2005年12月22日(最終更新日: 2006年03月14日 )
UAAG Test suitesの調査結果
IBM ホームページ・リーダー 3.04 (修正プログラム3)
注意
- この調査結果は、特定のユーザーエージェントがUser Agent Accessibility Guidelines(以下UAAG)の要件を満たしていると断言するものではなく、ユーザーエージェント開発者の同意を得てるわけではありません。
- この調査結果を、UAAGの要件を満たしているか否かの報告書として捉えないでください。
- 調査結果は、UAAG WGから新しい情報が出されたり、その必要がある場合はいつでも削除・変更される可能性があります。
- この調査結果を、ユーザーエージェントのアクセシビリティや技術のための標準リファレンスとして使用しないでください。
- この調査結果は、完全なものではなく、テストスーツやテスト結果の解釈によって変わる場合があります。
- UAAG Test Suitesの中で、テストファイルが正しく作成されておらず、テストが実行できないものがあったので、修正できるものに関しては修正し、その上でテストを実行した。また、本当にテストに合格しているかどうかわからないものもあったので、そのテストに関しても修正した。(修正したテストファイルを参照)
調査概要
- UA名称:IBM ホームページ・リーダー 3.04 (修正プログラム3)
- 略称:HPR3.04
- テスター:
- 表あい(東京女子大学)
- 村岡雅子(東京女子大学)
- 渡辺隆行(東京女子大学)
- Test Suite:UAAG 1.0 Test Suites for HTML 4.01
総合判定の見方
- C (Complete): The UA passes all tests for this checkpoint. (チェックポイントのテストに全て合格)
- AC (Almost Complete): The UA passes all tests but one. (殆ど全てのテストに合格)
- PI (Partial Implemented): The UA passes some tests. (いくつかのテストは合格)
- NI (Not Implemented): The UA passes no tests.(テストに不合格)
- NR (Not Rated): The reviewer did not or could not run this test. (テストを実行しなかった、または実行できない。テストファイルが正しく作成されていない、またはテストファイルがUAの機能を調査する目的とずれている。)
- NA (Not Applicable): The test does not apply to this tool.(テストに不合格になるのはInternet Explorer側の問題であり、UA側で対応すべき理由がない。)
結果表
チェックポイント毎の結果
Guideline1: Support input and output device-independent (2C, 1PI)
- CP1.1:Full keyboard Access(29C,1AC)⇒C
-
チェックポイントの殆どの機能を満たしている。全てのaccesskeyをAlt + Shift + accesskeyというキー操作で可能になったことに加え、そのウェブ・ページに使用されているaccesskeyを一覧表示し、そこからaccesskeyを操作できた。
- CP1.2:Activate Event Handlers(7C,3PI,3NI)⇒AC
-
HPRでは、input要素、select要素、textarea要素のonchangeイベントは使える。OnfocusイベントとOnblurイベントは基本的に操作できない。但し、グラフィック表示でtabキーなどで実行できる場合もある。
また、select要素のOnchange属性である複数のイベントハンドラは、選択メニューから選択するとそれに応じてOnchange属性で指定されたイベントが実行される。 Onclickイベント、Ondbclickイベントは、Shift + Enterでイベントメニューを表示させ、そこから選択すると実行される。OnclickイベントとOndbclickイベントを組み合わせたイベントハンドラは、イベントメニューから選択しても実行することは出来ない。OnmouseoverイベントとOnmouseoutイベントを組み合わたイベントハンドラは、イベントメニューから実行することが出来る。
- CP1.3:Provide text message(1C,2NR)⇒C
-
secureでないフォームの送信は、IEの機能でフォームを送信するときに警告が出てそれを読み上げる。テスト265(Link to empty file)は、テストの目的を理解できないためNot Ratedと評価した。テスト264(Link to non-existent URL)は、存在しないURLに対してサーバー側が返しているページを読み上げるが、これではユーザーエージェントの機能をテストしているとは言えない。存在しないURLに対する警告を出すこともユーザーエージェントに求めるのかどうかという疑問があるため、Not Ratedと評価した。
Guideline2: Ensure user access to all content (4C, 2AC,4NI)
- CP2.1:Render content according to specification⇒C
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HTMLやCSSの仕様に従って表示することが出来る。
- CP2.2:Provide text view⇒C
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テキストやSGMLのソースを見ることが出来る。
- CP2.3:Render conditional content(15C,2NA,1?)⇒C
-
HPRは、特別な設定をしなくてもarea要素、img要素、input要素のalt属性を読み上げる。 acronym属性、abbr要素はCtrl + Shift + F1でそれぞれ、acronym属性のtitle要素、abbr要素を読み上げる。 img要素のlongdesc属性は、画像の隣に「イメージの説明」というテキストリンクが表示され、longdesc属性で指定されたURLへ飛ぶことが出来る。 noscript要素は、インターネットオプションのセキュリティ設定で「アクティブスクリプト」を無効にすると表示される。
object要素で指定された画像は、画像そのものを非表示にすることはできないが、object要素の代替情報を読み上げる。object要素で指定されたビデオは、テキスト表示でconditional contentが表示されている。 TH要素のscope属性は、テーブル読み上げモードに設定し、行、列を移動すると、それぞれ列と行がセルに関連付けられて読み上げられる。しかし、scope属性が指定されていない場合は、TH要素と関連付けて読み上げることは出来ないが、Alt + F1でそのセルに関連するTH要素も読み上げられる。table summaryは、テーブル読み上げモードに切り替えた状態でAlt + F1を押すと読み上げられる。img要素のtitle属性(Ctrl + Shift + F1)、map属性のtitle属性を読み上げられる。
frame要素のlongdesc属性は、各フレームの左端に「フレームの説明」というテキストリンクが表示されlongdesc属性で指定されたURLに飛ぶことが出来る。 IEは、Iframeをサポートしているため、それに関するチェックポイントはNot Applicableと評価した。
- CP2.4:Allow time independent interaction⇒NI
-
HPR3.04では、時間制限を外す機能はない。
- CP2.5:Make captions, transcriptions,audio descriptions available⇒NI
-
オーディオなど表示されているときに同期してキャプションなどが表示されるような機能はない。
- CP2.6:Respect synchronization cues⇒NI
-
チェックポイントの意味が良くわからない。
- CP2.7:Repair missing content(3C,3AC,1PI,2NA,1NR)⇒AC
-
object要素で指定されたオーディオ、画像、ビデオのconditional contentに対しては、全て要素とタイプを読み上げる。image要素のalt属性がない場合は、HPRの「設定」/[その他の設定」で「altなしのイメージを通知する」にチェックを入れると、URIを読み上げるが、正しい相対URLで読み上げない。input要素のalt属性、Map要素のtitle属性も同様に正しい相対URLで読み上げることは出来ない。area要素のalt属性を調べるテスト148は、テストの成功基準がわかりにくいため、Partialimplementedと評価した。Iframe要素及びNoframe要素に関するテストでは、HPRがIflameをサポートしているのでNot Applicableと評価した。
- CP2.8:No repair text(2C,1NR)⇒C
-
img要素のalt属性がNull値であった場合、HPRの「設定」/「その他の設定」メニューの「ALTなしのイメージを通知する」をオフにすると読み上げない。オンにすると,「ALTテキストなしのイメージ」と通知した上で、要素とコンテンツのタイプを通知する。input要素のalt属性がNull値であった場合も同様に要素とコンテンツのタイプを通知する。area要素にalt属性がNull値であった場合を調べるテスト162は、ProcedureとResultに書いてある内容が一致しておらずテストが何を求めているのかわかりにくいため、Not Ratedと評価した。
- CP2.9:Render conditional content automatically⇒C
-
例えば、img要素の変わりにalt属性を表示するように設定することができる。
- CP2.10:Don't render text in unsupported writing system(1NI)⇒NI
-
サポートされていない言語をレンダリングしてしまい、全て読み上げてしまう。
Guideline3: Allow configuation not to render some content that may reduce accessibility (2C,1AC,1PI,2NI)
- CP3.1:Toggle background images(3C)⇒C
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HPRは、IEの機能を使用しているため、IEのインターネットオプションを用いて背景画像のon/offを操作することができる。
- CP3.2:Toggle audio,video,animated images(1AC,3NR,1?)⇒PI
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HPRは、IEの機能を使用しているため、IEのインターネットオプションを用いてアニメーションのon/offを操作することができる。ページの読み込み中止でもアニメーションを止めることはできる。テストファイルに不備があると思われるのでわからないが、恐らくチェックポイント全体の評価としては、PIである。
- CP3.3:Toggle animated or blinking text(1NI,2NA)⇒NI
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HPRは、IEの機能を使用しているためBlink要素はサポートされていない。Marquee要素の動きは止めることはできない。
- CP3.4:Toggle scripts(1C)⇒C
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HPRは、IEの機能を使用しているため、IEのインターネットオプションからスクリプトを止めることができる。
- CP3.5:Toggle automatic content retrieval(1PI,1NI)⇒PI
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redirectしないようにIEを設定できないが、HPRの「その他」の設定で、自動更新速度を2秒から1800秒の間に変更できる。また,ユーザリクエストでREDIRECTすることはできない。
同様にrefreshしないようにIEを設定できないし,HPRでもrefreshを抑止できない。「その他」の設定で自動更新速度を変更してもrefeshを抑制できないし,更新回数が更新1回に付き2回とカウントされてしまう。
- CP3.6:Toggle images(1C,1NI)⇒AC
-
img要素で指定されている画像は、インターネットオプションから非表示にすることができ、代替情報としてalt属性が表示される。但しこのやり方は推奨されていない。object要素で指定されている画像は、画像を非表示にすることは出来なかったが、HPRはobject要素の中にある画像のalt属性を読み上げる。
Guideline4: Ensure user control of rendering (5C, 3AC, 2PI, 4NI)
- CP4.1:Configure text scale(3C)⇒C
-
HPRのメニューバーの「表示」から「フォント」を選択すると、フォントサイズを5段階で調整できる。また、インターネットオプションのユーザー補助で「Webページで指定されたフォントサイズを使用しない」という項目があるが、自分のスタイルシートを使う以外に、ユーザがフォントサイズを指定するような設定はない。
- CP4.2:Configure font family(1PI)⇒PI
-
IEの機能であるけれども、テストファイルの全ての結果を満たしていないので結果はPartial implementedと評価した。
- CP4.3:Configure text colors(1AC)⇒AC
-
インターネットオプションの「全般」/「ユーザ補助」で「Webページで指定された色を使用しない」にし,さらにインターネットオプションの「全般」/「色」で「Windowsの色を使用しない」に設定すると共に「文字列」と「背景」の色を変更することで、文字列と背景色を任意の色に変えることができる。 この一連の操作はやや複雑なのでComleteではなくAlmost Completeと評価した。
- CP4.4:Slow multimedia⇒NI
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機能としてできない。
- CP4.5:Start,stop,pause,and navigate multimedia⇒NI
-
機能としてできない。
- CP4.6:Do not obsucure captions⇒NI
-
機能としてできない。
- CP4.7:Global volume contorol⇒C
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IEだけのボリュームを変えることはできないが、OSの機能として全体のボリュームを変えることはできる。
- CP4.8:Independent volume control⇒NI
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個々にボリュームを変えることはできない。
- CP4.9:Configure synthesized speech rate⇒C
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読み上げる速さを設定できる。
- CP4.10:Configure synthesized speech volume⇒C
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読み上げのボリュームを設定できる。
- CP4.11:Configure synthesized speech characteristics⇒C
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読み上げる声などを設定できる。
- CP4.12:Specific synthesized speech characteristics⇒PI
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特殊効果程度の機能はある。
- CP4.13:Configure synthesized speech features⇒AC
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数字の読み方を変えることはできないが、他の機能はほぼ持っている。
- CP4.14:Choose style sheets(1C,1PI,1NR)⇒AC
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インターネットオプションからウェブ作者が提供するスタイルシートの代わりにユーザーのスタイルシートを使用するように設定することができる。
Guideline5: Ensure user control of user interface behavior (1C, 1PI, 3NI)
- CP5.1:No automatic content focus change(1PI)⇒PI
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「新しいウィンドウを開きます」と通知するが,新しく開いたビューポートに自動的にフォーカスが移動してしまう。
- CP5.2:Keep viewport on top(1PI)⇒PI
-
「新しいウィンドウを開きます」と通知するが,新しく開いたビューポートに自動的にフォーカスが移動してしまう。。
- CP5.3:Manual viewport open only(2PI)⇒PI
-
「新しいウィンドウを開きます」と通知するが,新しく開いたビューポートに自動的にフォーカスが移動してしまう。。
- CP5.4:Section and focus in viewport(2C)⇒C
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Tabキーでリンクにフォーカスを移しEnterキーを押すと、内部リンク先に移動することが出来る。指定した場所に移動したあと、スクロールすることも出来る。また、ページ内検索もCtrl + Fで検索文字を指定し、検索することができる。但し、HPRは検索文字をダイレクトにlocateするのではなく、検索文字が含まれている段落の先頭にフォーカスが移動する。段落を読み上げる際に、検索文字は太文字で表示され、読み上げる声もわかる。検索文字が検索のプロンプトで隠れてしまうこともない。
- CP5.5:Confirm form submission(2PI)⇒PI
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インターネットオプションのセキュリティ設定で「暗号化されていないフォームの送信」を「ダイアログを表示する」にすると,formをsubmitする時「その情報を他の人に読み取られる可能性があります。続行しますか?」というプロンプトが表示され、ユーザが「はい」「いいえ」を選択できる。「はい」を選択すると,以後は問い合わせされない。「暗号化されていないフォームの送信」を無効にすればフォームを送信できない。
Guideline6: Implement interoperable application programming interfaces (10NA)
- CP6.1:Programmatic access to HTML/XML infoset⇒NA
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HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
- CP6.2:DOM access to HTML/XML content⇒NA
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HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
- CP6.3:Programmatic access to non-HTML/XML content⇒NA
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HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
- CP6.4:Programmatic access to information about renderd content⇒NA
-
HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
- CP6.5:Programmatic operation of user agent user interface⇒NA
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HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
- CP6.6:Programmatic notification of changes⇒NA
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HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
- CP6.7:Conventional keyboard APIs⇒NA
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HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
- CP6.8:API chaacter encording⇒NA
-
HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
- CP6.9:DOM access to CSS styke sheets⇒NA
-
HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
- CP6.10:Timely exchanges through APIs⇒NA
-
HPR自体が音声ブラウザなので、ウェブ支援技術としては、他の支援技術と共存する必要はない。
Guideline7: Observe operationg environment conventions (4C)
- CP7.1:Respect Focus and selection conventions⇒C
-
OSの流儀に従って選択したり、コンテンツにフォーカスを当てたりしている。
- CP7.2:Respect input configuation conventions⇒C
-
OSの流儀に従って入力できる。
- CP7.3:Respect operationg environment conventions⇒C
-
インストール時に音声でも案内するなどの工夫はあるが、基本的にOSの流儀に従っている。
- CP7.4:Provide input configuation indications
Guideline8: Implement specifications that benefit accessibility (1AC, 1?)
- CP8.1:Implement accessibility features⇒?
-
漠然としすぎて、Accessibility featuresの指す意味がわからない。
- CP8.2:Conform to specifications⇒AC
-
IE及びHPRの実装は、HTMLやCSSなどの標準仕様に極めて近いが、完全に準拠はしていない。
Guideline9: Provide navigation mechanisms (5C, 1AC, 4NI)
- CP9.1:Provide content focus⇒C
-
どのviewportに表示されたコンテンツの要素にもフォーカスを当てることができる。
- CP9.2:Provide user interface focus⇒C
-
focusを当てることができる。
- CP9.3:Move content focus(3C)⇒C
-
Tabキーを用いて順番にフォーカスを移動し、Shift + Tabで逆の順番でフォーカスを移すことが出来る。
- CP9.4:Restore viewport state history⇒NI
-
backボタンで元に戻るとページの最初から読み上げてしまう。
- CP9.5:No event on focus change(1C)
-
Tabキーでselect option valueを選択し、Enterで決定すると、それに合わせてJavascriptも実行される。
- CP9.6:Show event handlers(1PII)⇒PI
-
HPRの仕様として、Onfocus、Onblurどちらのイベントハンドラがあってもフォーカスは移動しない仕様となっている。
- CP9.7:Move content focus in reverse1(1C)⇒C
-
Shift + tabで実行可能な要素に逆の順番でフォーカスを移動することが出来る。
- CP9.8:Provide text search(1C)⇒C
-
検索対象そのものではなく、検索対象が含まれている段落の先頭から読み上げるが,検索対象の文字列を読み上げるときは声を変えて読む。F3でヒットした場所の次から検索を開始することができる。ページにない文字を指定した場合、または検索対象のページが終わりまできたら「検索文字列が見つかりません」と言う。下端までいったときに、再び上から探すようなラッピング動作はしない。
- CP9.9:Allow structured navigation(3C,1PI,2NI)⇒AC
-
Tabキーを用いてリンク、フォームにフォーカスを移動でき、Shift + Tabキーで逆の順番にナビゲートすることが出来る。
Header要素は、Alt +1で見出し読みモードを開始し、左矢印キーで前の見出し、下矢印キーで現在の見出し、右矢印キーで次の見出しを読み上げることができる。Homeキーは最初の見出し、Endキーは、最後の見出しを読み上げることができる。
また、HPRはリストだけを読み上げることはできない。
Tableのcaptionは、Alt + Jで「テーブルジャンプ読み上げモード」に切り替えると、テーブルの一行目を読み上げる。 このモードは、ソースコードに記述されている順に読み上げるため、Captionが一行目に記述されていれば、Captionを読み上げる。テーブルのHeaderについても同様で、テーブルジャンプ読み上げモードに切り替えると、テーブルの一行目だけを読み上げるが、テーブルのHeaderだけを読み上げることはできない。
- CP9.10:Configure important element⇒NI
-
重要な要素をユーザーが定義したりすることは出来ない。
Guideline10: Orient the user (1C, 3AC,2NI)
- CP10.1:Associate table cells and headers(5C,3NI)⇒AC
-
HPRは、Tableのcaption要素を読み上げることができる。テーブル読み上げモードに切り替えると、scope属性を認識し、列を移動したら列見出しと関連付け、行を移動したら行見出しと関連付けて読み上げる。scope属性が指定されていない場合でも同様の反応を示す。また、テーブル読み上げモードでは、TH要素のabbr属性を読み上げることができる。TD要素のheader属性は、テーブル読み上げモードで列を移動するとテーブルヘッダーと関連付けて読み上げるが、行を移動すると読み上げない。しかし、spaceキーで現在のセル情報お読みテーブルヘッダーも読み上げる。axis属性、colgroup属性は認識することが出来ない。また、thead、tbody、tfootのCSSによるoverflowスタイルもHPRでは表示できない。
- CP10.2:Hilight selection,content focus,enabled elements,visited links(1AC)⇒AC
-
テキストの一部、画像、インラインフレーム、チェックボックス、ラジオボタンにもフォーカスを移すことができる。また画像、チェックボックス、ラジオボタン、テキストエリアにフォーカスが移動した場合、その周りを灰色の点線で囲み、フォーカスがどこにあるのかを明示する。CTRL+TABで、インラインフレームの中に入ることもできる。画像にリンクが貼ってある場合、その画像の周りを灰色の点線で囲んでいる。 結果の1(画面表示)に関しては、選択した部分の背景が白黒反転する。直前に訪問したリンクに関しては、声のトーンを変えて強調し、テキストエリアではイタリックで表示される。グラフィック表示では、リンクを色を変えて表示している。
- CP10.3:Single highlight configuation⇒NI
-
一回のセッティングでハイライトを設定することは出来ない。
- CP10.4:Provide outline view(2PI)⇒PI
-
見出し読みモードにすると、Heading要素だけをナビゲーションすることはできるが、outline view を別のviewportに出すことは出来ない。同様に、tableのcaptionだけを別のviewportに出すことは出来ない。
- CP10.5:Provide link information(1AC)⇒AC
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Tabキーでリンクに飛び、リンク要素のコンテンツを読み上げる。「Ctrl + Shift + F1」でリンク名とリンク先のURLを読み上げる。また、既読リンクは声を変えて読み上げることができる。しかし、リンクが、外部・内部リンクかの違いや、type属性、その他の属性はわからない。
- CP10.6:Hilight current viewport(1AC)⇒AC
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音声表示では「フレーム3の1」と読み上げているので、強調しているが、画面表示に関しては読み上げ中の文字を白黒反転する以外は,特に強調していない。
- CP10.7:Indicate viewport position(1C)⇒C
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Tabキーを用いて、内部リンクに飛ぶことが出来る。また、「alt + F1」で現在位置を「ページの( )%」と読み上げることが可能。
Guideline11: Allow configuration and customization (2C, 1AC, 1PI, 3NI)
- CP11.1:Current user input configuration⇒C
-
ヘルプメニューにキーヘルプなどの情報が表示されている。
- CP11.2:Current author input configuration(2C)⇒C
-
Alt + Kでaccesskey一覧を表示させることができ、そこからaccesskeyを選択し実行することも可能。
- CP11.3:Allow override bindings⇒NI
-
ユーザーがコマンドに対するkey bindingsを変えることはできない。
- CP11.4:Single-key access(1PI)⇒PI
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インターネットオプションからアニメーションを止めることはできるが、一つのキーでアニメーションを止めることはできない。
- CP11.5:Default input configuration(4C)⇒C
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Tabキーを用いてリンクをナビゲートし、Enterキーでリンク先にジャンプできる。メニューバーの「フォント」から文字の大きさを大きくしたり小さくしたりすることができる。Ctrl + F で検索文字を指定し、Enterキーで検索を開始できる。F3で次の検索対象を検索することが出来る。
- CP11.6:User profiles⇒C
-
ユーザーの設定を保存できる。
- CP11.7:Tool bar configuration⇒C
-
ツールバーをカスタマイズすることができる。
Guideline12: Provide accessible user agent documentation and help (4C, 1AC)
- CP12.1:Provide accessible documentation⇒AC
-
WCAG1.0のpriorityに違反している箇所があるので、ACと評価した。
- CP12.2:Provide documentation of accessibility features⇒C
- CP12.3:Provide documentation of default bindings⇒C
- CP12.4:Provide documentation of changes between versions⇒C
- CP12.5:Provide dedicated accessibility section⇒C