保つことができるようにすることである。

アクセシブルな技術による標準のコントロールが用いられているときには、このプロセスはごく簡単である。もし、ユーザーインターフェース要素が仕様に準拠して用いられていれば、この規定の条件は満たされることになるだろう(以下にある達成基準 4.1.2 の事例を参照のこと)。

しかしながら、もし独自のコントロールが作られていたり、インターフェース要素が通常とは異なるroleおよび/あるいは機能を持つように(ソースコードあるいはスクリプトにおいて)プログラムされていたりすると、そのコントロールが重要な情報を支援技術に提供して、支援技術によって制御できるようにするために、追加措置をとる必要が生じる。

達成基準 4.1.2 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 4.1.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If using a standard user interface component in a markup language (e.g. HTML):

  1. Using markup features to expose the name and role, allow user-settable properties to be directly set, and provide notification of changes USING technology-specific techniques below (あなたのベースラインにある技術が対象)

状況 B: If using a standard user interface component in a programming technology

  1. Using the accessibility API features of a technology to expose names and roles, to allow user-settable properties to be directly set, and to provide notification of changes USING technology-specific techniques below (あなたのベースラインにある技術が対象).

状況 D: If using script or code to re-purpose a standard user interface component in a markup language

  1. Exposing the names and roles, allowing user-settable properties to be directly set, and providing notification of changes USING technology-specific techniques (あなたのベースラインにある技術が対象)

技術特有のテクニック

HTML テクニック
XHTML 2 テクニック
  • Using (X)HTML according to spec (準備中)

  • Using XHTML role, state, and value attributes if repurposing static elements as interactive user interface components (準備中)

スクリプト

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 4.1.2 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 4.1.2 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

(現時点ではドキュメント化されていない)

利点: 達成基準 4.1.2 がどのようにユーザーのためになるか

Providing role, state, and value information on all user interface components enables compatibility with assistive technology, such as screen readers, screen magnifiers, and speech recognition software, used by people with disabilities.

達成基準 4.1.2 の事例


『ガイドライン 4.2 コンテンツがアクセシブルであること、またはアクセシブルな代替コンテンツを提供していることを確認する』を理解する

ガイドライン 4.2 の意図

このガイドラインは、全てのWebコンテンツのアクセシブルなバージョンが使用できて、アクセシブルでないバージョンがそれに出くわすユーザーに悪影響を及ぼさないようにすることに焦点を置いている。

Webコンテンツは宣言した適合レベルでWCAG 2.0の要件を満たすことができないことがあったり、コンテンツでベースラインにない技術を用いたりすることがある。このような場合、ガイドラインは、そのコンテンツの適合しているもう一つのバージョンが同じ場所で入手可能であることを要求する。適合しているバージョンが提供されているときでも、このガイドラインは、(レベル 3で)そのコンテンツの全てのバージョンをできるだけアクセシブルにすることを推奨している。このことは、そのコンテンツから恩恵を受けられるユーザーの数を増やすことになる。例えば、もしマルチメディアのプレゼンテーションがベースラインにない技術を用いている場合、それは適合することができない。しかしながら、もしできるだけアクセシブルになっていれば、そのコンテンツにアクセスできるユーザーエージェントや支援技術を使用している人はが、代替バージョンではなく、そのマルチメディアのプレゼンテーションを利用できるようになる可能性は増すことになる。

ガイドラインの 4.2 参考テクニック

このガイドラインの各達成基準を満たすための特定のテクニックは、各達成基準の "満たす方法" というセクションに挙げられている(以下参照)。しかしながら、どの達成基準にも該当しない、このガイドラインのためのテクニックが幾つかある。そういったテクニックはここで挙げている。どの達成基準を満たすのにも必要あるいは十分なわけではないが、この参考テクニックはあるタイプのWebコンテンツをより多くの人々に対してよりアクセシブルにすることができる。

  • このガイドラインの全ての参考テクニックは、特定の達成基準に関連しており、以下で挙げられている。

達成基準 4.2.1 を満たす方法

4.2.1 少なくともコンテンツの1つのバージョンが全てのレベル 1達成基準を満たしていること。ただし、全てのレベル 1 達成基準を満たしていない代替バージョンを同じURIから提供してもよい。 (レベル 1)

重要な用語

content

information to be communicated to the user by means of a user agent

注記: This includes the code and markup that define the structure, presentation, and interaction, as well as text, images, and sounds that convey information to the end-user.

alternate version

version that provides all of the same information and functionality and is as up to date as any non-conformant content

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、全てのコンテンツのアクセシブルなバージョンを入手可能にすることである。コンテンツ制作者は、アクセシブルでない技術やフォーマットをWebサイトで使用することがあるかもしれない。しかし、それと同時に、容易に入手可能なアクセシブルな形式で、全ての情報と機能を提供しなければならない。ただし、これは万が一のときに代用できる選択肢であり、そのコンテンツ自体をアクセシブルにすることより好ましいわけではない。

達成基準 4.2.1 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 4.2.1 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If you are using a technology in which it is possible to create an accessible link to an alternate version:

  1. Providing a link at the beginning of the nonconforming content that points to an alternate version that does meet WCAG 2.0 Level 1 success criteria

状況 B: If you are using a technology in which it is not possible to create an accessible link to an alternate version:

  1. Ensuring that the only way to get to an inaccessible version is from a link from the accessible version OR

  2. Providing the nonconforming content to users whose preferences indicate they can handle it while providing the accessible version as the default if no content negotiation is done (準備中)

    注記: This option may not be immediately possible with today's technologies and user agents due to lack of support for content negotiation.

  3. Providing links to alternatives along with explanations of the purpose of those links (準備中)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 4.2.1 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

その他の 4.2.1 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using content negotiation (準備中)

  • Providing user settings as a way to store preferences (準備中)

  • Providing style switchers (準備中)

追加の HTMLテクニック(参考)
  • Using noframes (準備中)

  • Using noscript (準備中)

  • Using a fallback mechanism for applets (if applet not in baseline, need alternative mechanism for functionality) (準備中)

追加の CSSテクニック(参考)
  • Increasing the size of text content (準備中)

利点: 達成基準 4.2.1 がどのようにユーザーのためになるか

The benefits of ensuring user interface accessibility and providing accessible alternatives are that individuals who must use alternative browsing technologies and devices will be able to access the content.

達成基準 4.2.1 の事例

  • An intranet site with multiple versions.

    A large company was concerned that the use of emerging Web technologies on an intranet site might limit their ability to address the needs of diverse office locations that have different technology bases and individual employees who use a wide variety of user agents and assistive technologies. To address these concerns, the company created an alternative version of the content that met all Level 1 success criteria using a more limited baseline. The requirements for each version were carefully documented, and both versions were available from the same URI, making it easy for each location to choose the version best suited to their needs.

  • An informational site ensuring backward compatibility.

    An information site covers a wide variety of subjects and wants to enable visitors to quickly find the topics they are looking for. To do this, the site has implemented an interactive menu system that is only supported in the most recent version of two popular user agents. To ensure that visitors who do not use these specific user agents are still able to effectively use the site, a navigation mechanism that does not depend on the interactive menu system is presented to user agents that do not support the newer technology.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 4.2.2 を満たす方法

4.2.2 たとえ、そのコンテンツが選択したベースラインにない技術を用いていたとしても、コンテンツは以下に挙げる達成基準を満たしている。 (レベル 1)

  1. ユーザーがキーボードを使ってそのコンテンツの中に入れる場合、ユーザーはキーボードを使ってそのコンテンツの外へ出ることもできる。

  2. コンテンツは達成基準 2.3.1 (一般および赤色閃光)を満たしている。

重要な用語

content

information to be communicated to the user by means of a user agent

注記: This includes the code and markup that define the structure, presentation, and interaction, as well as text, images, and sounds that convey information to the end-user.

baseline

set of technologies assumed to be supported by, and enabled in, user agents

注記: For more information on baselines and their use, refer to Technology Assumptions and the "baseline."

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、ベースラインにない技術を用いているコンテンツが、残りのコンテンツのアクセシビリティを著しく妨げるコンポーネントを含まないようにすることである。そういったコンポーネントとしては、以下のようなものが挙げられる。

  • アクセシブルでないコンテンツにユーザーのキーボード操作を閉じ込めてしまうコンポーネント

  • 光源性による発作を誘発しうる閃光を放つコンポーネント

"キーボード操作を閉じ込める" というのは、キーボードのみで操作しているユーザーにアクセシブルなコンテンツに戻る手段を与えずに、キーボードのフォーカスをアクセシブルではないプラグインの中に閉じ込めてしまうことのある、よく見られる状況のことを指している。キーボードで中に入ることのできるコンテンツは、キーボードでその外に出られるという要件は、この "拘留" という結果を回避するためのものである。

達成基準 2.3.1 を満たすための要件は、光源性疾患のあるユーザー(自分の脆弱性に気づいていないかもしれないユーザーも含む)が、発作を引き起こす恐れのある閃光を放つコンテンツに出くわさないようにすることを目的にしたものである。

もしアクセシブルな代替コンテンツをベースラインにある技術を用いて提供するか、そのコンテンツがベースラインにある技術だけをサポートしているユーザーエージェントに対してアクセシブルであるならば、コンテンツをベースラインにない技術で実装してもよい。そのアクセシビリティをかなり妨げるような特性を持つコンテンツがないことがきわめて重要である。これは、たとえその技術がベースラインの一部でなかったとしても、その使われている技術をサポートするユーザーエージェントが存在して、アクセシビリティの問題を生むことにつながるからである。

達成基準 4.2.2 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 4.2.2 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If a Web unit uses non-baseline technology that can take keyboard focus

状況 B: If the Web unit includes flashing content:

  1. Following all techniques in 達成基準 2.3.1 を満たす方法

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準の失敗例であると考えたよくあるミスである。 4.2.2 by the WCAG Working Group.

その他の 4.2.2 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • When the Web unit uses non-baseline technology that can capture keyboard focus, documenting the keyboard interface to exit the non-baseline content within the baseline content (準備中)

利点: 達成基準 4.2.2 がどのようにユーザーのためになるか

This success criterion ensures that accessible content in the baseline is not unintentionally rendered inaccessible by simultaneously displayed content in technologies outside of the baseline. It describes "active inaccessibility" cases that must be avoided even for technologies outside of the baseline and the scope of the WCAG conformance claim.

達成基準 4.2.2 の事例

  1. Non-baseline content contains a link to information about how to move focus back to the baseline content via the keyboard.

  2. The Help information available from the non-baseline content documents how to move focus back to the baseline content via the keyboard, and the Help information can be accessed via the keyboard.

  3. (参考) The Help information available for the Web unit documents how to move focus from the non-baseline content to the baseline content via the keyboard, and the Help information can be accessed via the keyboard.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 4.2.3 を満たす方法

4.2.3 少なくともコンテンツの1つのバージョンが全てのレベル 2達成基準を満たしていること。ただし、全てのレベル 2達成基準を満たしていない代替バージョンを同じURIから提供してもよい。  (レベル 2)

重要な用語

content

information to be communicated to the user by means of a user agent

注記: This includes the code and markup that define the structure, presentation, and interaction, as well as text, images, and sounds that convey information to the end-user.

alternate version

version that provides all of the same information and functionality and is as up to date as any non-conformant content

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、全てのコンテンツのアクセシブルなバージョンを宣言した適合レベルで入手可能にすることである。コンテンツ制作者は、アクセシブルでない技術やフォーマットをWebサイトで使用することがあるかもしれない。しかし、それと同時に、容易に入手可能なアクセシブルな形式で、全ての情報と機能を提供しなければならない。ただし、これは万が一のときに代用できる選択肢であり、そのコンテンツ自体をアクセシブルにすることより好ましいわけではない。

達成基準 4.2.3 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 4.2.3 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

説明: 以下からあなたのコンテンツに合う"状況"を選択してください。どの"状況"にも、既知のテクニックあるいはテクニックの組合せがあり、その"状況"対して十分なものとしてドキュメント化されています。

状況 A: If you are using a technology in which it is possible to create an accessible link to an alternate version

  1. Providing a link at the beginning of the nonconforming content that points to an alternate version that does meet WCAG 2.0 Level 2 success criteria

状況 B: If you are using a technology in which it is not possible to create an accessible link to an alternate version

  1. Ensuring that the only way to get to an inaccessible version is from a link from the accessible version OR

  2. Providing the nonconforming content to users whose preferences indicate they can handle it while providing the accessible version as the default if no content negotiation is done (準備中)

    注記: This option may not be immediately possible with today's technologies and user agents due to lack of support for content negotiation.

  3. Providing links to alternatives along with explanations of the purpose of those links (準備中)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準の失敗例であると考えたよくあるミスである。 4.2.3 by the WCAG Working Group.

その他の 4.2.3 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Using content negotiation (準備中)

  • Providing user settings as a way to store preferences (準備中)

  • Providing style switchers (準備中)

追加の HTMLテクニック(参考)
  • Using noframes (準備中)

  • Using noscript (準備中)

  • Using a fallback mechanism for applets (if applet is not in baseline, need alternative mechanism for functionality) (準備中)

追加の CSSテクニック(参考)
  • Increasing the size of text content (準備中)

利点: 達成基準 4.2.3 がどのようにユーザーのためになるか

  • The benefits of ensuring user interface accessibility and providing accessible alternatives are that individuals who must use alternative browsing technologies and devices will be able to access the content.

達成基準 4.2.3 の事例

  • An intranet site with multiple versions.

    A large company was concerned that the use of emerging Web technologies on an intranet site might limit their ability to address the needs of diverse office locations that have different technology bases and individual employees who use a wide variety of user agents and assistive technologies. To address these concerns, the company created an alternative version of the content that met all Level 1 success criteria using a more limited baseline. The requirements for each version were carefully documented, and both versions were available from the same URI, making it easy for each location to choose the version best suited to their needs.

  • An informational site ensuring backward compatibility.

    An information site covers a wide variety of subjects and wants to enable visitors to quickly find the topics they are looking for. To do this, the site has implemented an interactive menu system that is only supported in the most recent version of two popular user agents. To ensure that visitors who do not use these specific user agents are still able to effectively use the site, a navigation mechanism that does not depend on the interactive menu system is presented to user agents that do not support the newer technology.

関連リソース

(現時点ではドキュメント化されていない)


達成基準 4.2.4 を満たす方法

4.2.4 選択したベースラインにない技術を用いて実装されたコンテンツが、その技術によってサポートされているWCAGの全てのレベル1およびレベル2の要件を満たしていること。 (レベル 3)

重要な用語

baseline

set of technologies assumed to be supported by, and enabled in, user agents

注記: For more information on baselines and their use, refer to Technology Assumptions and the "baseline."

この達成基準の意図

この達成基準の意図は、ベースラインに挙げられていない技術を用いていたとしても、全てのコンテンツが可能なかぎりアクセシブルであるようにすることである。

レベル1および2においては、WCAGへの適合はベースラインにある技術に対してのみ要求される。ベースラインにない技術は、ベースラインにある技術を用いたアクセシブルな代替コンテンツが提供されていなければならないが、適合する必要はない。この達成基準は、アクセシビリティ要件のレベル3として、たとえアクセシブルな代替コンテンツも提供されていたとしても、ベースラインにない技術によりサポートされているあらゆるアクセシビリティ機能が用いられていなければならないことについて述べている。

中には全てのWCAGの要件を満たすことのできる機能を提供していない技術もあり、それゆえそういった技術で実装されたコンテンツだけではWCAGの要件を満たすことはできない。そのため、この達成基準はベースラインにない技術によるコンテンツが、全てのWCAGの要件を満たすことを求めてはいない。

達成基準 4.2.4 のためのテクニック

このセクションにあるそれぞれの番号付きアイテムは、用いられている技術があなたの用いているベースラインにあるかぎり、WCAGワーキンググループが達成基準 4.2.4 を満たすのに十分であると考えるテクニックあるいはテクニックの組合せである。挙げられている全てのテクニックは、あるユーザーにとって有益である。しかしながら、用いられている技術の全てがベースラインにある場合は、その達成基準を満たすだけにすぎない。 (ベースラインにない技術を使用することは許容されているが、代替となる適合したバージョンの提供が達成基準 4.2.1において必須とされている)

ワーキンググループが確認したよくある失敗例

以下に挙げるのは、WCAG ワーキンググループが達成基準 4.2.4 の失敗例であると考えたよくあるミスである。

(現時点ではドキュメント化されている失敗例はない)

その他の 4.2.4 テクニック(参考)

適合のために必須ではないが、以下に挙げる追加のテクニックは、コンテンツをよりアクセシブルにするために考慮されるべきである。全てのテクニックが全ての状況において用いることができるとか、効果的であるというわけではない。

  • Follow general techniques for all WCAG success criteria at level 3 (準備中) AND

  • Follow all technology-specific techniques at level 3 that the technologies outside the baseline can support (準備中)

利点: 達成基準 4.2.4 がどのようにユーザーのためになるか

  • Ensuring that content implemented in technologies outside the baseline satisfies as many Level 1 and Level 2 success criteria as possible, while also providing accessible alternatives, means that more users with disabilities will have direct access to the content.

達成基準 4.2.4 の事例

  • 事例 1

    A Web site is developed for a baseline that contains HTML and Script, but does not include Flash. An interactive Flash movie provides video clips and responses to user input. The information provided is also available in HTML with Script support, but the experience is not as rich. The Flash movie provides text alternatives, keyboard support, appropriate tab order, captions, etc. to help make it directly accessible so users who wish can access the richer content directly instead of the accessible alternative.

  • 事例 2

    At a Web site developed for a baseline that contains HTML but not PDF, a PDF version of a print book is provided with an HTML alternative. Although all the content is available in the HTML version, it cannot be printed in a manner that is true to the design of the original book, and it is much harder to keep track of pagination for references. The PDF version is structured with a logical reading order, text alternatives for images, etc. so it can be viewed directly by users who prefer to access that version and use the features of the PDF reader.

  • 事例 3

    Prerecorded video is provided on the site. Although the video format supports text tracks for captioning and alternate audio tracks for described video, user agent support for these features is known to be imperfect. Therefore it is decided to leave the video format out of the baseline, and provide a full multimediea text alternative including any interaction as an accessible alternative. Nevertheless, captions and audio descriptions are also provided in the video so users who wish can access them while the video is playing.

  • 事例 4

    An HTML page provides "menu bar"-style navigation with the aid of ECMAScript to display and hide menu options. Because the site is designed to be used by users who have browsers that do not support script, the baseline only includes HTML and does not mandate the use of script. Accordingly, the navigation menus are designed so that if scripts are not supported, links take users to alternate navigation pages so they can navigate the site if the menu options are not shown. The script is designed to be accessible for user agents that do support script, including providing keyboard operability, not preventing keyboard and mouse commands from working, and displaying/hiding content instead of generating/removing content to ensure that users can access the menus as they appear.


附録文書 A リファレンス (非規定)

WCAG20
"Web Content Accessibility Guidelines 2.0," B. Caldwell, W. Chisholm, J. Slatin, and G. Vanderheiden, eds., W3C Last Call Working Draft 27 April 2006. This W3C Working Draft is available at http://www.w3.org/TR/2006/WD-WCAG20-20060427/. The latest version of WCAG 2.0 is available at http://www.w3.org/TR/WCAG20/
UNESCO
International Standard Classification of Education, 1997. A copy of the standard is available at http://www.unesco.org/education/information/nfsunesco/doc/isced_1997.htm.
EPFND
Experts Issue Recommendations to Protect Public from Seizures Induced by TV / Videogames. A copy of the standard is available at http://www.epilepsyfoundation.org/aboutus/pressroom/pr20050919.cfm.