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「情報通信ネットワーク2」参考資料

Dec 26 JST 2011
渡辺隆行
http://www.comm.twcu.ac.jp/~nabe/lec/

CCNA2で必要となる実習に関する説明

この資料では,CCNA2で必要な実習のうち,授業時間内で取り上げることができない実技実習の方法を説明します.

実機実習の基本その1

CCNA2はルータの実習が中心です.ルータは6台しかないので,全員が同時に実習できません.そこで授業では,実機の代わりにPacket Tracerというシミュレーション・ソフトを使います.ここでは,授業でできない実技実習の方法を説明します.

コンソールログイン

ルータの設定はコンソール(シリアル)から行います.最近のノートパソコンにはシリアルポート(RS-232C)がないので,USB-Serial変換ケーブル(UC-SGT)を使います.(貸し出します)

USB-Serial変換ケーブルの使用

最初だけ,ドライバーをインストールする必要があります.(ドライバの場所は授業中に指示します)

ドライバがインストールされたら,コントロールパネル/システムでハードウェアタブを開き,デバイスマネージャを選択して,ELECOMのUSB-Serialケーブルが使用しているCOMポートの番号を確認します.

ターミナルソフトの設定

コンソールケーブルは,モデムではなくて,COMポートに接続します.

COMポートの番号は,USB-Serial変換ケーブルが利用している番号とあわせる.

接続速度を9600bpsに変更する.

tftpサーバ

ルータの設定ファイルをパソコンに保存するために,パソコンにtftpサーバをインストールしておきます.(tftpサーバのソフトの場所は授業中に指示します)

設定ファイルのバックアップ方法は,教科書3章88頁「設定ファイルのバックアップ」で紹介されていますが,以下の手順でバックアップできます.

  1. ルータにコンソールログインしてルータのネットワークを設定.PCとルータ間がネットワークで通信できるようにする.
  2. PC上でtftpサーバを起動する.(C:\Program Files\Cisco Systems\Cisco TFTP Server\TFTPServer.exe)
  3. TFTPサーバの「View」メニューの下の「Options」を開いて,「TFTP server root directory」の場所を確認する.
  4. ルータで,「copy running-config tftp」コマンドを入力.

ルータ設定のパターン

ルータ設定でいつも使うコマンドのパターンです.解説欄を補って,これより詳しいものを自分用に作成してください.

表1 簡単なルータ設定
prompt command 解説
> enable ---特権モードに移行
# configure terminal ---グローバル設定モードに移行
(config)# no ip dmain lookup ---間違いコマンドをドメイン名と思って探しに行かないようにしておく
(config)# hostname Ro_nabe ---ホスト名変更
(config)# enable secret class ---特権モードに移行するときのパスワードを暗号化して作成
コンソールログインの設定
(config)# line console 0 ---コンソールログインの設定モードに移行
(config-line)# pasword cisco ---コンソールログインのパスワードを設定
(config-line)# login ---コンソールからのログインを許可する
(config-line)# exit ---このモードから抜ける
telnetによるvtyログインの設定
(config)# line vty 0 4 --- telnetによるvtyログインの設定モードに移行
(config-line)# password cisco2 ---
(config-line)# login ---
(config-line)# exit ---
Serial IF(ポート)の設定
(config)# interface f0 --- Serial IF(ポート)の設定モードに移行
(config-if)# description WAN to Osaka --- IFの説明を追加
(config-if)# ip address 192.5.7.1 255.255.255.0 --- IFのIPアドレスとサブネットマスクを設定
(config-if)# clock rate 56000 ---シリアル回線のクロックレートを設定(DCE側だけに必要な設定)
(config-if)# no shutdown --- IFを有効にする
(config-if)# exit ---
FastEthernet IF(ポート)の設定
(config)# interface fa 0 --- FastEthernet IF(ポート)の設定モードに移行
(config-if)# description Ro_nabe LAN --- IFの説明を追加
(config-if)# ip address 192.5.5.1 255.255.255.0 --- IFのIPアドレスとサブネットマスクを設定
(config-if)# no shutdown --- IFを有効にする
(config-if)# exit ---
ホストテーブル作成
(config)# ip host Ro_Rome 192.5.7.2 192.5.8.1 ---このルータ独自に,IPアドレスとホスト名の対応表を作成
RIPでルーティングする場合
(config)# router rip ---ルーティングプロトコルとしてRIPの設定モードに移行
(config-router)# network 192.5.5.0 ---自ルータのIFが属しているネットワークアドレスを登録
(config-router)# network 192.5.7.0 ---
(config-router)# exit ---
静的ルートでルーティングする場合
(config)# ip route 192.5.5.0 255.255.255.0 192.5.4.2 ---ネクストホップアドレスで設定
(config)# ip route 192.5.7.0 255.255.255.0 fa0 ---自ルータのIF名で設定
(config)# ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 192.5.4.2 ---デフォルトルートの設定
(config)# ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 s0 ---デフォルトルートの設定
IGRPでルーティングする場合(AS番号を共通にする)
(config)# router igrp AS番号 ---ルーティングプロトコルとしてIGRPの設定モードに移行
(config-router)# network 192.5.5.0 ---自ルータのIFが属しているネットワークアドレスを登録
(config-router)# network 192.5.7.0 ---
(config-router)# exit ---
設定の確認
(config)# end ---
# show running config --- running-config確認
# show ip int brief --- IPをしゃべるインターフェースの状態を簡易に確認
# show interfaces ---全インターフェースの状態確認
# show ip route ---ルーティングテーブルを確認
# show ip prorocols ---ルーティングプロトコルを確認

実機実習の基本その2

配線

パソコンの設定

ルータの設定

接続確認のポイント

実機実習終了後の作業