DRCレポート “The Web: Access and Inclusion for Disabled People”の紹介

2006年9月8日 渡辺隆行 (最終更新: 2006年09月08日 17:43

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このページの目的は上記レポートの概要を日本語で伝えることなので,かなり意訳してあります.また,省略した部分もあります.詳細は原文でご確認ください.

0. このレポートを紹介する理由

“The Web: Access and Inclusion for Disabled People - A formal investigation conducted by DRC-”は,英国のDRC (Disability Rights Commission)が2004年4月に出した,公式調査のレポート.WCAG 1.0に適合したサイトでもアクセシビリティに欠けていることを多数のWebサイトの調査により明らかにし,WAIに指摘したことでも有名.このレポートを受けて英国は,2006年にWebアクセシビリティガイドライン PAS 78: a guide to good practice in commissioning accessible websitesを刊行した.

調査・研究により実証的にWebアクセシビリティの問題を指摘し,それを元に(WAIのdefact standardを参照した)効果的なガイドラインを作成するという英国(DRCとBSI)の姿勢に日本も多いに学ぶべきだと思い,正確な訳ではないけれども,概要を意訳した.(UAIを足がかりに,日本でもこのような調査・研究を実施していきたいという思いもある.)

0.1 参考:DRC (Disability Rights Commission)

DRCは,英国議会の決議により,2000年4月に設置された独立組織.設置目的は,障害者に対する差別をなくし,機会均等を促進すること.以下の活動などを実施.

0.2 このレポートの概要

  1. Foreword: まず,調査に至った理由を述べ,
  2. Summary: 次に5つの調査結果と15個の提言をまとめている.
  3. Research Phase 1, 2: その後,フェーズ1の問題発見プロセスと,フェーズ2の開発側への調査について述べ,
  4. Conclusions and Recommendations: それを元に,対象毎の結論と勧告をまとめている.
  5. Appendix 1,2: また付録2として,WAIガイドラインへの提言を述べている.

このサイトの目次


1. 前書き (DRC委員長の言)

(略)

2. はじめに

2.1 Webアクセシビリティ問題の背景

Webは中央集権で管理されたメディアではなく,できてから未だ10年しかたっていない未熟なメディアでもある.この未成熟さと規則がないことが,個々人に創造性と無責任さを与え,Webの力の源でもあり弱さにもなっている.その結果,誰でもWebに不満を感じる.

障害者は一般ユーザ以上に,Webの不便さに出会う.全盲のユーザ,ロービジョンのユーザ,失読症や認知障害のあるユーザ,手話が第一言語のユーザ,手を器用に使えないユーザ

Webには他のメディアにない可能性がある.Webは,支援技術の助けにより障害を補償できる可能性を持つ.インクルーシブ・Webデザイン(ユニバーサルデザイン)によって,障害者も使えるようになる.一方,配慮していない場合は,障害者に不利益をもたらすばかりでなく,障害があるなしにかかわらずユーザ全員の生活を難しくしてしまう.

W3Cはユニバーサルなアクセシビリティの必要性を感じ,アクセシビリティ問題を減らすために,1999年にWCAG 1.0を勧告した.他のW3Cの勧告同様,WCAG(にも罰則規定はなく)は自主的に守るガイドラインである.WCAG 1.0はチェックポイントの集合で,障害者のWeb利用に与える影響に応じて3段階の優先度に分かれている.ある優先度の全てのチェックポイントを満たせば優先度に応じて,レベルA,AA,AAAの適合宣言ができる.

WCAGのチェックポイントへの適合性を判定する自動チェックツールが市場に数多く現れた.しかしガイドラインは,そのようなテストツールはアクセシビリティ問題の全てを検出できず,障害者を交えたユーザテストの必要性を強調している.サイトの適合宣言は自己評価に依存しており,ユーザ評価をしたかどうかを保証しない.

2.2 公式調査を実施した理由

DRCは2003年3月28日にWebアクセシビリティの公的調査することを広報した.調査対象は,DDAのパート3が適用される公的サイトに限られた.DDAのパート2において雇用者がが義務を負うイントラネットや私的サイトは調査の対象外である.

この調査がWebアクセシビリティに注目が集まった初めてのことではない.1992年のシドニーオリンピックの話.

米国:1998年のリハ法508条修正案.1990年のADA.

EC内:EuroAccessibility Consortiumが2003年4月にW3Cと共同でWebサイトのアクセシビリティ評価手法の取り組みを始めた.

英国:DDAパート3によって,製品や施設やサービスの提供者は障害者の差別してはならず,正当な理由がない限り障害者に配慮しなければならない.WebアクセシビリティもDDAパート3がカバーしている.

今のところ,この法律に基づく訴訟はない.

DDAによって発生した義務にもかかわらず,国内調査によれば,アクセシビリティ対応がほとんどなされていない.RNIB (Royal National Institute of the Blind)は200年8月に,17のWebサイトを調査し,目抜き通りにあるお店や銀行のアクセシビリティは「とても落胆させられる」ものであったと報告した.2002年のBath大学による英国の大学の調査,政府のWebサイト... 航空会社と新聞社...

DDAはWebだけを対象にしているのではないが,Webは新しいメディアなので,発展途上の今,アクセシビリティを改善する効果が大きい.

障害による差別が,知覚,身体,または知的障害と不適切な環境の関係によって生じるなら,Webは,比較的少ない費用と適当な慎重さだけで,現在よりもアクセシブルにできる.

以上より,Webアクセシビリティが,DRCの公式調査の対象として選ばれた.このレポートの目的は,調査の過程と結果を述べ,WAIのガイドラインと障害者が現実に体験するアクセシビリティ&ユーザビリティの問題との関係に特に焦点を当てることである.これらの分析により,Webのアクセシビリティ&ユーザビリティに対する現実的な将来像を描き,そして,政府,障害者とその団体,支援技術の設計者と提供者,テストツールの開発者,OSやブラウザの開発者,Webサイトの開発者,Webサイトの管理者や所有者,に対する勧告を行うことができる.

このようにして,このレポートは,平等な市民として障害者が社会参加する将来において,重要な働きをする可能性があるWebの能力を現実化させることを目的としている.

2.3 調査の範囲

今までの調査は規模が小さかった.より権威あるデータを得るため,DRCはロンドンにあるCity大学HCIデザインセンターに,英国の公共分野の大量で代表的なWebサイトのサンプルを対象にした調査を委託した.市販されているテストツールを使って,City大学は1000サイトのホームページのWCAG 1.0チェックポイントへの適合性を調査した.チェックポイントのいくつかは定性的なので,ツールでは判定できず,人間による判断を要する.

テストツールによるWCAG 1.0チェックポイントの適合性結果と,調査対象サイトの実際のアクセシビリティ&ユーザビリティが一致しているかを確認するために,調査対象の10%のサイトを選んで,多様な障害を持つ50人の障害者グループと専門家による評価を実施した.

ユーザテストを行った障害者グループは以下である:

Webアクセシビリティに影響する多様な障害を代表する障害者を選んだ.全てのタイプをカバーしているわけではない.

また,今回の調査は,英語が第一言語でない人々(英国手話やEasyReadを使う人々)を対象にしていない.代替EasyReadテキストやBSL(英国手話)のビデオを提供することが必要であることが多いことが既に分かっている.本調査は,その代わり,より広範囲のユーザ(学習障害や聴覚障害者など)に関係する,Webサイトの構造(レイアウトやナビゲーションのフレームワークなど)の技術面に焦点を当てた.

本調査の評価は,決められたタスクの試行,容易さ及び成功度に焦点を当てた.ユーザの50人はフォーカスグループとインタビューに参加し,実際的なアクセシビリティ&ユーザビリティ問題を調べた.

発見した問題の原因を探るために,City大学では,Webサイトを委託しているであろう700以上の組織のviewsとおよそ400名のWeb開発者を招いた.この調査は,この2つのカテゴリーのそれぞれの中の25組織に対するインタビューで裏付けをした.

調査の初期には,関係者を公開ミーティングに招き,本調査の目的と方法を説明して意見を求めた.

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3. 調査結果と勧告のまとめ(の要約)

調査結果1:

調査対象の81%のWebサイトは基本的なアクセシビリティ要件を満たしていなかった.障害者によるテストの結果,特に視覚障害者がほとんど利用できないサイトがあった.この原因は,(1) Webの開発者の一部に関心と知識が欠けている,(2) Web開発を委託する人間がアクセシビリティを邪魔な物と考えていることの両方にある(と今迄考えられてきたが...).

調査結果2:

ガイドラインや評価ツールは便利な診断ツールであるが,対応すべきアクセシビリティの一部しかカバーしていない.

調査結果3:

OSやブラウザには多くのアクセシビリティ機能があるのに,障害者の多くはそれに気づかず,使い方も分からない.

調査結果4:

スクリーンリーダや画面拡大ソフトなどの支援技術の利用者は,彼らのニーズにあった製品を選択する際のアドバイスを簡単に受ける必要がある.大部分のユーザは最新バージョンを使っていないし,教育不足のために機能を使いこなしていない.

調査結果5:

Webサイトをナビゲーションする際に障害者が出会う問題のほぼ半分は,WCAG 1.0のチェックポイント違反と明確に関係しない.この原因の一部は支援技術の機能不足による物だが,原因のほとんどは,ガイドラインの意図を包括的に示すチェックポイント自身の限界による.City大学は,WAIに寄与するために,ガイドライン改良の可能性に関する結論を付録2にまとめた.

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4. Research Phase 1: Identification of Problems

4.1 目的と収集データのソース

調査の第一の目的は,Webサイトの現デザインがどの程度アクセスできるのか,あるいは障害者の利用を妨げているかを,英国で系統的に評価し,繰り返し生じている問題を同定することである.

調査の結論が現実のニーズを反映するように,障害者50名からなるユーザパネルを組織した.以下の特性に配慮して選別:Webアクセシビリティ問題の影響を受けやすい障害(全盲,弱視,失読症,聴覚障害と難聴,四肢障害),性別,年齢,コンピュータとWebの使用経験,よく使う支援技術.

データは下記5種類の方法で収集:

4.1.1 関係者とのミーティング:Webアクセシビリティの根本的な問題点を明らかにする

(詳細は略)

4.1.2 障害毎のフォーカスグループ:障害に特有な問題点を明らかにする

(詳細は略)

4.1.3 自動テストツールによる1000ページのテスト:英国のWebアクセシビリティの現状を調査

WCAG 1.0の14のガイドラインをテスト.Webサイトの対象は以下5分野:政府と公的情報,ビジネス,電子商取引,娯楽とレジャー,検索エンジンや掲示板などのWebサービス.

14ガイドラインに65個のチェックポイント.優先度1が16個,優先度2が30個,優先度3が19個.

人間が判断しなければならない場合(alt属性の適切さなど)があったので,テストツールは65個のチェックポイント全てをテストできなかった.

優先度1に適合(A):
81%のサイト(808サイト)に優先度1チェックポイントの違反があった.つまり,19%のサイトだけがレベルA適合の候補に残った(レベルAかどうかは手動チェックが必要).サイトの対象毎にいうと,政府系が一番成績が良くて32%,他は15%.
優先度2に適合(AA):
0.6%(6サイト)がテストツールをパス.しかし,人間がチェックしたところ,0.2%(2サイト)だけがAAレベルで適合.
優先度3に適合(AAA):
テストにパスしたサイトはなかった.

ホームページ毎の違反チェックポイント数の平均は,8.つまり,8個の異なったチェックポイントに対応する必要がある.

一方,ホームページ毎の個々に修正すべき点の平均は,108!

4.1.4 徹底的なユーザ評価とエキスパート評価による100サイトの評価:Webを利用する際に障害者が出会う実際の問題点を調査

(要点だけをかいつまんで以下にまとめる)

サイト毎に2つのタスクを実行.タスク全体の22%は専門家の観察下で障害者がCity大学で実施.78%は自宅.合計913のタスクが実行された.

評価のポイント:タスクに成功したか.被験者が簡単だと感じたか,被験者あるいは専門家が同定できた問題点,そのサイトがどの程度障害者に対応していると被験者が感じたか.

表1:障害毎の成功率.全盲のユーザの成功率が低い(53%).

難易度を評価.障害毎に評価が違う.(表2)

4.1.5 全盲の視覚障害者と健常者による,コントロールされた調査.6サイト(3つは比較的アクセシブル,3つはアクセシブルでない)を評価:アクセシビリティに欠けたデザインと障害それ自身がもたらす影響を識別する

(要点だけをかいつまんで以下にまとめる)

アクセシブルなサイトでは,全盲ユーザも健常者もほぼ全てのタスクを実行できたが,アクセシブルでないサイトでは,健常者は全部のタスクを完了できたが全盲ユーザは67%しか完了できなかった.

タスク達成率以外に,達成時間も測定.(表3) 全盲ユーザは健常者の3.3倍の時間がかかる.アクセシブルでなくなると,健常者も障害者も1.5倍の時間がかかる!

4.2 頻出する問題点

ユーザ評価で,合計585個のアクセシビリティ問題を同定.グループ分けしたのが表5.

全盲ユーザにとっての重要問題:
弱視ユーザにとっての重要問題:
身体障害者にとっての重要問題:
聴覚障害者にとっての重要問題:
失読症ユーザにとっての重要問題:

4.3 テストツール 対 ユーザ評価

Webサイトの開発者がアクセシビリティ・テストツールに頼っていることを考慮すると,テストツールがどの程度正確にアクセシビリティ&ユーザビリティ問題を検出しているか確かめることが重要である.

ツールの結果とユーザ評価の結果を比較した.ユーザパネルが評価した100のサイトをツールでチェック.サイトが500ページ以下なら全部チェック.全部で39,000ページをテストした.チェックポイント単位の違反数と個々の違反数をユーザ評価の結果と比較.テストツールの警告は...?? 調査の結果,残念ながらテストツールだけでは,実際の障害者が出会う問題をチェックできないことが分かった.

ユーザ評価で585のアクセシビリティ&ユーザビリティ問題が同定された.そのうちの55%がチェックポイントと関連していたが,45%はチェックポイント違反と関係なかった.

8種類のチェックポイント違反が,チェックポイント問題の82%,実際の問題の45%を占めていた.(表6)

上記のうち,優先度1は3個しかない.問題点の63%は優先度2以下になっているので,レベルAのサイトでも問題が残っている.

専門家による20サイトの精査により,テストツールの限界が明らかになった.チェックポイントに関連した問題の69%(全問題の38%)は,人間がチェックしない限り発見できない.一方,テストツールが報告した警告の95%は,実際にはチェックポイント違反ではなかった.

テストツールはユーザの実際の行動を予想できないし,...

ツールの警告を丁寧に人間がチェックしても,深刻なユーザビリティ問題の多くを見逃す.

ユーザが出会う問題の多くは,サイト開発者だけでは,認識して改善することを期待できないという結論になる.これらの問題は,障害者をWebサイトのデザインと評価の段階に福丸ことでしか解決できない.

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5. Research Phase 2: Survey of Website Commissioners and Website Developers

5.1 目的と収集データのソース

City大学による調査の2番目の目的は,インクルーシブデザインを妨げる技術的又はビジネス的な理由について暫定的な評価をすることにある.

評価は,公的及び私的分野から選ばれた712のWebサイト管理者,388のWeb開発エージェントの両者に対する質問紙調査と,21のWebサイト管理者と25のWeb開発者に対するインタビューに基づく.

質問紙の回収率は低かった.管理者の場合は9%,開発者の場合は6%.よって,回収された結果を解釈する際は注意が必要.しかし,この低回収率自体がアクセシビリティへの関心の低さを物語っている.(情報保護や安全に関する調査だったら,大規模な団体はもっと関心を持つはず.)

5.1.1 Webサイトの管理者

95%の管理者がWebを重要と考えている.また,大規模組織(雇用者が250名以上)とそれ以下の組織のはっきりとした差が浮き彫りになった.

大規模組織は関心が高い:97%がアクセシビリティが重要と考えている,88%がDDAに準拠しようとしている,76%がアクセシビリティポリシーを持つ,68%がサイト開発時にアクセシビリティに配慮している,71%が何らかのテストを実施,88%が改善を計画している.

中小規模組織は成績が悪い:69%がアクセシビリティが重要と考えている,48%がDDAに準拠しようとしている,34%がアクセシビリティポリシーを持つ,29%がサイト開発時にアクセシビリティに配慮している,17%が何らかのテストを実施,58%が改善を計画している.全部で21管理者の中の9Wenサイト管理者のうち,7管理者は,全くアクセシビリティに関心がなかった.

大規模組織がアクセシビリティに関心が高いと言っても,1000サイトのテスト結果は現実のWebサイトはアクセシブルでない.サイトの81%は,基本的アクセシビリティさえ満たしていない.58%のWebデザイン会社は顧客とアクセシビリティの話をするけれども,顧客の31%しかアクセシビリティ対応に前向きでない.これらから以下のことが分かる:大規模組織の管理者の68%がアクセシビリティに配慮しようと考えていても,現実のWebサイトにはアクセシビリティが反映されていない.

アクセシビリティ対応の障害について尋ねてみると,ほとんどの人は1個から数個の問題を指摘する:アクセシビリティ対応にはコスト(費用,時間,人員)がかかると思っていること,この問題と対応法に関する知識の低さ(簡単なガイドラインや専門や技術がないと思われていることがこれを助長),グラフィックや他の技術志向を使いたいという要求の増加,アクセシビリティと他の要因(特に美的要因や創造性)の矛盾,アクセシビリティに対する一般的な理解不足.

つまり,調査フェーズ2で明らかになった問題点は,...

5.1.2 Webサイト開発エージェンシー

調査の結果,80%のWebサイト開発者は一回はアクセシビリティに配慮したサイトを開発しようとしたことがあると分かった.アクセシビリティ対応のために顧客を説得する際に最も有効だったのは,潜在的な利用者が増えるという話だった.でも顧客はアクセシビリティに興味も知識もない.

Webサイト開発者のアクセシビリティ技術のレベルも低い:たった9%が何らかの専門技術を持つと回答,70%がユーザテストを実施,たった9%が障害者を交えたテストを実施していた.彼らはテストツールに依存する傾向にある:21%がテストツールの使用経験があるがその利点についてはnon-committalで,「便利」とも「便利でもない」とも回答しなかった,一方,65%はWAIガイドラインを,25%がRNIBガイドラインを,5%が政府のガイドラインを便利だと評価した.

アクセシビリティ対応の障害について尋ねてみると,管理者同様の答えが返ってきたが,特に多かったのは,コスト(時間とリソース),知識不足,権威あるガイダンス不足,美的などの他のデザイン要素との矛盾.

インタビューもこれらの結果を支持:81%がアクセシビリティに関心があり,58%は常に顧客にアクセシビリティの話をするがそのうちの31%しか顧客から肯定的な返事を得られない.インタビュー対象の48%しかWAIガイドラインを利用又はテストツールでチェックしたことがない.たったひとりだけが障害者を交えてテスト実施.

...

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6. Conclusions and Recommendations for Achieving Usability

6.1 以下がとるべき行動

6.1.1 障害者に対するサービスをサポートするプロバイダー

障害者は,利用できる支援技術に関するよりよいアドバイスを受ける必要がある.それによって,自分のニーズにあった製品を決定できる.また,支援技術を最大限に活用する訓練を受ける必要もある.

(略)

下記を勧告する:

6.1.2 支援技術の設計者と提供者

(略)

下記を勧告する:

6.1.3 OSとブラウザの設計者

(略)

下記を勧告する:

6.1.4 Webサイトの開発者

(略)

下記を勧告する:

6.1.5 Webサイトの管理者と所有者

(略)

下記を勧告する:

6.1.6 テストツールの開発者

(略)

下記を勧告する:

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Appendix 1 - DRC Powers and terms of Reference for the Invetigation

DRC (Digital Rights Commission)はDisability Rights Commission Act 1999により公的な権限を与えられている.この法律の2(1)章にある義務に基づいて公式な調査を行う.この義務とは:

(略)

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Appendix 2 - Reccomendations from City University on the WAI Guidelines

WAIのガイドラインは,下記の勧告を作成することで,アクセシビリティに関する情報アーキテクチャとナビゲーションデザインの問題をより広くカバーしなければならない.

さらに,WAIガイドラインにある下記事項の優先度を上げて特に強調しなければならない.

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